代表取締役 牧野 隆志

株式会社アットウェア 代表取締役 牧野 隆志

代表取締役 牧野 隆志

株式会社アットウェア
設立 2004年12月24日
事業内容
  • クラウドソリューション(AWS)
  • ログ収集・解析ソリューション
  • 恊働型 SI 事業(アジャイル開発)
  • サービスプロダクト開発
会社HP http://www.atware.co.jp/

初めてコンピューターを見た頃から、将来を決めていた

私は大学には行っていないんです。
中学時代からコンピューターが好きで将来はソフトウェアのエンジニアになる!と決めていました。
今時の子供ならともかく、私たちの年代でそういう夢を持っていた子はあまりいなかったですね。
パソコンと言うものが初めて世の中に出て来て、初めて見てから「これは凄いな」と。
高校もコンピューターの学校にいったので、大学に行くこともなくそのまま就職しました。
高校に入る前は、入学したらとにかくコンピューター漬けなんだろうな、と思っていたのですが
いざ入ってみれば想像していたほどでもなくて、遊んでいることの方が多かったように思います。

元々、独立志向だった

高校を卒業してからは、日立系の会社でソフトウェアのプログラマとして就職しました。
15〜6年勤めたのち、年齢的にも最後のチャンスと思い、退職しました。
元々、自分たちで会社をやりたいという思いが強かったこともあります。
起業と言いますか、独立したいという考えは高校生の頃からありましたね。
社長になる、という意味ではなくて仲間達とやろう・・・と。それくらい甘かったということですよね(笑)
実家がサラリーマン家庭ではなかったので、
自分がサラリーマンになることに違和感があったのかも知れないです。
ただ、ソフトウェアをやるのであればサラリーマンになるしか道はなかったのです。
起業時に働いていたのが横浜だったので、自然と横浜に事務所を構える運びになったのです。
元々横浜出身ではないのですが、最初に就職したのが横浜だったのである意味ではスタートの地ですね。

新しいものは積極的に取り入れて

例えば、オープンソースというものを使っていくことが、
起業した当時としてはあまり一般的ではありませんでした。
しかしそういうものを上手く使いこなしていくことで
他社とは違う価値を出していこう、と思っていました。
今も変わらないのは、新しいものへのチャレンジですね。
何事も積極的にやっていこうと思っています。
新しいものというのは、当然ながらいつまでも新しいものではない。
こういう業界ならば尚更です。
次から次へと・・・と言う感じもないことはないのですが、積極的に使っていくようにはしています。
とは言え、それは我々技術者としての独りよがりにもなってしまいがちです。
当然最優先されるのはお客様の利益なので、
あくまでもお客様の利益を第一に考えた上で新しい技術を取り入れるよう心がけています。

開発を楽しむ組織でありたい

私はソフトウェアを作ることが大好きなんです。凄く面白いし、楽しい。
ただ、残念ながら今のIT業界ってそういう人たちばかりではないんですよね。
仕事で仕方なくやっている、とかただ言われたことだけやっていれば良い、と言う人も多い。
私は本当にソフトウェアを面白いと思ってやっているので、
出来れば社員達の間ではみんなでそういう気持ちを共有したいと思います。
ソフトウェアを作るということを楽しんで欲しいし、
私自身そういう場を社員に提供出来ればと思ってます。

求めている人材

ひとつは、まずソフトウェアが好きな人、コンピューターが好きな人。
仕事って、勿論お金を稼ぐためのものではあるのですが、
人生のかなりの部分を占めるものじゃないですか。
どうせならその仕事も楽しんでやりたい。
心底、この仕事を面白いと思っている人を迎え入れたいですね。
もうひとつは、コミュニュケーションが取れる人。
この業界は一人でコツコツと作業をしているようなイメージがあるかもしれませんが、
実際にはチームとして、またお客様とコミュニュケーションを取らなければならない機会は物凄く多い。
お客様や仕事仲間の意を汲まなければならない場面は多くあります。
どちらかは少なくとも持っていて欲しいですね。

学生に向けて

何をやりたい、というか単に「就職する」ということ自体が目的になっている学生が多いように感じます。
現在のこの状況じゃある程度は仕方無いのかもしれませんが・・・。
そんな中でも、自分のやりたいことをはっきりと持っている人になって欲しいな、と思いますね。
どこに就職したいか、というよりは何をしたいか。そのためにどんな勉強をしてきたか・・・。
そういったものは結果に繋がれば良いな、と思います。
少なくとも技術者を目指す人には、そうなって欲しいですね。