代表取締役 古市 勝久

株式会社購買戦略研究所 代表取締役 古市 勝久

代表取締役 古市 勝久

株式会社購買戦略研究所
設立 2005年5月
事業内容
  • 事業内容・購買の実態調査から、購買スキームのプランニング、プロジェクト効果のシミュレーションに至るまでのプレコンサルティング事業
  • 対象品目の明確化、取引先の適正化、品質の適正化、価格の適正化、 見積取得支援、グループ企業・業界団体向け共同購買支援、購買支援 スタッフの派遣、アウトソーシング先の選定、エネルギー コストの見直しなどの購買改革コンサルティング事業
  • アウトソーシング先の選定業務・エネルギーコストの見直しなどの購買改革コンサルティング事業
会社HP http://www.psic.jp/index.html

目標を持ってやり抜くのがポリシー

学生時代にラグビーをやっていた影響もあり、やるときは目標を決めて徹底的にやり抜く。
2005年に自社を設立するまで、実は五回転職していますが、
「必ず一番になって次へ行こう」と決めていました。

ビジネスマンになるからには経営のトップになりたいと思い、
社会人になってからMBA取得のために大学院へ通いました。
当時はソフトバンクに在籍していましたが、
9時から18時まで仕事をしてから大学院に通い、
それからまた深夜まで仕事をするという生活を送っていました。
5分以上の移動時間は常にパソコンを開いて論文を書く。まさに不眠不休です。
私の卒業論文はほとんど全て移動の電車内で書き上げました。

学生時代から事業を手がけたいと思っていましたが、
自分は「社長」というよりは「事業家」であると考えています。
企業の購買業務のアウトソーシング・コンサルティング事業を企画し、
立ち上げていく中で、リーダーとしてふさわしい仕事をするのが私の役目です。
当社の事業は、簡単に言うとクライアントである買い手企業と
売り手企業の間に入ることで利益構造の格差をなくし、購買コストを落とすということですが、
コンサルティングを通じて平均約20%もコスト削減することができます。

いずれは購買戦略という考え方を広めていって、購買意識の高い企業に普及させ、
世の中全体に開示できるプログラムを作りたいと思っています。
コストを下げたい会社はまだまだたくさんあり、
私たちは当社の研究成果を提供し、そのニーズに応えたい。
企業の収益アップ・購買意識の改革を通じて社会に貢献し、
ひいては日本の経済を活性化させて行きたいと思っています。

座右の銘

「ゴールへの最短距離は直線ではない」

ラグビーで使われる言葉です。
まっすぐに走ったらすぐにタックルされてしまうので、
ディフェンスを引きつけて大回りしたり、キックしたり、時には遠回りの必要もある。

また、先にも述べたようにゴール=目標を決めて生きていかないと、
人生の大半が無駄になってしまいます。
間違っていたら目標を変えて出直すこともできますが、
目標が無ければやりたいこと、やるべきことが拡散してしまいますから。

テーマカラー

「青」

自社ロゴもブルーですが、これは「正義」の色です。
地味でも愚直に正義を積み重ねていく、という社風にも合っていると思います。
サービス残業のような、不法な労働は一切させません。
一般職採用の社員から「残業したい」という希望があった場合は、
まず「管理職に昇格を希望し、自分の仕事の裁量権を獲得しなさい」、と伝えることにしています。

学生には常にアプローチ

創業当時は社員4人、アルバイト20人でスタートし、
今も多くの学生が当社のメンバーの一員として活躍しています。
一芸に秀でた学生や一般学生、インターンシップの学生が集まっています。

アルバイトというよりも、コアメンバーとして見ていますので、事務作業をさせるのではなく、
コンサルティング業務など社員と同様の仕事をしてもらいます。
初めは自社のプログラムに沿って研修を行ないますが、
その後は本人の希望を重視して各部署に配属します。

業務スキルはもちろん、営業力やマナーも必要な、タイトでハードな仕事です。
自然と地味で真面目、理詰めで物事を考えることができる人が残ります。
仕事に対する意識の高い学生が集まるので、
「就職予備校」のような役割だと感じています。

自社の社員から、起業した人もいます。
自社で活躍できる人間はどこへ行っても活躍できると信じていますから、
起業の際は経営を継続することに絶対失敗しないよう、
売り上げの上がる仕組みを作るようアドバイスしています。

自分にどんなことができるかを考えて

就職中の学生には、自分の極めたい目標を持ち、
徹底的にやり抜いてもらいたいです。

自己診断で個人の適正はわかるでしょうから、
まずは自分に合った職種を決めたら良いと思います。
自分の極めたいことがわからないと、
もし転職しても自分が何をして良いのか分からなくなってしまいます。

就職活動中や新卒の時は、視野が狭くなりがちです。
「自分にはこんなことができます」と自分をセールスし、
周囲から客観的な評価をもらう方法も良いと思います。
自分のなかに留まらず、世の中全体を見渡して、
自分にはどんなことができるか考えてみることが大切だと思います。