代表取締役CEO/代表取締役COO 平澤 聡/渡邉 俊二
設立 | 2010年4月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.world-win.co.jp/ |
良きライバルとして競い合った二人で起業
(平澤)
私と渡邉が出会ったのは、15年前のことです。
収益不動産の販売会社で、数字を競い合うライバル的存在でした。
いったんは別々の不動産会社に転職しますが、数年前、たまたま再会。
ちょうど起業を考えていた時期でした。彼に声をかけたらすぐに承諾してくれましたので、
一緒に会社を設立することになりました。
私たちがこの収益専門の不動産会社を設立した理由としては、
お客様との付き合いが長い「ライフパートナー」になる喜びが挙げられます。
自分自身を信用して頂いて、人間としての繋がりが継続していく、
そんなやりがいのある仕事だと思っています。
(渡邉)
私はもともと起業に興味がありました。当時、サラリーマンをやっていて、
「このままでは、終わりたくない」とも考えていました。
だから平澤から起業の話を聞いて
「これは人生の転換期だ、一緒にやってみよう」
と腹を決め、一緒に会社を設立したのです。
平澤とは前の会社では数字を競い合う仲でしたが、
だからこそ信用できるパートナーだという確信がありました。
彼と一緒にやって成果を生み出せたら、こんなに楽しいことはないと思っていましたから。
不動産投資の魅力は、お客様が購入した後も生涯にわたってお付き合いをしていくことにあります。
そういった関係づくりをすることが好きで、私は今でもこの仕事で出会った
クライアント1件1件の重みに深い感動を得ています。
大切にしているのは、お客様とWin・Winの関係を築いていくこと
(平澤)
「ワールドウィン」という社名は、「世界に勝つ」という意味ではありません。
この「ワールド」は、私たちに関わる方々全ての人々を指していて、
その方々とWin・Winの関係を構築していこうという思いを込めて名付けました。
私たちの基本スタンスは、お客様と私たちが円満な関係で良い結果を生むことです。
そのため、取引をする上では常にWin・Winの関係を構築できるよう、
全社員の意識を統一しています。
これは、他社との差別化を図ることだと考えています。
差別化という点では、事業内容に関しても言えることです。
全国には何万社もの不動産会社がありますが、
「収益専門」を取り扱っている会社は、それほど多くはありません。
その理由が収益不動産を扱うには、相当量の専門知識が必要で、参入するためのハードルが高い為です。
これは逆に考えると、参入さえすれば競合が少ないということになります。
ビジネスは世の中に求められていることをやっていかないと成功はありません。
だからこそ専門性を高めて、そこで勝負していくことが大切だと考えています。
様々なサービスを提供し、お客様との長いお付き合いを目指す
(渡邉)
私たちは常に、大手の会社にはできないようなサービスや、
様々な角度からお客様目線で考えたサービスを提供することを心がけております。
その中でも最も力を入れて、お客様にアピールしていることが、
「融資に強い会社」であることです。
不動産投資では、事業資金として銀行から融資を受けるケースが多いため、
当社では銀行とタイアップしてセミナーを開催しています。
私たちは投資物件の説明を行い、銀行はローンの説明を行います。
また、当社の顧問不動産融資アドバイザーである
「藤巻 聡」氏のセミナーも開催し、お客様に好評を得ています。
ただし前述の通り、私たちの仕事は物件を売ったら終わりではありません。
その後の賃貸管理をさせていただくプロパティマネージメントから、
補修や清掃など、ビルのハード部分に関わるビルマネージメントも行い、
お客様との長いお付き合いを想定してお仕事を頂いています。
さらに、ビルというのは建てて古くなると減価償却をしていくものですから、
リノベーションをしてきれいにし、再販を行うといった、
不動産マネジメント事業も当社の大きな柱となっています。
風通し良くフラットな社風が、やる気を生み出す
(平澤)
当社は、いわゆるトップダウンの会社ではありません。
役職らしい肩書きはありますが、それはあまり関係ないですね。
アルバイトのスタッフでも「渡邉さん」「平澤さん」と気軽に呼んでもらっています。
やはりそういった部分から風通しを良くして、仕事をする中で
不必要なストレスが溜まらないようにしていきたいと考えています。
上司が怖い存在になってしまうと物が言いづらくなり、
ベストな意見を抽出することができなくなりますから。
(渡邉)
社内で誰に対しても「○○さん」と名前を呼び合うことで
皆が同じ仕事をしているという考え方が生まれます。
そのような意識を常に持っていれば、仕事に対するモチベーションが段違いに高まりますからね。
この仕事は、自分から積極的にやっていかないと難しいので、
そういった意識が非常に大切なのです。
難しいことや分からないことが多いのも、この仕事の特色です。
それに対して、自分がどう努力・改善していくのかによって成果が大きく変わります。
私は自分を客観的に計れる鏡のような仕事だと感じていますよ。
ナンバーワンになるための戦略とは
(平澤)
これからの展開としては、専門性をさらに高めていき、
この分野でのナンバーワンになりたいですね。
会社を成長させる手段の一つとしては、独立採算制の子会社制度を
作っていきたいと考えています。
「社員全員が社長」という意識を持てるようにして、
リーダーシップと力量がある人には、事業を任せていきたいのです。
同じ方向を見ながら会社に貢献してくれるのであれば、
独立法人化してやっていくのも良いと思っています。
このような形で働くことができれば、社員の自己実現にもつながりますし、
そこをモチベーションとして頑張る社員も出てくるハズです。
(渡邉)
将来的には、やはり分社化をしていかないと大きくはならないと思います。
そのためには、今まで手掛けていなかったこともやっていかなければいけません。
例えば、これまでは中古物件をメインにやってきましたが、
今後は新築物件も扱っていきます。
既に3・4件の新築物件を扱っていて、これから新築専門の事業としても展開します。
現在、国内で新築一棟収益物件を販売しています。
だからこそ、そのスポットを狙ってナンバーワンになることを目指しています。
学生へのメッセージ
(渡邉)
今の若者は、保守的な人が増えているように感じます。
保守的が悪いということではありませんが、やはりメリハリがないといけません。
自分をきちんと主張できる、自分の言葉で語ることができる、
要はコミュニケーション能力が大事であり、今の若者に必要なのです。
営業は、言葉が命とも言えるので、コミュニケーション能力は欠かせないものです。
(平澤)
私は、今の学生に「セルフイメージ」を高めてほしいと思います。
成功している人というのは、セルフイメージが非常に高いんです。
「あの人ができているなら自分にできないはずがない」と思い込んでいる。
一見、これは自身過剰のように聞こえますが、こういった気持ちがある人は必ず成功します。
ビジネスで成功することだけが人生の成功ではないかもしれませんが、
自分自身のイメージを高めるように、毎日を過ごしていく方が一番成長できると思います。
目先のお給料うんぬんよりも、若いうちに成功体験を積み上げ、自信をつけることが最も大切だと思います。