代表取締役社長 元榮 太一郎
代表取締役社長 元榮 太一郎
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| 設立 | 2005年 |
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| 会社HP | http://www.bengo4.com/-弁護士ドットコム- http://www.authense.co.jp/ |
弁護士業に対する憧れが、確信に変わった事故
私が法学部に入ったのは、当時流行ったドラマで見た弁護士に
憧れを持ったからです。
しかし弁護士を目指そうと強く感じたのは、
大学時代に起こした交通事故がきっかけになります。
学生で、任意保険にも入っておらず起こした接触事故。
しかも相手方は信用金庫の副支店長の社用車。
事故後に示談が始まり、自分に100％の過失があると提示されてしまったのです。
困って弁護士を探すことにしたのですが、
弁護士というのは、どこにいて、どうやって相談して、そして相談料としていくら払うのか。
何もかもが分からず、頭を抱えるばかりでした。
そんなときに母が調べ伝えてくれたのが、法律の相談に乗ってくれる、弁護士会でした。
早速弁護士会へ連絡をとってみるとそこで、
「今回の場合、自分側の過失は70％が妥当」と助言されます。
そしてそのことを相手方へ伝えると、過失負担があっさり７０％まで引き下げられて
示談が成立する結果となったのです。
このとき、弁護士業への憧れを強く持ちました。
法律上のことで悩みを抱え困っている人に対して、
こんなにも強い力になれる仕事に魅力を感じずにはいられませんでした。
私はここから、司法試験の勉強を本格的に始めるようになったのです。
これが大学2年生のときの話です。
弁護士としての自分に
その後、大手弁護士事務所に就職することができました。
やりがいのある仕事を担当させてもらい、非常に充実していました。
しかし、どこか物足りない感覚も否めませんでした。
『一度きりの人生、これでいいのか？』
そう自問すると、力強く首を縦には振れなかったのです。
そんな頃、あるサイトを見た私は衝撃を受けました。
サービスを比較するという新しい感覚
ある時目に留まったのは『引っ越し業者の比較サイト』
色々な商品の価格を比較するサイトの存在は知っていました。
しかし、引っ越し業はサービス業です。
目に見えないモノが、評価として数値化されるというのは、
私にとって非常に新鮮でした。
そこで、気付いたのです。
『弁護士業もサービスじゃないか・・・！』
そこで思い出したのが、大学時代に起こした事故の経験です。
あのときの困り果てていた自分が、弁護士を紹介してくれるサイトに出会っていたら、
どれほど助かっただろう？
社会生活上の医者と称される弁護士、それなのに、その存在は遠い。
これでいいのか？
この距離感を、インターネットを使って縮められないだろうか。
世の中には、自分と同じように悩む人は少なくないはずだ。
よし、自分がやろう！
『弁護士×法律×IT』で、弁護士を身近な存在にしよう。
そして、2005年オーセンスグループ株式会社を立ち上げ、
『弁護士ドットコム』がスタートしました。
テーマカラー
コーポレートカラーは、オレンジです。
暖色で温かみがあり、柔らかいイメージ、
親しみやすいイメージをそのまま弁護士に持っていただけたら
と思い、『弁護士ドットコム』の基調をこの色にしています。
座右の銘
「謙虚」です。
恩師、上司、先輩、取引先、家族、友人はじめ
多くの人たちに支えられて今がある、という感謝の気持ちを
常に持ち続けることが人をよりよい成長機会に導いてくれるものと信じています。
就活生よ、逆に考えよう！
私も就職氷河期に就職した身ですが、モノは捉えよう。
若くて馬力のあるときに厳しい環境を経験しておくことは後々、必ず役に立ちます。
私やみなさんはいわば
『鮭』。
必死になって川を昇る鮭のような世代です。
目の前の課題を乗り越えようと必死に努力するからこそ、身も締まっておいしくなります。
今就職活動を頑張っているみなさんは、上司になったときだけじゃなく、
親になったときにだって、他の世代より絶対に成長しているはずです！