代表取締役 秋田健太郎

代表取締役 秋田健太郎

設立 2000年
事業内容
  • ソフトウェアパッケージ企画/開発
  • ソフトウェアパッケージ販売/サポート
  • メールシステム、サーチシステムに関するコンサルティング
  • ASP・SaaS事業向けクラウドシステムの提供及び運営
会社HP http://www.cybersolutions.co.jp/

部活とバイトと遊びの学生生活

中学卒業後に「遊ぶ金は自分で何とかしろ!!」と母親から言われ、
高校生の夏休み・冬休み・春休みと、建築現場のアルバイトに励んで、
稼いだお金で1年間の遊興費を賄っていました。
高校では部活にも入っていましたから、まぁハードな生活でした。               

大学は親が「大学位は行け!」と強く進めたのもあり、
進学はしたものの、正直に話すと真面目な学生ではなかったです(笑)
授業に顔を出すのは・・・という状態。ただ、人脈を掴むのが上手かったというか
<学食コミュニケーション>を有効利用して、テストや課題のポイントを掴み、
本番に臨む⇒結果は優秀な成績で卒業!となりました。
当然のことですが、同級生からは「お前、この授業出てたっけ?」と聞かれましたけどね。

こんな状態でしたから、就職活動も特に目標を決めて
開始したわけではないものの、『働くこと』に対する抵抗感は、
今までの過酷なアルバイト経験から全くと言っていい程持つことはありませんでした。
どこに入社しようが、どんな仕事だろうが出来ないことはない!
という自信が身についていたんです。

そんな時、偶然にも校内での企業説明会に
株式会社オービックのブースがあり、コンピューターは
見たことも触ったこともない時代だったけれど、
感覚的に世の中で絶対に必要になってくると直感。
自分でコンピュータを覚えるにはまだ難しい時代だったので、
お給料を貰いながら覚えることが出来る環境は本当に魅力的でした。
もちろん、同業他社も受けましたが最初に内定をいただいたことが
決定打となり入社を決めました。

あと…本音を言えば、説明会にいらしていた人事担当者の方が
凄く美人で「俺はこの会社に入るしかない!」と思ったのもありました(笑)

モットーは「当たって砕けない!」

よく <当たって砕けろ>と言われますが、
私は <当たって砕けない!>をモットーにしています。

挑戦する前からイチイチ気を揉んでいると上手く行かないことが多いのです。
取り組むからにきっちりと結果を残す位の気構えがないとね。
もちろん、会社の代表として考慮すべきリスクは最初から回避します。            

こうした精神は、自社の将来目標と合致していると考えています。
中長期的な目標を設定することも大事ですが、今・この瞬間を大切にし、
この1年間の業務を着実にこなし、社員・顧客の方が満足する結果を生み出さなければ、
5年後・10年後などあり得ないのです。

ですから、社員に求められるのは「現在の需要を着実に把握して、
こなしていく適応力」。その結果として出た利益は社員に還元しています。
仕事が楽しいだけではなく、彼らがより生活を楽しめなくては意味がないんです。

企業は「ブランド」ではなく「仕事」で選ぶ

皆さんにとって就職活動をする際に、まず選ぶのはなんでしょうか?
「ブランド」ですか?それとも仕事内容ですか?
これによって次に自分が取るべきステップは大きく変化します。

最初に入社したオービックでは、1年目からシステム関連業務を、
3年目位から営業職を経験しました。企業文化・教育・優秀な社員の仕事ぶりを
間近で見て盗むことが出来る環境、企業で仕事をする基礎は
全てここで得たと言っても過言ではありません。
ですから、次に転職した外資系企業では営業としてダントツの成績を取りましたし、
フリーランスで仕事を取ることも可能になりました。
フルコミッション(売上げの○%が自分の収入になる)の仕事は若く体力があるから
出来たことかもしれませんが、企業に属していた時よりも忙しかったですね。

結局、どこに属するかではなく、どんな仕事をするか。
与えられた仕事に対してがむしゃらに取り組めば、自ずと道は開けてきます。
その結果が2000年設立した当社です。

学生への情熱メッセージ

「四の五の言わずにまずは働け!!」
昨今の経済事情もあり、少しでも安定している有名企業に入社したい!
学生の皆さんの気持ちは理解できます。
しかし、求人に関して言えば中小企業を含めれば沢山あります。
どんな会社でもいいから「四の五の言わず仕事をしろ!」と言いたい。
特に、現在フリーター・無職を選ぶ人がいますが、その選択肢はないと私は思っています。
仕事を選んではダメ!働かざる者食うべからずではないですが、
どんな会社でも与えられたものに対して貪欲に吸収して働き、
自分を成長させれば、次にステップアップするべき道が見えてきます。

夢や目標は当然あると思います。
でもチャンスを掴める人と掴めない人の差は、今を頑張れるか否かでしかありません。
例えば、社長になりたいなら登記すればなれます。でもそれがゴールではないはずです。
企業も仕事も、才能や学力で続けられるものではないし、
運と言うものは歯を食いしばって頑張った人にしか振ってくるものではありません。
若いからこそ頑張れる皆さんの底力に期待しています。