代表取締役 加藤 雅彦

株式会社アンドワークス 代表取締役 加藤 雅彦

代表取締役 加藤 雅彦

株式会社アンドワークス
設立 2002年6月14日
事業内容
  • 飲食店におけるオペレーションに関するコンサルティング事業
  • 飲食店導入ASPサービス販売営業代理店事業
会社HP http://www.andworks.co.jp/ka-top.htm

本当の想い

大学卒業後に証券会社に入社しました。
完全にカッコイイと言うイメージ先行で金融業を選びました。
しかし、働いてすぐに、本当にやりたいことを考えはじめている自分がいました。
そう考えると「もっとお客様を喜ばせる実感を味わいたい」
と強く想っている自分に気付きました。
証券会社を退職し、信頼している先輩にそのことを相談したところ、
「飲食業が良いんじゃないか」とのアドバイスを頂きました。
信頼している先輩のアドバイスなので直ぐに大手飲食企業に応募し、入社しました。
まさしくお客様の喜びがダイレクトに伝わってくる仕事にやりがいを感じ、
1年後には店長になってました。

30才で企業

入社した大手飲食企業は急成長し、株式上場をはたしました。
私の仕事の責任やポジションも大きくなり、
充実した毎日を送っていましたが、
ある時思い出したのが小さい頃に漠然と描いていた
「30才で社長になろう」という想い。
その当時の企業や先輩の勢いに触発されたこともあり、
30才になったのをキッカケに起業しました。
起業した時のスタートアップメンバーは5名。
全員、夢を持って最高な未来を描いていましたね。

悩み、崖っぷちのなかで見出したこと

5名でスタートした会社ですが、会社名は「アンドワークス」にしました。
5名それぞれが、将来はWEBをしたい、飲食をしたい、人材、教育、
などなどやりたいことが様々でした。
であれば、将来は色々な事業のグループ会社にしようという想いで
「●●ワークス」とどんどん付けられるように、その原点という意味合いで
「アンドワークス」にしました。
結論から言いますと起業してから1年間は、まったく会社がうまくいきませんでした。
メンバー全員が、起業すること自体に酔っていた感じでした。
ノリと勢いだけでしたね。そんな感じなので、案の定うまくいきませんでした。
仕事もなければ、お金もない状況が続き、公園でフリスビーをしたり、
麻雀をしたり、今思うと不真面目な日々でした。

5名でスタートしたメンバーは、将来に不安を感じ始め、1人去り、また1人去り、
2年目には私と取締役の2名だけになってしまいました。
2名になり、本当の崖っぷちの中で考え悩みぬいた中から絞り出されたものは、
自分たちの強みをとことんブラッシュアップさせて、それを武器に
社会貢献していくことでした。強みとは、飲食店の繁盛店をつくるための
ノウハウを様々なお客様のニーズに合わせカスタマイズし
満足して頂くということでした。

笑顔!元気 !! 愛嬌 !!!

強みに特化し、笑顔!元気 !! 愛嬌 !!!で日本を元気にするといった目的が
明確になると、営業先のお客様のなかから耳を傾けてくれる人々が出てきました。
徐々にお客様が増え、教育の依頼や講演オファーを頂けるようになり、
数年前からは社員の採用や本の出版など組織やビジネスの拡大が実現してきました。

事業が安定してきて思い始めたのが、私個人としての理念ではなく、
日本を、そしてサービス業界を笑顔!元気 !! 愛嬌 !!!
で溢れる業界にするという理念を浸透させ、組織で広めていくということ。
現在は組織力で、コンサル事業、外食事業と事業の幅も広がり、
会社は成長しています。
設立時の「アンドワークス」の想いが徐々に実りつつあります。
やはり想いを強く持ち続ければ、実現するものだと実感しています。

就活生へ

「何をしたいのか良く考える」のが就活では大事です。
「でも、答えがでてこない」と言う方も安心してください。
答えが直ぐに出てこない方もたくさんいます。
そんななかで大切なのは、あきらめないで考え続けることです。
いつか、パッとひらめくことがあるはずです。そのヒントは
「楽しいこと」を見つけることですね。寝るのが楽しい方は、
最高の枕やベッドを開発し、販売する仕事に繋がるかもしれません。
何事もポジティブに前向きに好きなものを連想していくことです。
好きなものやことには、情熱をもって取り組めます。それがとても重要です。