代表取締役社長 三田直敬
設立 | 2009年1月19日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.onebytwo.co.jp/ |
人との繋がりを大切にする中で派生する事業
弊社では設立当時から人材採用代行を行っており、
現在はとあるクライアントの新卒・中途を含めた採用代行を年間約1,200名請け負ってます。
そのお客様を軸に人材採用代行事業を展開しております。
またインターネット関連事業を多岐に渡り展開し、
SEO対策を簡単にできるものや、クラウド上でできるマーケティングシステムをはじめ約50アイテム扱っております。
ご縁があって仕事をさせて頂いているお客様の様々なニーズに応じて、何でも応えられるよう商材はそろえています。
弊社の軸は経営コンサルタントであり、また私の経営方針として人との繋がりを何より大切にしています。
代表取締役ではありますが、
いち営業マンとして起業から親身にお客様と接していく中でお客様がついてきて下さいました。
様々な企業とお付き合いをしていく中で、お客様のご要望でネットショッピング事業を始めました。
女性アルバイトが発信「ラフィネスタイル」
ネットショッピング事業は弊社にて人材採用代行を行っているクライアントから、
インターネット通販サイトの運営を依頼されたのがきっかけでした。
健康と美容アイテムを販売する「ラフィネスタイル」というサイトなのですが、仕入れから弊社で行っております。
売上も順調で、より一層の躍進を図り、
主婦や働く女性を応援できる魅力的なアイテムを発信できるよう業務を遂行しています。
また弊社では主婦で子どもがいるアルバイトスタッフが多いのですが、
その事業に関わっているスタッフは4名で全員女性のアルバイトです。
アルバイトといっても雇用の枠を越えて社員ばりに働いてくれています。
注文やウェブ・会員向けのマガジン制作から、企画・商談までアルバイトの彼女たちが担当しています。
女性目線で様々な商材を探してきて、僕が売れないと思ったものが売れたりするんですよね。
また子どもがいるスタッフには幼稚園に迎えにいったり、
子どもが熱を出したりしても臨機応変に対応できるような職場づくりを心がけています。
スタッフ間の熱い意見交換が組織を成長
以前は、会社のスタッフが自分の意見をお互いに主張するような言い合いがありませんでした。
でも言い合いが最近できるようになったんですね。
アルバイト同士でも、熱く意見を交わし合っています。
そこで私が間に入って、どうしたのと聞ける環境になったんです。
私自身、スタッフの意見に敏感じゃないと会社は進歩しませんから。
本音の話し合いができるようになったのは、それぞれに責任を任せるようになったからだと思います。
社員とアルバイトの仕事をきっちり分けるという考えの方も多いですが、
私は違って、「社員もアルバイトも関係なく、やりたい人はやってみなさい」という考えです。
そういう中で、意見ってぶつかりますよね。
しかしお互いに信頼関係がないと、意見とは言いづらいものです。
嫌われたくない、揉めたりしたくないとは誰でも思います。
でもその垣根を越えて、意見を交し合うことは素晴らしいことだと私は思います。
そんな姿を見て、スタッフの成長も感じますね。
チームワークのために
スタッフ間のチームワークを高めるために、月に1回、飲み会にてプレゼンを行います
私はだいたい二人に企画を同時に出させるのですが、酔ってる方が本音を言えたりするのです。
またお酒が入っているときのふざけ話がいい企画になったこともあります。
飲み会プレゼンは部署も関係なく社員全員で参加しています。
話は変わりますが、私は今年の3月に足の骨を折って5月まで松葉杖生活だったんです。
そこで少し休む期間ができて、考え方が変わった部分があります。
以前は何事も無駄なく結果が全てという考えもあったと思いますが、
焦りすぎてはいけないなと思うようになりました。もちろん怠けるわけではありません。
休んだりする余暇の中でアイディアが浮かぶこともあるんだなと実感したんですね。
自ら営業最前線に立ち続ける
弊社では私ともう一人の取締役が営業を担っているんですが、
やはり私と彼は決裁権がありますので、商談が非常にスムーズにいきます。
私たちが最前線で営業をし、他の社員とアルバイトに仕事を指示します。
そういう戦略ですので、お客様のニーズがダイレクトに作業するスタッフに伝わるのですね。
現場が好きと言うより、タイムリーな情報を知っていたいという気持ちが強いんです。
ビジネスチャンスを察知できるように、網を張っているんです。
またクレームも私と彼で処理します。
偉くなると営業やクレーム処理に行かないという方がいますが、社長だからこうという枠を設けないようにしています。
いつでもあるのは、仕事を楽しむという気持ちです。
それを私自身が社員に示していくようにしております。
サラリーマン時代から色んな方を見てきましたが、仕事をしない、責任を取らない上司って以外といるものです。
仕事を命令することだけが上司の役割ではなく、自身がしている仕事を部下に見せる方が、ずっと人は育つものです。
学生へメッセージ
ベンチャー企業を志すなら、その気持ちを持ち続けることが大切です。
しかし起業を志す9割の人が諦めて、社会に飲み込まれていきます。
そういう大学生を沢山見ていますし「大手に就職が決まったけれど定時に帰って仕事がつまらない。
何のために大学で学んできたんだろう」という方も多くいます。
例えばアメリカでは俳優になりたいという方は、諦めず日々頑張っています。
日本は諦めがちなんですね。
弊社のアルバイトでも主婦の他に声優や舞台で仕事をしたいという者がいます。
声優は芸能人の横すべりが多く非常に狭き門なんですが
「オーディションを受けたいので休んでいいですか」と事前にきちんと申請があったら
「休んでそれを頑張れ!」と思いますし、そういう挑戦していく力を持ってほしい。
いつまでもチャレンジし続けるという力を持って下さい。捨てると後悔します。
仮に一度サラリーマンになってから、
やはり起業したいという思いが生まれたら、もう一回やってみればいいと思います。
叶えたいという気持ちに遅いということはありません。