代表 二日市 知世
事業内容 |
|
---|---|
会社HP | http://www.lovin-dress.com/ |
世界を知る人になる
小学校頃、授業で“自分の名前の由来を調べる”という課題がありました。
そこで両親に「なんで私は知世って名前なの??」と聞いたところ、
「世界を知る人になってほしい、そう思って付けたのよ」と言われ、
小学生ながらその想いを強く感じ「名前に負けないように、本当に世界を知ろう!!」
と思うようになりました。
それがキッカケで英語に興味を持ち、音楽や映画、ちょっとした会話などが英語という
生活が始まったのです。
そんな私を見て、親も随分と教育をしてくれましたね。
例えば、「英語で1から40数え終わるまでお風呂から出ちゃいけません!!」とか。
長期の休みには家族で海外旅行に行ったり、中学1年生の時には、
1人で1ヵ月間アメリカでのホームステイを経験したりと、
学生時代から世界はどうなっているのかを積極的に学びました。
「好きな道に進めばいい」と言ってくれた家族
高校卒業後、関西外国語大学の短期大学部に進んだ私は、
いつしか「英語を活かせる仕事をしたい」と考え始めていました。
そして考えた結果、航空会社で働くことを決意したのです。
それからの私の生活といったら、かなり多忙を極めていましたね。
エアライン受験の学校とダブルスクールを開始し、
その授業料を払う為のアルバイトは、小さい頃から好きだったハードロックカフェで。
ホスピタリティーや、海外からのお客様とのお話で英会話を学びながら、楽しく仕事をさせていただいていました。
極めつけは、ストレス解消に洋楽を聴くという徹底ぶり。
とにかく英語が大好きだったんです。
ある意味好き放題な生活をしていたのですが、
それに対して家族は文句ひとつ言わず見守ってくれていました。
周りの友達が3回生に編入したり、大手の企業や商社などに就職活動をしていても、
「自分のやりたいことをやりなさい。もし道を外れることがあれば言うから、
それまでは正しいと思う方へ行けばいい」
そう言ってくれたからこそ、私は好きな道に進めたのだと感じています。
晴れて航空会社へ!!
私は全日空の国内線で働くことになり、
地上職として搭乗手続きやゲート業務、到着業務などを担当する事になりました。
制服に袖を通した日の感動は今でも忘れられません。
夢が叶い、同期に恵まれ、日々たくさんのお客様に出会い、楽しい毎日でした。
時には海外からのお客様と触れ合うこともあったのですが、
やはりメインは日本人のお客様。
働き出して1年が経った頃、少し物足りなさを感じてきた私は、
上司に「国際線」で働かせてもらいたいと直談判。しかし、現状維持との返事が・・・
そんな時、転機が訪れました。
関西国際空港の国際線で働けるチャンスが舞い込んできたのです。
「やりたいことができる!!」
そう思った私は、キャセイ関西ターミナルサービスに転職し、
外資系航空会社の地上職として新しい道を歩くことになりました。
自分が一生を通してやることって
英語漬けの日々は、本当に充実していました。
ただ一方で、自分がこのままエアラインの仕事を続ける姿も想像できなくなっていました。
というのも、私の家族は経営者一家で、「私もいつか、自分で何かをすることになる」
そう考えていたからなのです。
そんなことを考えながら過ごしている時、友人からある話を聞きました。
「周りで結婚する人が多くなってきたんだけど、お祝儀とドレスの準備でお金が・・・」
その時は全く知らなかったのですが、一着のドレスに大体3〜4万円はかかってしまう
そうで、
何か解決方法はないかと考えるようになりました。
そこで、伯母に相談をしたところ、東京ではレンタルドレスのお店があり、
若い人達がよく利用していると教えてくれたのです。
「これだっ!!」
そう思った私は、ニューヨークへドレスの買い付けへ。
約60着のドレスを買いドレスサロンをオープンする準備を始めました。
それが2009年の12月で、オープンしたのが2010年の3月なので、
約4カ月で準備をしたことになります。
相当ハードなスケジュールでした。
伯母は会社を経営しており、まだまだ知識の少ない23歳の私に対して色々と意見をくれました。
時々ぶつかることもありましたが、お互いの想いを隠さずに言い合えたからこそ、
この短期間で素敵なドレスサロンがオープンできたのだと感じています。
お店は、ゆっくりとドレスを選んで頂けるように、予約制をとっていて、
試着室も4人は入れる広々したもの。
レンタル価格は小物も1つ付けて12,500から。
1着20万〜30万円の高級ブランドドレスも、18,000円〜でレンタルできてしまします
せっかくの結婚式やパーティーだしオシャレしたい!!だけどそんなに予算も・・・
そう悩む女性の夢を叶えるのがLovinです。
これからの“Lovin”
これからと言われると、沢山あって書ききれないのですが笑
1つ目は、もっと商品数を増やしていくことですね。
お客様が求めるドレスをマーケティングし、
「Lovinに行けば必ず良いドレスに出会える」と言われるようなお店を目指します。
そして2つ目、今はドレスの提供のみに留まっておりますが、
今後は若者向けのパーティーの開催などを行い、
“ドレスを着る場”の提供を行っていきたいですね。
そして最後に、店舗展開です。
現在、心斎橋にお店があるため、オフィスが近いOLさんや、
関西の南方に住んでいる方はアクセスがいいのですが、
神戸や京都からもご利用頂けるよう、今後は梅田にも店舗展開ができればと考えています。
ドレスは特別な日に着るもの。そう思われがちですが、
私は普段の生活にもドレスを着てもらいたいと思っています。
もっとドレスを身近なものに感じてもらう!!
そのキッカケがLovinであると嬉しいですし、
そうなれるよう、お客様に求められるお店作りを追求していきます。
また、このサロンで一緒に働きたい方と思って下さる方ができたら、
ビジネスとして成功した事になるのではないでしょうか?