代表取締役 清久 健也
設立 | 2000年10月22日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.j-payment.co.jp/ |
大手広告代理店への就職から起業まで
私は、もともと高校から大学まで理系で、大学ではコンピューター関連の学部でした。
しかし、就職活動当時は視野を広げたいと思い、大手広告代理店に就職しました。
1993年入社した当時は、まだまだインターネットが普及しておらず、
CD-ROMなど、マルチメディアが流行し始めていた時期でした。
その頃から、直感的にTVや雑誌は将来的に、様々なメディアに代わっていくと
感じていたのを覚えています。より多くのメディアが生まれていく時代に変化するだろうと。
起業に関しては、幼少期から「自分で会社を作りたい」という強い思いがあったため、
「いつかは…」と心に秘めていたのですが、仕事自体が徐々に面白くなっていき、
最終的に7年間、年齢でいうと30歳まで勤めました。
最後の何年間かは、セールスプロモーションの部署であり、国内大手自動車メーカーの
コマーシャルやモーターショーを担当し、海外キャンペーンを担当したりもしていました。
順風満帆なサラリーマン生活ではありましたが、
ただ、「30歳という1つの区切り」で起業しようという思いは変わることはありませんでした。
何の計画性もないまま会社を退職することにしましたが、
私のモットーは「為せば為る」であり、自分なら出来るという根拠のない自信がありました。
起業のキッカケ
起業すると決め、会社を退職したものの、何をビジネスにするか、時間が経っても決まらずにいました。
そこで、大学の先輩や仕事以外で知り合った会社の経営者の方に、
「起業するためにまず何をしたら良いのか?」ということを、ひたすら聞いて周りました。
その中で、米国で上場している会社の子会社をやってくれないかという誘いを頂き、挑戦することにしました。
私の得意なコンピューター関連のビジネスでしたので、成功する自信はあったのですが、
なかなかそうはうまくいかないものです。
「何があったの??」と言われると長くなってしまうので、ここでは書きませんが(笑)
とにかく順風満帆とは行きませんでしたね。
それまでは大企業に所属する“一社員”に過ぎませんでしたから、そこから経営者になるというのは、
まさに右も左もわからない状態でした。正直逃げ出したいと思う時もありました。
それでも頑張れたのは、「辞められる立場ではない」ということもありますが、
何よりも社員皆が真剣に会社と向き合ってくれていたことが励みになっていたと思います。
また、30歳の自分が50歳60歳の経営者の方と同じ土俵に立つことで、
自分自身の成長にも大きく繋がっていきました。
グローバルに活躍する会社を目指す
今後は今以上にこのJ-Paymentを大きくして、「グローバルに活躍する会社」にしようと考えております。
そのためにも、現在は中国、インドネシア、ベトナムに子会社の設立を行っており、
アジアを中心として、積極的に海外事業展開を行っております。
将来的には、台湾、タイといった国にも進出を考えております。
特に、昨年から本格始動した中国のネット決済サービス企業「アリペイ」やSEO企業「SEOチームブリッジ」との
業務提携を強みとして、中国EC市場への進出を狙う日本企業への支援事業では、
既に多くのお客様からご好評頂いております。
このJ-Paymentのグローバル展開においては、多くの若手社員が活躍しています。
新卒入社6カ月にもかかわらす、インドネシア事業の立ち上げのため現地駐在している社員がおり、
全てが未経験のことなので非常に苦労をしていますが、着実に成果を出してきています。
「なぜ、重要かつ困難な海外事業立ち上げを、経験の浅い若手に任せるのか?」
私は、人がビジネスで成功するかどうかは、年齢も経験も重要ではないと考えています。
その人に意志があるかどうか、やりたいという情熱があるかどうかが最も重要であると考えています。
従って、将来性のある海外マーケットで挑戦をする、意志と情熱を持った方には存分にチャンスを与えています。
3本目の柱となる事業を創造する
今以上にこのJ-Paymentを拡大していくため、現在のインターネット決済事業と
マーケティング事業の大きな2つの柱に加え、「3本目の柱となる事業」を創りたいと考えております。
「では、一体どんな事業を創るのか?」
それは、是非社員から生み出してもらいたいと考えています。
私自身は積極的に何かを創り出すというよりも、経営者の方や周りの方々から情報を得るということが得意なため、
その集めた情報を元に社員発信で新しい柱を創ってもらえたら嬉しいと思っています。
J-Paymentは、「社員個々の夢を実現するために存在している」と考えております。
従って、「社員自らが情報発信し、存分に夢に向かって挑戦できる文化」があります。
新卒1年目であろうが、ビジネスに年齢は全く関係ありません。
J-Paymentでは、新卒入社6カ月でインドネシア事業の立ち上げのため現地ジャカルタに駐在している社員、
また、決済に関する新サービスをシステム要件定義〜サービスリリースまで1人で担当した新卒社員もいます。
このように現在でも非常に優秀な若手社員が数多くいるため、
3本目の柱となる事業創造に関しても、必ず実現してくれると信じています。
新卒社員が会社に良い影響を与える
“J-Paymentという会社の文化を創る”
新卒の皆さんには、ここを期待しております。
実際に、新卒入社をしてくれたメンバーは非常に優秀で、組織に良い影響をもたらしてくれています。
例えば、新卒社員は固定観念がなく、思考が柔軟であるためか、新サービス、業務改善など
様々なアイディアを出してくれています。
そして、私自身あと10年は現役を続けていきますが、やはり引退のことも考えると、
「次期社長候補」も育てていかなければいけません。
J-Paymentは、私の代で終わってはいけない会社ですから。
そのためにも、会社の中にいい芽を創っていきたいと思っています。
10年経った今、確かにビジネス基盤は出来つつありますが、J-Paymentのベンチャースピリットは健在です。
大きなチャンスとチャレンジに満ち溢れた当社に興味をお持ちの方は、是非飛び込んで来て下さい。