代表取締役 松山 仁

株式会社g&h 代表取締役 松山 仁

代表取締役 松山 仁

株式会社g&h
設立 2009年 6月
事業内容
  • アーティストマッチングサイト「get stage」の運営
    「get stage」⇒http://getstage.com/
会社HP http://www.gandh.jp/

クラブ・祭り・レコード屋の日々・・・

高校・大学時代は音楽繋がりの友達と遊び漬けの毎日。
とにかく人が集まる所に行くのが好きでした。クラブとかお祭りとか。
後はDJをしていたので渋谷のレコード屋で、毎日友人とレコードを掘ってました。

レコードのジャケットやアーティストのPVなどに影響を受け、
それが少しづつ変化し、キャッチコピーやTVCMに興味を持つようになり、
将来は、コピーライターやCMプランナーのようなクリエイティブな仕事がしたいと
思うようになりました。

誰よりも早い就職活動

現在、新規事業の立ち上げに力を入れています。
やりたいことが見えてきたので大学2年で遊ぶのをやめました。
代わりに、3年生に混ざり就活セミナーに通いだしたんです。
その結果、広告代理店でインターンをすることになったのですが
実際働いてみると仕事は想像と全く違うものでした。
勤務先は駅のホームなどに看板の枠を持っている会社だったため
自分がやりたかったクリエイティブな要素はなかったんです。
これは不動産業じゃないか?なんて思っていましたね。

そんなある日、松山君だったらどんな看板広告にする?
と社長に質問されたんです。
僕は適当にファッション関連ですかね~?と答えました。
すると、そんな当たり前の発想でどうする!と叱りとばされたんです。
結局、もう少しまともな事を考えて来いと言われ
むやみ街中を歩き回るはめになりました。
歩きながら考えました。
気付いたのは、その駅周辺にはもの凄い数の美容室があるという事。
という事は美容室の店長もこの駅を使うわけだから、
美容室で使うカラーリング剤やパーマ液を扱ってる企業の広告を
出してはどうかと提案したんです。

すると社長は、「そういう視点こそが必要なんだ」と言っくれました。
その時は、凄く嬉しかったですね!
これをきっかけに、遊び半分で企画書や提案書を書くようになり
提案はおもしろい、と思うようになっていきました。

この頃から様々なビジネス書を読み漁るようになりました。
経営の名著からベンチャー企業の社長本まで幅広く読みました。
影響されやすい僕は、「ヤバい。会社つくろう!」といすぐ思いました。
この時に”近い将来は起業”という選択肢が生まれました。

就職したのはベンチャー企業の代表格、インテリジェンス。
選考は5次までだったんですが…僕、合計8回くらい面接したんですよ。
「コイツ大丈夫なのか?」と思われていたんでしょうね。」
最終面接はけちょんけちょんにされましたけど(笑)
その最終面接の役員が、僕の部署のBOSSと知った時は泣きそうになりました。

転機そして決断

事業は順調でした。業績もついてきました。
でも、このままでいいのか、と考えるようになったんです。
何かモノ足りなさを感じていました。

今の事業のきっかけになったのが、アーティストのブッキング業務でした。
ブッキング=人脈 なので限界があります。だから紹介出来るアーティストも
限られています。でも、世の中には私の知らない、
才能溢れるアーティストがたくさんいます。

そして、常日頃から
「才能溢れるアーティストが一つにまとまってるサイトってないのかな?」
と思うようになりました。

そんなときにたまたま読んだ本で、海外ではバンドとプロモーターを繋ぐ
Webサイトが盛んだということを知ったんです。
これだ!!と思いましたね。
すぐにその本のコピーを取って取締役の小川に見せました。

彼は元ダンサーで、以前からダンサーの支援事業を切望していました。
彼らの抱える問題について私よりもとても詳しい。
一方私は、元々DJで、アンダーグラウンドのかっこいい音楽を
友人・知人に教えることが大好きでした。
ならば、才能溢れるミュージシャン、ダンサー、パフォーマーを
世の中に広める事業をやろう、と決断をしたんです。

やるからには中途半端にしない、と決めていました。
本来なら元の事業を継続しながら新しい事業に着手するのがセオリーです。
どうしてやめるんだ、と周りの経営者や取引先からも言われました。
でもサイドビジネスにすると、それを言い訳にしてしまう気がしたんです。
事業がうまく行くか、キャッシュはどうするのか、不安は山積みでした。
でも腹を括り、昨年12月末でイベント事業は撤退しました。

アジア初のビジネスモデル!「get stage」

1月1日から新しい事業が始動しました。

簡単に説明しますと、才能溢れるアーティスト
(ミュージシャン、ダンサー、パフォーマー)と法人・個人・
団体を繋げるマッチングサイトの運営です。

才能溢れる無名なアーティストは、どうしたら自分達の才能を世の中に
売り込んだら良いか分かりません。機会はめちゃめちゃあるのに、
ただその機会を知らないだけなのです。

一方、彼らの才能を必要とする法人・個人・団体は多数存在します。
しかし、才能溢れる無名なアーティストを探す方法を知りません。

WEBサイトを通じて、その双方をマッチングさせる事がこの事業の目的です。

アーティストはサイト内にマイページを持つ事が出来、
経歴、写真、楽曲、動画などを自由にアップする事が出来ます。
アーティストを必要とする法人・個人・団体は、
仕事やコンテストの情報をアップする事が出来ます。

アーティストは、自分にあった仕事やコンテストなどにワンリックで応募出来ます。
自分の情報が、法人・個人・団体に直接送れるシステムです。
リクナビやDODAといった転職サイトの仕組み似てます。

ビジネスモデルとしては、
月々の登録料で収益を挙げるビジネスモデルです。

WebサイトはGW明けにオープン予定です。
来年にはエンタメ産業が伸びているアジア圏への進出を目指します。

サイト名は、「get stage」です。

リクルートスーツを、脱ごう。

まず、「リクルートスーツを脱ごうよ」と言いたいです。
就活というイベントに着せられてる感じがします。
私も就活経験者なので、否定はしませんが・・・。

就活前になると、みんなそろって黒髪にして、
ピアスとって、ピカピカの靴にビジネスバック。
なんかクローン人間みたいじゃないですか?
女子学生のポニーテールは好きですけど(笑)

その点、私服はリラックス出来るし、
その人の趣味とかスタイルが分かるし、
一緒に働いてるイメージが湧きます。

ミュージシャン、ダンサー、パフォーマーの皆さんは、
自分のスタイルを追求しているからかっこいい!

だから、一緒に働く仲間は、
自分のスタイルを持ってる方がいいですね。

僕自身が変わり者なので、人とは変わったスタイルを
持っている学生と一緒に働きたいです。