代表取締役社長 二谷 誠

株式会社アローズ 代表取締役社長 二谷 誠

代表取締役社長 二谷 誠

株式会社アローズ
設立 2004年9月
事業内容
  • 輸入雑貨、インポートコスメ
  • ミュージックCD等の輸入、販売
  • FOOD関連事業(フルーツの仕入れ、販売)
  • IT事業部 モバイルコンテンツ「でこめ屋」
  • 新規プロジェクト「国産フルーツ」
  • 通販サイト「Hot Style」運営
会社HP http://arrowsltd.com/

大学受験を受けずに、ワーキングホリディーでオーストラリアへ

大学へ行くかどうか、一応は父に相談してはみたんです。
半分は大学に入って、おもいきり遊びたい気持ちはあったんです。
ところが父はそんな私の下心を見透かすかのように、どうせ遊びが目的だろうから、
行かなくてよろしいときっぱり言われてしまいましたね(笑)

どこかへ就職するなんていう気持ちは、からっきし持っていませんでしたし、
しばらくは思案する毎日でした。
そんなある日、ワーキングホリディーという制度があると言うことを知りました。

私が選んだのは最も人気の高いオーストラリアでした。
天候のよさと資源バブルでの景気の良さ、観光業(飲食・ホテル)へのバイトの多さと
ともに時給が他国よりも2倍以上あるのが 気に入ったからです。
それと、英語を話せるようになれるかもという、淡い期待もありましたね。

見聞を広めるどころか、サーフィンにはまってしまった1年。

父の期待とは裏腹に、オーストラリアは生来の僕の遊び心に火を点けてしまいました。
雨が降る日が年間10日といわれており夏が長く湿気が無いので 、まさに
サーフィン族には天国みたいな国でした。
英会話どころか、日本人のサーファーとばかりつるんでいましたので、さっぱり
英語は進歩しませんでしたね(笑)

海外にはまってしまった私が次に行ったのは、ヒップホップやレゲーのルーツを
求めての旅でした。
それらの音楽が大好きで、DJにも憧れていたのです。
ジャマイカはキングストン、そしてキューバ、ニューヨークへと旅立ったのでした。

その後も、これに飽き足らずにオーストラリアへ再渡航し、ついでとばかりに
シンガポール、タイ、ラオス、カンボジア、 ベトナム、中国を見て回りました。
さらにニュージーランドへの1年間のワークホリディーと、18歳から24歳まで
各国を巡り歩いた5年間でした。
主に収入は夜のバーでのバイトでしたが、多くの人との出会いをもたらしてくれました。

輸入雑貨の会社のオーナーにお世話になることで、独立開業を果たせました。

帰国してからは彼女の住んでいる東京へ移住し、結婚するための生計を立てようと
就職活動を始めたのですが、これがどの会社を訪ねてもことごとく断わられました。
高卒でこれといった特技もなく、旅行三昧の遊び人では採用する気に
なれなかったのでしょうね(笑)
結局、しばらくはフリーターのようにしていましたが、そんな私を拾って下さった方に
巡り合いました。

その方は輸入雑貨商のオーナーさんでした。
そこで初めて、私の海外放浪の経験が役に立ったのです。
海外で買い付けてきて、それを国内で販売すると言うわけです。

ここでは会社経営のための様々な訓練を受けさせてもらいました。
それこそ一から十まで、まさに手取り足取り指導して下さいました。
その1年間の修行の後に、社内の仲間10数人とでアローズを立ち上げたのです。

この時のオーナーさんのサポートが私を支えてくれたのですが、このことが忘れられず、
恩返しの意味をこめて社内に100人社長プロジェクトを立ち上げたのです。

会社のためにではなく、自分のために働ける会社にしたい。

卒業したは良いけれど、かつての私がそうであったようにフリーターを余儀なく
されているような若者たちのために100人社長プロジェクトを用意しました。
我が社が社員に求めているのは過去の学歴や経歴ではなく、「これから・・こうやりたい」
という意欲なのです。
会社のためにがんばるのではなく、自分自身のために働いてもらいたいのです。

当然ここから独立し起業していってもらえるように、様々のサポートを提供しています。
各種コンサルティングの講義への出席も、応援しています。
そして、なんといっても楽しく勉強になるのが海外研修です。

このような社内訓練を経て、すでに6名が独立開業しています。
早い者で1年、遅い方でも3年で起業しています。

みなさんは我が国の食料自給率が何%か知っていますか?

農林水産省の発表していた数字を見てびっくり、なんと40%にも満たないというのです。
ちなみにこの数字は、先進国のなかでは最低だそうです。
その上、果物を見てみると、輸入の自由化で海外の安い果物に負けて作っても
売れない時代なのです。

私はこういう実態を知って、農家さんを助けることは出来ないか、国産の果物をもっと
売れるように出来ないかと考えるようになりました。
みなさん健康を気遣ってサプリメントをご利用なさる方も多いかと思いますが、
サプリよりも果物は優れた栄養効果がありますし、なんといっても美味しいじゃありませんか。

日本人の果物摂取量は最低ランクだそうですから、健康のためにも普及させようと
決意しています。
社員にもこの思いを伝えるべく産地研修も実施しています。
我が社で働いてみたいという方は、まずは果物をたっぷり食べて、健康な笑顔で面接に
来て下さいね。

護送船団の船員となるか、一人ヨットで世界をめざすか・・

今日のような不景気な時代になると、より安全で倒産の心配のない大企業への就職を
考えるのでしょうけれど、約40年間も命じられるがままのサラリーマン人生に
果たして耐えていけるでしょうか。
私には絶対に勤まりませんね。
なぜなら楽しくないに決まっているからです。

私は仕事は楽しみながらやるものだという持論があります。
やっている仕事が楽しくって仕方が無い・・そんな毎日なら、いくらでもがんばれるからです。
自分のやる気に火がつくような仕事でなければなりません。

大きな船の船員に納まってしまえば、気軽な毎日でしょうけれど、ひとたび
その船が沈没する時は、諸共に海の藻屑になるしか道はありません。
大企業といえども、一寸先は闇なのです。
私が求める社員像は、一人でヨットに乗って外洋に漕ぎ出していくような
勇気とやる気のある若者です。

貴方も我が社が輩出するであろう100人社長プロジェクトに挑戦してみませんか。
持ってくるものは、あなた自身の夢とやる気だけで結構です。
後は私と先輩達が、そんな新人である貴方をサポートしますから。