代表取締役 木下 由紀彦

株式会社フォーティファイヴ 代表取締役 木下 由紀彦

代表取締役 木下 由紀彦

株式会社フォーティファイヴ
設立 2009年7月3日
事業内容
  • 出版物の企画・編集・販売全般
  • WEB制作全般
  • コンテンツの企画立案・制作
  • メールマガジンなどの発行・出版
  • ショッピングサイトサービス全般
  • 上記に附帯関連する一切の事業
会社HP http://www.0450.jp/

1度目の転機

私は87年から京阪神エルマガジン社の雑誌 “Lマガジン” “SAVVY”の編集に
10年携わってきました。
毎日、何かしらの締め切りがある世界を経験し、ここで現在の仕事の基礎を学びました。
仕事は充実していたのですが、沢山の知識とノウハウが出来上がっていくごとに、
「もっと予算のある仕事もしてみたい」そう思うようになっていきました。
雑誌編集は比較的予算が少なく、それに伴い表現にも制限があり、
それを窮屈に感じていたのです。
そして、しばらくしてから1回目の転機が訪れました。
姫路セントラルパークの当時の社長に「広告を作らないか」と声をかけられ、
「広告の世界なら表現したものですぐに人を動かせることができるのではないか」
と思い、その可能性にかけ、転職をしたのです。

ここでは大きな仕事を任せて頂きました。
姫路セントラルパークやセントラルパーク美祢サーキットのテレビCM、
雑誌広告などの制作等を行い、
イベントでは西日本初となったレゴ展のプロデュースなども行いました。
バブルがはじけた後で厳しい時代でしたが、それでも雑誌とはケタ違いの予算感と
スケールにとても充実感を持って働いていたのを覚えています。

2度目の転機

アナログからデジタル、インターネットへと移り変わってきた2000年1月頃、
大手人材派遣会社の知り合いから、女性向けサイトを一緒に立ち上げないか
という話をもらいました。
WEBなら紙や広告とはまた違うことができるのではないかと、とWEBに熱い期待を寄せて、
WEBマガジン「Fe-MAIL」の編集長としてサイト立ち上げに参加。
2000年6月に株式会社フィーメールの設立に正式に参画しました。
当時ネットバブルの時代でサイトの認知度も順調に高くなっていきました。
しかしながら、2003年ネットバブルがはじけたこともあり、
WEBマガジンの広告収入だけで運営していくのが厳しい状態になってしまったのです。

しかし働く女性をターゲットにしたWEBマガジンの編集・配信は続けながら、
一般企業のWEB制作のお手伝いを行うWEBプロデュース事業に会社の軸足を軌道修正。
WEBマガジンで培ったコンテンツ制作のノウハウを活かしたサイト作りで、
4人から始めた会社は、50人を越えるまでに急成長しました。
そして私は、WEBマガジンの編集長を離れ、2007年から事業本部長に就任しました。

3度目の転機

短期間で50人を越えるまでに会社は成長しました。
しかしながら、50人の組織をまとめ上げるには、
さまざまな制作に携わっていかなくてはなりません。
もともとの会社の強みは「コンテンツやデザイン力」でしたが、数字を作るため、
「何でもできる会社」へと進化していかなくてはなりませんでした。

もう少し小さい組織で、「ここだけは誰にも負けない」そんな特徴を持った会社を、
0から作りたい。
100人の社員より、10人の精鋭部隊!!それを目指し、
コンテンツ制作プロダクション株式会社フォーティファイヴを設立しました。

木下社長が情熱を傾けるものとは

企業のコンテンツを作ること。それはとても楽しいことだと考えています。
企業が考えていること。目指していること。これまでやってきたこと。
企業の内側にいると意外にもその面白味はわからないかもしれません。
けれども、私たちのように外側から見ると、モノ作りなりサービスなり、
企業の“面白い”はいたるところにあります。
それらをまとめて発信することは、とても楽しいことだと思っています。
そういうことのお手伝いをする。
そして、これまでさまざまなコンテンツを作ってきた、私たちなりの視点を
そこに加味したいと考えています。

フォーティファイヴとはレコードの45回転の意味です。
かつてのアナログ盤レコードのように、
デジタルな世の中になってもじっくりアナログの感性で刻んでいきたいと名付けました。
やっぱりヒトはアナログなので、ちゃんとヒトが中身を作っていくものでありたいと考えています。