代表取締役 三浦 正司
代表取締役 三浦 正司
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| 設立 | 2008年1月10日 |
| 事業内容 |
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| 会社HP | http://www.alist.co.jp/index.php |
起業した理由
27歳の時、創業メンバーとして関わった人材派遣業のグループ会社の中で
技術者専門の派遣会社を社長として起ち上げました。
社長といえども、
役職関係なく他の社員と同じように営業マンとしてバリバリに働いていました。
営業の仕事は楽しかったのですが、私が会社で実現したいのは、
派遣社員の数を増やすことだけではなく、
社内にもっと技術力を蓄積していくべきだと思い、
それを実現するために、43歳の時アリストを創業しました。
20代の頃は私も何かやりたいという気持ちがあっても
具体的にやりたいと思うことを見つけられずにいました。
正直なところ私も若い時は、
良い車に乗りたい、良いものを食べたい、もてたい、という単純な動機、
それが何よりの原動力でした。
それがあったから、必死に努力も出来ましたし、
若い時はそういう動機でも良いと思います。
感謝の気持ちの芽生え
でもそんな気持ちに30代後半になって変化が表われてきました。
他人に対して、見栄を張りたいと思う気持ちがなくなってきたんです。
もちろんお金をたくさんもつことは必要なことだと思いますし、
みせびらかすような人ばかりではありませんが、
自分自身の気持ちの指針が
『お金を稼ぎたいという欲』から、
『人に感謝してまた感謝されて生きていきたい』という思いに変わっていったんです。
社長として部下と働くうち、
自分一人の力じゃどうしようもならないことがたくさんあることを痛感しました。
そういった経験の積み重ねから、部下が働いてくれるからこそ
自分があるという感謝の気持ちを、日々大切にしたいと思うようになってきたのです。
その頃からか、お金をただたくさん稼ぎたいという欲が
自然になくなっていきました。
見えない力の存在
以前の会社で社長業と営業を兼ねていた時、
社長が社長業に専念しなければ会社は大きくならないということを感じ、
途中から一切の営業活動をやめたことがありました。
その時にちょうど私の変わりに会社を盛り上げてくれる人間が現れたので、
私は社長業に専念することができ、会社は軌道にのりました。
私は昔から、自分が何か目に見えない大きな波のようなものに乗ってきたな、と感じています。
著名な経営者の本にも「何か見えない力の波」の存在は書かれています。
自分が経験して出した結論に基づき行動することが、必ずしもいい結果を生むとは限りません。
しかし努力により引き寄せられる運というものがあることは実感しています。
私は楽観論者ではないので、
このまま流れに乗っていれば大丈夫と安心しているわけではありませんが、
今のままの自分を信じ努力を怠らず、これからもいい流れに乗っていきたいと思っています。
テーマカラー
テーマカラーというわけではありませんが、好きなのは薄紫色とか薄ピンク色です。
何故好きなのかという明確な理由はありませんが、
感覚的になんとなく好き。それが1番の理由です。
社名をつけた理由も言いづらくなく変にこだわり過ぎず、
何年たっても飽きがこないシンプルな名前として感覚的につけたものです。
今思えば「Ａクラスの人間達」＝「Ａ=list」という意味にとれるので、気に入っています。
就活生へメッセージ
今は就職氷河期といわれていて就職活動も大変だと思いますが、
何が、誰が、悪いわけでもありません。
決して人のせいにせず、自分に与えられた運命だと受け入れて頑張って下さい。
頑張っていれば、
悪い運命ばかりでなく良い運命も引き寄せられものだと信じています。
今は学歴社会の世の中です。
それは単に学歴が高いというだけでなく、
そこに至るまでの努力があるから努力をした人間を採用したいという理論だと思います。
でもだからといって、就職活動を控えてから今更大学に入り直すわけにはいきません。
まずは今できること、今自分を雇ってくれる会社に入り
そこで最大限の努力をし経験を積むことが大事だと思います。
高学歴の人ばかり採用したがる大企業もありますが、
小さい会社ほど様々な仕事を任されるので、積める経験も深く実りあるものになると思います。
将来起業したい人へのメッセージ
会社を起ち上げるのに1番大切なのは情熱を持つことです。
不純な動機でも何でも構いませんが、とにかく会社を興したいという熱い思いを持つことです。
そして次に大事なのは具体的な手段、つまりお金の調達です。
それには簡単に分けて３つのタイプがあります。
１、 Google やYoutubeのようなものを開発できるような、人より一歩先の『頭脳』をもつ。
２、 フルコミッションの営業を朝から晩までするなど、血の滲む『努力』をしてお金を貯める 。
３、 『お金持ちの家庭』に生まれる。
起業を成功させるためには、この内どれかが必要になりますが、
ほとんどの人が2番目ではないかと思います。私も2番目です。
お金というのは起業するために絶対になければいけないものです。
しかし、何かに向かって一生懸命に頑張っていれば
引き寄せられる運があるのも現実です。
運に頼ってはいけませんが、目標を大きく持ちそれに向かって現実的な努力を毎日すること。
そうすれば良い運が味方してくれると信じています。頑張って下さい。