代表取締役 望月 信久
設立 | 2008年10月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.ecoro856.com/index.html |
「やればできる!」と分かった学生時代。
高校の頃、僕は歴史が大好きで、もっと勉強したいと思っていました。
だから浪人をして昼夜問わず受験勉強に励みました。
教科書、資料、問題集を丸暗記しただけでは足らず、自分でオリジナルの
問題集も作り勉強していました。
その成果あって、国学院大学史学科へ進学。
卒論は南北朝時代の研究。
これまでの文献で解明されてなかった研究テーマでしたので、
指導教員より高く評価いただき、研究職を勧められたほどでした。
人の10倍働くことで、任せてもらえる人材になろう。
大学卒業後は通信教育の会社に入社しました。
広告制作全般、教育講座の企画を任されました。
新人でも予算を立てられ、失敗を繰り返し、やり抜くことで鍛えられました。
ただ、商材の中で納得のいかないものがありましたので、1年半後に転職しました。
次の資格取得の企業では、「ファイナンシャルプランナー講座」立ち上げの、
プロモーションの仕事や前者の広報物やDM発送担当などを任され、
組織的な仕事を覚えました。
自分の手掛けたパンフレットを真剣に見ている社会人を見かけた時は、
自分が役に立っている充実感がありました。
上司は社員を見極めていますから、キャパシティ限界の仕事を与えてくれた時は、
期待以上の成果を上げる努力をしました。
実際、プロデューサー兼ディレクターとして、法的な部分や広告戦略の検討、
メーカーやデザイナーとの折衝業務など、人の10倍は働きました。
そして結果を出し、貴重なキャリアアップを図ることができました。
真っ直ぐ出る杭は打たれる。だから斜めに。
仕事に協調や予定調和は欠かせません。
親、友人、上司、同僚、顧客など、
そのためにも自分を支えてくれている方たちへの素直な気持ち、
感謝、謙虚な心を持つことが大切。
素直でないと、自分のプライドが邪魔をして、貴重な情報が入ってきません。
謙虚でないと、周りの人から素直に教えてもらう気持ちが生まれてきません。
それが他部署との関わりを保ち、自分に対する優先順位を確立させる秘訣でもあります。
余計なプライドや過信を持たず、感謝の気持ちを持つことです。
周りが自分の味方になることは大切なことで、
認めてもらえて初めて自分の力が発揮できるのです。
世の中がフラットに見えた時こそスタートラインに立った時。
2年半後、独立したかつての上司の会社へ転職。
私は販売戦略や具体的な戦術までの一切を任され、
30歳までは自分の人権を無視すると決め、
言われたことは全部受け入れて、やりきりました。
そして30歳を過ぎる頃、世の中がフラットに見えてきましたが、
同時に「ここで始めてスタートライン。ここから本当に自分の実力を試される」
と感じました。
私は主に宣伝・企画から、次第に経営サイドに近づいたのですが、
自分の企画を納得いくまで実践するには、サラリーマンでは限界を感じ、
自分で会社を起こさないといけないと感じるようになりました。
そして、35歳に独立を決心。
周りに「独立して自分でやればいい」と声を揃えて答えられたんです。
そう判断頂けたことは、有難かったと思っています。
今は「売り」でなく「買い取り」の時代。
「エコロ・ダイレクト」という社名には「エコロジー」「エコノミー」「心」を
「ダイレクト=ディレクト(導く)」するという思いをかけています。
経済的で、環境を考慮し、その時代の人のニーズを仕事にしようと考えたからです。
今、世界人口の1/3が水不足。そして食料・金・銀・プラチナといった資源が枯渇しています。
ひと昔前は、足りないものを作って、不要になったら捨てるという時代でしたし、
物を販売することを中心に経済が回っていました。
今は、消費から循環の時代に変わり、
余剰物や過去の遺産を上手に必要とするところへまわしていくことが大切。
弊社の買取事業もそこが根底にあります。
仕事は文化。新しい要素を注入して、反響を呼び、今の時代に落とし込むよう、
確信をもってこの世界に飛び込みました。
スタート時、この業界の宣伝・広告は未熟でした。
私は通販でレスポンス(商業広告)のとり方に精通していたので、
経験を活かして未成熟な産業に成熟した手法をプラスすることで
突破口を見出しました。
人にとって、衣食住は基本。今後は飲食の新規事業も考えています。
数本の事業の柱を立て、相乗効果を生むことによって低コストで抑える。
リスクを分散し、事業的なポートフォリオを考えつつ、楽しみながら展開していきたいですね。
誰でも自分の力を磨くことが出来る!
まずは動いてください。
努力を惜しんだり、苦労から逃げたり、自分に負けてはダメ。
考えすぎたり、未成熟な視野で先を判断する人が多いのですが、
いろいろぶつかって力を養うのが先です。
勉強して無駄になるものなんてないんです。
それを活かせるかどうかは自分次第。
また、大企業=安定とも限りません。
だからインターン制度は仕事を知る良い機会だと思います。
次に能力の貯金をしてほしいです。いろんな経験を通じて、
オールマイティに動ける人間になってください。
人間的につぶしが利かないと後々で苦労すると思います。
最後に、完全な目標を初めから持っている人なんていません。
経験から得意・苦手を判断すれば、伸ばしたい世界が見えてくるはずです。
20代のうちはどんなに転んでも巻き返せます。