代表取締役 生本 博士

株式会社フォーク 代表取締役 生本 博士

代表取締役 生本 博士

株式会社フォーク
設立 1996年5月
事業内容
  • WEBサイトのコンサルティング、企画、制作開発
    Eビジネス系戦略コンサルティング業務
  • 企業のWebサイト構築業務
会社HP http://www.fork.co.jp/

大学時代〜先輩との出会いそして現在

大学ではテニスサークルに所属していました。(テニスはほとんどしてませんが。)
今考えるとそのサークルに所属したことが今の私の人生を大きく左右していますね。
というのも、弊社の現会長がそのサークルの先輩なんです。

会長が学生時代に立ち上げていたベンチャー企業で私はアルバイトをしていました。
当初のモチベーションは生活費を稼ぐということだけでしたが、
仕事をしていく中でWebの無限の可能性を感じ、その魅力に取り憑かれました。

結果的に、Web業界に飛びこんだ私は早く役に立つ人になりたいと思い、
月に300~400時間くらいがむしゃらになって働きましたね。
なので、一通りのことは自力でできるくらいの技術を習得できました。

その後、私がこの会社を経営することになったんです。
私が社長になる頃にはすでに当社は30名程の規模の会社に成長していましたね。
当時はまさか自分が社長になるなんて思いもしませんでしたよ。

そして現在では100名を超える会社になり、今後新しい展開をしかけていくところです。

『ヒューマンインターフェース』として価値を提供したい

当社は主に、広告代理店のパートナーとして、Webの制作・開発・運用を行ってきました。
特に、Webを活用したプロモーション領域を得意としています。
ただ、ご存知のとおり、Webの活用においてはプロモーション領域に限った話ではなく
広範囲に渡っています。
もともと、我々には「ヒューマンインターフェイス」というキーワードがあります。
これは、人とコンピュータの間のインタフェースとなってよりよい社会を創造する事、
顧客の成長に関して確実に貢献する事という意味です。

それを体現するためには、プロモーション領域だけでいいのか?と以前から疑問を感じていました。
もっとWebの可能性を多くのお客様に届けるにはどうすればいいのか?と問い続け、
自分たちで出来ることを検討しました。

その結果、より上流のeビジネスのコンサルティングやCRM戦略の立案等、
ビジネスプロセス設計やWEBサイト構造設計を始めとし、
実装、および、運用サポートまでをワンストップで提供することを
目的としてWebインテグレーション部の創設にとりかかりました。

そして、今年5月にWebインテグレーション部を立ち上げるに至りました。
新規に営業職を採用し、積極的に展開していく中で、地道に成果を上げてきています。
実質的な売上としてはまだまだこれからですが、3~4年後には主力業務として
当社を牽引していけるようにするつもりです。

モノを知っているだけでは『価値』は生み出せない

私が考えている『求める人物像』の基本は、自分で思考する力を持っている人です。
もし、モノを知っていることに価値があると考えているなら、そこにあまり意味はありません。
例えば、知らない言葉に出逢った時に、すぐにネットで検索して調べて解決では
そこに何ら価値が生まれていません。なぜなら誰にでも出来てしまうからです。

本当に必要なのは、知り得た情報を組み合わせて、アウトプットし、何かを生み出す。
そこに至るまでの考察力・思考力・表現力を磨くことが大事なんです。
つまり、ベース(根底)は自分でモノを考えられるかなんです。

特に、戦略を作っていく業務においてはお客様の様々な課題を整理をし、
アウトプットしたものを理路整然と説明することが求められますから、
ここでは思考力がとても重要になります。
ネットを開けば情報が溢れる昨今、モノを多面的に捉まえる能力やフレームワーク
がある中で仮説して検証する能力は、ますます求められています。
重要なのは、お客様と一緒に組み立てていくプロセスなのです。

仕事が出来る環境に感謝する

私自身は、基本的には器用な人間ではありません。
何か奇を衒ったような派手な事をやりたいという願望もありません。
大事なことは、自分たちが強みを持つ領域で常にNo1の存在であり続けること。
その結果として業務拡大や会社の規模感が付いてくるのではないかと考えています。

そして、弊社のスローガンでもある『ありがとうをつなぐプロフェッショナル』。
私たちの仕事は、お客様はもちろん、上司、部下、家族、友達であってこそ成し遂げられるもの。
それが出来る環境に感謝し、『ありがとう』で繋がっていく輪を何より大切にしたいのです。

『自分の物差し』を持つ人は強い

まず、自分の“物差し”を持って欲しいですね。
それは就職活動、大企業で働くにしてもですが、ベンチャー企業の様な小規模の会社
であれば、尚更求められます。

仕事を選ぶにしても『自分がやりたいことを軸に選べ!』と。
実際に働いてないのに…と思うかもしれませんが、分からないながらも、誰もが希望する
会社に行くのではなく、自分が「どう感じたか?」を基準に動いてみることです。

そして何より大事なことは、“好きなことを仕事にする”のが基本です。
なぜなら<現実>はとても厳しい。それなりに「優秀だね」と言われるためには、
相当の努力をしなくては無理です。難なく出来てしまうのは、一握りの天才だけです。
でも、人は好きなことなら努力をしますよね?だから、好きなことを仕事にしなさいと
皆さんにはアドバイスします。
もちろん、実社会や実務を経験した際には、ギャップは当然出てきます。
でも、20代後半まではまず修行をしなくてはダメだからこそ、修行するに足るだけの
<好き>を仕事にして欲しいのです。
そこで、色々な辛さや苦労に耐えた人であれば、どこへ行こうと成功するだけの
実力がつくのだと感じます。