代表取締役社長 高田 樹

株式会社ゼモア 代表取締役社長 高田 樹

代表取締役社長 高田 樹

株式会社ゼモア
設立 平成23年3月17日
事業内容
  • インターネットメディア事業
  • インターネット広告代理事業
  • ITコンサルティング事業
  • ITシステム開発、構築、運用
会社HP http://xemore.co.jp/

目先のことに捉われていた10代

学生時代は、スポーツ選手を目指していて、サッカー選手。
でも、やっぱりなかなかうまくいかなくて・・・。
その頃から、いわゆる「悪友」と過ごす時間が増え始めました。
親にも何度も追い出されちゃって・・・そんな中でもなんとか
高校受験に合格したのですが、結局、二年で辞めてしまいました。
その後は、アルバイトを転々としながら、悪友と遊んで過ごす毎日。
その頃の自分は、「何かやりたい!」という気持ちはあっても、
目先の楽しさに惹かれて、「働くことは遊ぶためにすること」という感じ。
生活の中で、仕事は2割くらいの存在でした。

自分のやっていることが、家族にも迷惑をかけ、家庭環境も崩れつつあり、
ある時、「俺、これからどうなるんだろう?」って、考えましたね。
そう考えてからは、ひたすら誰にも会いたくなかった。

その後、3~4か月、漁師をしていた父親の船に乗り、仕事を手伝い始めたのですが、
やはり自然を相手にする仕事なので、天候に左右される。
また、片田舎であったこともあり、かつての悪友にも出会ってしまう。
仕事がないとき、家にいたら、また自分は遊んでしまうのではないだろうか?
そう考え、船を降り、陸で働くことにしたんです。

高校を卒業後、究極の選択

それから就いた仕事は、自動車のリース関連の仕事でした。
月給は10万円ほど。
10万円では、実家にいても、なかなか暮らせるものではなく、
「これから先、どうなっていくのだろう。自分には、まだやりたいことが
いっぱいある・・・学校へ通いなおしてみようか?」
と考え、働きながら、定時制の高校を卒業しました。
卒業するころに就職活動として、勤務先の親会社の就職試験を受けたのですが、
不合格だったんです。
一緒に卒業する友達は、それぞれに自分の道を決めていたのに、
「俺、どうしよう?」と思って・・・。

東京へ行ってみよう。東京で営業してみようかな、と思ったんです。
すでに上京していた兄と、たくさん話をして、自分は、大手の会社で安定した
人生をおくりたいのか。
それとも、中小企業で、自分を変えていきたいのか。究極の選択でしたね。
でも、自分が求めているのは、安定ではない。
もっと、自分を高ぶらせていきたい。それが、自分の選択でした。

上京、そして新たな出会い

そのころ、ある求人広告のタイトルが目に留まって。
『売り上げ一億円を目指してください。』と、書いてあったんですよ。
一億円!?・・・俺に、出来るだろうか?と思いながらも、そのタイトルに
惹かれて面接を受けたら、急遽その日のうちに社長面接にまで進み、
内定をもらったんです。
こんなに嬉しいことはないなあ、と思いましたね。
だから、東京に出る決意をしました。地元の人とは一切連絡を取りませんでした。
「自分を変えなきゃ。これが、最後のチャンスだ。」そう思ったんです。
そして上京して半年が経ち、気が付いたら、
その会社のトップセールスマンにまでなっていました。

その頃、兄が取引先の社長を紹介してくれたんです。
彼は、自分と同じ静岡出身で、26歳と年齢も近かった。
しかし、彼は六本木ヒルズに住んでいたんです。自分と同じ出身で、
年齢も近い彼の成功に、とても衝撃を受けたんですよね。
そして、お酒を飲みながらこれからやっていきたいことを語り合い、
一年後には、彼の会社に入社しました。
そこで、さまざまな経験をさせてもらい、現在に通じる広告代理店や
メディア運営に初めて携わるようになったんです。
そして、ある程度仕事が落ち着いた頃、社長にも納得してもらい、
独立を果たしました。

会社の軸は、人間

会社として、お客さんとの信頼が第一だと考えているんですよね。
なぜなら、
「広告は当たり外れが絶対ある、しかしやってみなければ結果はわからない」
からです。

そして、それを試すきっかけになるのは、企業とお客さんとの間にある
信用や信頼、親しみやすさだと思うんですよね。
目に見えないものだからこそ、『対お客様・対自分と向き合えるところ』が
一番強く、そして、重点を置かなければならないところだと思っています。
そこがおろそかになってしまうと、良い広告も入ってこないし、
良いメディアも買ってくれない。
そこをいかに循環して会社を回していくかということが、今の自社に対しての
強みであり、そこだけは絶対に変えていくということは考えています。
何をやっても、そこがなければ仕事は始まらない。
軸としては、人が全て。まちがいない。
社外に対しても、今のお客さんを自分たちのキャパシティーで、
ちゃんとした広告の提供から、ちゃんとした信頼関係を築きたいと思っています。

