取締役社長 岩田 卓郎

株式会社エアーエンターテイメント 取締役社長 岩田 卓郎

取締役社長 岩田 卓郎

株式会社エアーエンターテイメント
設立 平成10年10月15日
事業内容
  • 美容院ならびにエステティックサロンの経営
  • 化粧品、美容器具の販売
  • 美容に関する人材育成のための教育事業
  • 写真撮影業
  • 経営コンサルタント業務
  • 各種イベントの企画、製作及び広告業
  • 美容師の派遣に関する業務及び美容技術に関する講演会
  • 講習会の企画
  • オリジナル商品の企画、立案
  • 軽飲食物の販売
  • ドッグトリミングサロンの経営
会社HP ttp://www.air.st/index.html

なぜ経営者なのか

資本主義社会であるとお金はとても重要であるけれども、
お金持ちの人が全員しあわせな顔をしているかと言えば、そうではない。
こんなことを強く感じていました。

父親が少年野球の監督をしていまして、
私も小学生のころから野球をずっと続けていたのですが、
スポーツに取り組んでいるとチームワークの大切さを実感するのです。
お金は必要なものだけれど、「仲間」はお金では手に入らない。

私が会社を経営している理由はここにあります。
お金儲けだけを考えれば株式投資でもしていた方がよほど儲かると思いますよ。
ただ、こうして経営者としてリスクを背負いつつも組織を築いているのは、
人との出会いや「仲間」という、
お金では手に入れることのできない大切なものを得たいからなのです。

しあわせな顔は、お金で買えるものではない。
これが、私が経営者として存在している理由なのです。

ラーメン屋だっていい ―社員のスマイルがあれば―

だからこそ、うちは別にラーメン屋をやったっていいと思うのです。
現在は美容室事業などヘアやメイクに関わることを展開していますが、
社員がやりたいといえばラーメン屋を出店したって構わないと考えています。
私が重視しているのは、そこに幸せな顔、つまり「スマイル」があるかどうかです。

笑顔は人を不快にさせるものではありませんよね。
人をとても魅力的に見せる表情。
「スマイル」は人間のひとつの美しさなのです。
私たちはお客様の美しさを磨くお手伝いを事業としていますが、
実はヘアやメイクという、外見の美しさを演出するだけで
真の「ビューティー」を得られるとは考えていません。

真のビューティーに必要なことは、心から笑えていることです。
つまり、「エンターテイメント」があるかどうか。
心からのスマイルになれるかどうか。

だから、社員がスマイルになれるのなら、
そしてその社員と関わって頂いたお客様にもスマイルが伝わるのなら、
美容室でもラーメン屋でも、いっこうに構わないのです。

「エアー」「エンターテイメント」―社名の由来―

そんな想いから、社名に「エンターテイメント」のことばを入れました。
心からのスマイルが派生し、金銭だけでは生み出せないような価値を創造する
会社でありたいという想いを込めています。

「エアー」ということばに関しては、「空気」のような存在になることを目指して選びました。
私は会社に大きなヴィジョンを掲げたり、
型にはまったマニュアルを提示したりすることは好きではありません。
会社がレールを敷いて、その上を社員に走らせるようなイメージがして嫌なんですよね。

会社の定めた規制やルールを遵守することが必ずしも重要なのではないと思います。
ひとりひとりが目指したい方向や強い意志を持っていれば
レールから外れてしまうこともあるはずです。
このようなことも理由があってこそのことなのできちんと理解できる組織でありたい。

ひとつの色も形もない、主張もしないけれど、
生きるのになくてはならない空気のような存在。
不可欠だけれどもきまった形をもっていない、そんな組織を目指しています。

99%の努力と…

努力する者は報われる、というのはウソだと思いますよ。
もちろん何をするにも努力が必要だということは言うまでもありませんが、
努力を重ね、時間を重ねても成果が上がらないこともあるでしょう。

『99%の努力と、1%のロマン』

努力を成果という形にするために必要なのは、夢、つまりロマンです。
自分の目指す方向を持ち、
ポジティブに突き進むという姿勢があってはじめて努力が報われると思いますよ。

120%のbestを

弊社の社員には、常に120%、bestを尽くしたかと問うています。
社員それぞれ、どんな性格でもどんな特質を持っていても構いませんし、
むしろ様々な性質を持つ方に働いてもらえればと思っていますが、
bestを尽くすことだけはしなければならないと伝えています。
120%の力で仕事に向き合うことができない方は、弊社では働いてもらいたくありません。
そして、常にbestを尽くしたうえで人として育つことを望んでいます。

私は別に美容師を育てたいわけじゃない。

社員には、人として成長し魅力的な人間性を身につけて欲しいと思っています。
素晴らしい技術を身につければ良い美容師になれる、のではなく、
人間的に成長できた方が、素晴らしい美容師になれるのです。

不景気だと悩む就活生へ

今?
不景気じゃないですよ、
私の中では。

不景気だと思っている方は不景気のあおりを受けるのだと思います。
ひとつひとつの思考をポジティブなものにしていきましょう。
どんなことでも前向きに捉えることのできる方には明るい方向が見えるのです。