代表取締役 菊池 俊一
代表取締役 菊池 俊一
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| 設立 | 昭和45年 |
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| 会社HP | http://www.kikuchikensetsu.co.jp/index.html |
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これぞ「男の仕事」の醍醐味
高校中退後、しばらくはやんちゃな生活をしていました。
21歳の時に地元に戻り、親に頭を下げる形で菊池建設に入社したんです。
まずは現場監督見習いからスタートしたのですが、
私にとっては性格的にも非常に向いている仕事だったと思います。
今でもですが、若い頃は今の数倍の負けん気の強さで、
よく職人さんから怒られたり、ぶつかったりもしていました。
でも、この気の強さを出せる環境が私には向いていたんです。
入社から4年目には、専任の現場を持つことになりました。
ここまでの4年間で「10年分の仕事を覚えた」と自負していますし、
昔からのやんちゃな性格から、物事への吸収力や洞察力には
自信があったんです。興味のあることには、ドンドン目を向けていく
タイプだったことも、自身の成長を助けてくれたと思っています。
「建設・建築」といった分野は、物件が完成した時の達成感や感動は、
他の仕事では味わえない、まさに「男の仕事」の醍醐味を味わえる現場です。
だからこそ、若い時分の私に叱咤し色々と教えてくれた職人さんには、
本当に感謝しています。
現場監督から営業でトップを目指す
25歳頃から営業を担当することになり、
それこそイチから営業を覚えなくてはいけませんでした。
母親が経営していた飲食店には不動産や建築系がお客様でいたので、自分なりに
営業はイケるだろうと考えていたのですが、景気的にバブル崩壊直後に始めたこともあり、
半年以上契約が取れない状態が続きました。
しかし、ここで根を上げる訳にはいきません。
まず1件目3,000万円、次は約2億円、その次は約5億円とここから1年間で、
約8億円近い売り上げを出したんです。
その後、営業3年目からは、私が専任で他の営業担当を引っ張っていく形になりました。
結局、去年4月に社長に就任するまで、一貫して営業畑で実績を上げてきました。
この不況も何のその！しかし人材不足が悩みの種
現在の世界的な不況の原因となったと言われる「リーマンショック」ですが、
当社では殆ど影響を受けることはありませんでした。
不動産業では相当の打撃を受けたとされていますが、
建設業は儲け方のタイミングが異なります。
また、当社は業務の引き合いが多く、リーマンショック前に
締結した仕事もありましたし、それ以降も仕事が減ってはいません。
ですから、収益の点では何ら不都合なことは起きていなかったんです。
ただ、幾ら引き合いがあっても現場をしっかりと監督・指揮する人材が
いなくては、お客様に納得していただける仕事を提供できません。
以前は中途社員で人材の補充をしてきましたが、やはり新卒採用から
人材育成していかなくては･･･と5年前から大学卒の採用を本格的に開始しました。
大卒を選んだのは、1級建築士の資格取得までの年数が3年であることが最大の理由です。
実は、大きな建設現場での業務には、1級建築士の資格が絶対に必要になります。
つまり、建築系の大学卒であれば、若いうちから大きな仕事を任せられる、
またそうした教育方法にシフトしていきやすいと考えています。
来年4月には10名入社しますし、再来年は15名採用を予定しています。
日本の景気回復は「建築業」の活性化から！
私は「日本の景気は、建設業が活性化しない限り良くならない」と思っています。
若い職人さんたちは、自らの力で収入を得て早く自立しています。
ですから、当然家庭を持つのも大学卒の皆さんより早いはずです。
しかし、こうした建築現場を担う監督・職人さん達の収入も
単価引き下げによって落ちてきています。
建設業は3K産業とも言われていますが、実に＜男らしく＞稼いで
家族を養うことのできる仕事の代名詞だと、私は自信を持っています。
汗をかきながらですが、扱う金額も完成した＜モノ＞の規模も、
それらに関わる人数も、他の仕事より桁外れに大きい仕事です。
ですから、私が関わっていく限りは「カッコいい仕事」でありたいですし、
この商売で負けたくない！と日々思っています。
職人さん達が、若いうちから家族を持てるようになるまでやり遂げることで、
女性が安心して子供を産み育てることができる。
それが、日本の景気回復には絶対に必要なんです。
建築はもちろんですが、どんな仕事でも何かを成し遂げたい！家族を守りたい！
これからの景気を乗り切っていくのに、草食系男子ではとても難しいですよ。
貪欲なことはなにも悪くない
先ほども言いましたが、これからの人生＜草食系男子＞では
生き残っていけません。
何事も控えめにが主流の世の中ですが、皆さんはもっと自分自身の欲求を
素直に口にするべきです。
例えるなら、どんな仕事であれ「お金持ちになりたい！」という気持ちを
持たなくては、自分が成長しないからです。
その目的の先は「美味しいものを食べたい」や「素敵な服を着たい」
本当に何でも良いんです。
もちろん、目先の利益に目がくらんで、人を騙したり、法律を捻じ曲げるなど
自分勝手な方法で金銭を稼ぐのは言語道断です。性格良く稼ぐことに対して、
何らやましいことはありません。
それが、一般企業のサラリーマンであれ「少しでも多く稼ぎたい」
そんなハングリー精神が無くては駄目です。
こうした想いを持つ人材が、少しでも増えてくれればうれしいですね。