今後のビジョン~「注目される会社」へ~

今期は専務取締役である兄と話し合っていろいろ決めてきましたが、
人材に関しては、周りには「こんな時期に人を増やすことはリスクだ、
なぜそんなに人を増やすの?」と言われるんです。
でも、自分はリスクだとは全く思わない。
なぜなら、その人は、その人なりに売り上げをあげようと努力をしているから。
誰だって自分の給料分くらいは稼げるんです。
だから、今までリスクだと思ったことは一度もないですし、
むしろ会社は大きくなっています。

きっと、みんなでやったほうがいいものができるし、逆に悪いものは
できていかないのかなと思います。
二人でやるよりも3,4,5人でやったほうが絶対いいものができてきますしね。
そういう意味で、今年一年間では、採用にかなり力をいれていきたい。
それまでに兄と二人で会社の基盤は固めておきたいですね。

ただ、やっぱり会社なので、今日、明日に何が起こるかわからない。
特に中小企業だと、人が一人入っただけで、大きく変わってくる。
なので、人が入った時に柔軟に対応できる会社でありたいと思い、
自社では、「縛り」のようなものは一切考えていないんです。

5年10年先に、広告業で言えば、業界の先頭にたっていきたい。
それだけではなく、僕たちが動かしていきたい。
もっともっと情報を出していきたい。

そのためにも、今は土台を作らなければならない。
だからこそ、学生も含めて人材に力を注いでいかなくてはならないと思っています。
もちろん、企業アピールもしていかなければならないし、そのために、
人材のアピールもしていかなければならない。
なので、この一年間で、まずは「注目される会社」にしていきたいですね。

採用~「将来」に向かって走っていける仲間~

夢は、たこ焼き屋さんになりたいとか、何でもいいんですよ。
ただ、『「目先のこと」ではなく、「将来」に向かって走っていってほしい』
というのが、会社の掲げる最大のPRでもあるんですよね。
そこが、自分もそうであったけど、目先の楽しさ、目先の利益ではなくて、
将来的なことをやっていかなければならないということを、忘れてはいけない。
現在、時間をかけて読んだ本の内容をすぐに実践できるかといえばそうではないように、
現在は出来なくても、将来的に実は出来ているということもあるんです。
そして、その時には、振り返ることも出来る。
だから、目先ではなく将来を産むものをどんどんやっていかなければならないということに
焦点をあてていきたいし、そういう会社にしていかなければならないと考えています。

社員には、自分を追い込んでほしいし、追い込まれてほしい。
個人が伸びれば会社も伸びる、会社が伸びれば個人も伸びるというように、
将来的に自分も変わっていくし、会社も変わっていく。
そうすれば日本全体が変わっていくだろうし、もっともっと、世の中の
いろんなことが変わっていくんじゃないかと思っているんです。
だから、夢や情熱を持って、「将来」に向かって走っていける人。
そんな人を求めていますね。
また、新卒の学生に関しては、まだ社会を見ていないからこそ、
いろいろ教えてあげたいし、様々な経験をしてほしい。
視野を広げてあげたいと思っています。

学生へ~上がる以外に何すんの?~

自分は、一番下をみてるから上がるしかないと思っていました。
高校を辞め、周りとの差は歴然としている中で、思い悩んだ時期に
たくさんの本を読み、自分は追うしかなかった。
「上がる以外に何すんの?まだ自分はいける。」と思い、追いかけて、
追い越そうと走りました。
それには、六本木ヒルズに住む社長との出会いも影響しています。

大体の学生は、卒業したら、
「とりあえずはここで頑張ればいいかな、それでまた考えればいいや」
という考えの学生もいるようですが、
「近い将来どうしていきたいか」ということをちゃんと考えていけば、
おのずと行動に出てくるはずです。
採用に関しての件と重複するところはありますが、現在の目先の判断に
とらわれないで、「将来どういう風にしていきたいのか」ということを考えて
就職活動に目を向けると、また違ったようにみえてくるのではないかと思います。
夢や情熱を持った人間は、柔軟な対応が出来るんですよ。
会社としても、そんな夢や情熱を持っている人を応援していきたいと思っています。