代表取締役 成田 幹男
設立 | 2008年9月1日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.bokuore.com/ |
大阪から上京して飛び込み営業の世界へ
私の生まれは大阪で、19歳まではそこで暮らしていましたね。
ただ、大阪の外に憧れていた私は、ここから出ようと考えました。
そしていざ決断したのはいいのですが、大阪から出る時に、東京とアメリカで大いに迷いました。
なぜアメリカかというと、英語が好きだったからです。
もともと好奇心が強い性格であることに加えて
「人が好き」「色々な人と話して自分にないことを学びたい」という気持ちが強くありました。
それで迷っていたのですが、、結局は渡米する資金がなかったので、東京を選びました。
東京に出てきて入社したのは、大手通信会社。
そこで飛び込み営業をする日々が始まりました。
企業等に行き、まずは電話交換器を見せてもらいます。
そして、安い電話回線を自動的に選ぶアダプタを設置する、というのが仕事の内容でした。
ここでは、2年ほどこのような営業の仕事をしていました。
求めるものは営業道!
その後は転職を重ねて、数多くの職種の営業をしましたね。
消火器、冠婚葬祭の互助会、教材など、本当に様々でした。
転職をした会社の数は、30数社にものぼります。
その頃のスケジュール帳を見ると、「面接」「入社」ばかり。
面接の際に持っていく職歴シートは凄かったですよ(笑)。
なぜそんなに転職を繰り返したのか。
これは転職の際の面接でも、いつも聞かれたことです。
答えは、商品を売るためのスキルを身につけたかったから。
それも色々な商品について知りたかったのです。
だから、転職先でそれなりの営業成績を獲得すると
「これについてはもう学ぶことはない」と判断して次々とチャレンジを続けていきました。
つまり、あえて数多くの会社を渡り歩いたんです。営業は自分の天職だと思います。
成果を自分のものにしたいという思い
今から5~6年前、32~33歳頃から起業も考えてはいましたが、
何をやりたいかまでは詳細には決まっていませんでした。
当時はやみくもに営業をしていましたし、
性格が極端なので若い頃には何をやっても失敗していた時期もありました。
しかし、野望や夢は持ち続けていましたね。
営業の仕事をしているうちに、
自分で頑張った分はもっと自分に還元したいという気持ちも強まっていました。
そして「そろそろ動く時期かな」と思うようになり起業することを決心しました。
ただ、起業と言っても、「自分が得意なことは何だろう」と考えたら、
それが営業だったという答えに行きついたのです。
それに、その時には特に明確なビジョンもなかったですね。
そこで、まずは一人で会社を立ち上げました。
一人だけだったので、社名を「僕俺株式会社」にしたんです(笑)。
当初は、特に自分から営業も宣伝もしませんでしたし、
ホームページも自分で作ったようなものだったのですが、
様々な企業から、ひっきりなしに問い合わせがくるようになりました。
そこで一人では無理ということで、一人、二人と社員を増やしていきました。
「笑い」でモチベーションUP!
会社の雰囲気を一言であらわすと、「笑いを欠かさない会社」。
うちの会社では、売れても笑いますし、売れなくても笑います。
会社にとっては営業がしぼんでしまうことが最も恐ろしいので、
笑うことでモチベーションを保ち、そして上げています。
常に笑いを忘れない社風は、私が大阪出身でお笑い好きなところからきているかもしれません。
それと、悩んでいる自分の姿を人に見せたくないという、私自身の性格も大きく影響しています。
周囲の人は、そのような様子に気付くと擁護してくれます。
しかしそれは決して自分のためにはなりません。
営業成績が下がった時にすべきこと
売れない、営業成績が上がらないということには、様々な要因があります。
ただ、自分のテンションに起因していることも少なくありません。
例えば、売れてくると「説明しなくても分かるだろう」的な営業になってしまいがちです。
実はこれが最も危ない時期なんですね。
解決する方法は、自分の変化に気付くこと。
常に集中をするようにして、自分の変化に敏感にならないことには、
自分が以前とは違う営業をしていることに気付くことはできないのです。
指導する立場からすると、なかなか売れないと思っている人間でも
何らかのツボをつくと、営業成績がすごく伸びたりするんですよ。
研修や教育のステップも必要ですが、「ツボ」が大切だと思います。
営業代行業の一元化や最適化を目指す
既に手がけ始めましたが、将来的には営業代行に特化した
資料請求サイトを稼働していきたいと思っています。
それと、もう一つ考えているのが、営業代行の窓口の一元化。
現在も他の代行会社と提携していますが、もっと最適化したいですね。
自分の会社にノウハウやスキルがない依頼に関しては、
提携会社やパートナー会社に振ることができるということです。
また、営業のプロセスにおいても最適化ができるはずです。
テレアポが得意な会社が約束をとりつけて、対面・訪問を得意とする会社が営業をかける。
そのように細分化することで、成約につなげていくのです。