代表取締役社長/ゼネラルプロデューサー 新井 幸雄
設立 | 1985年2月26日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://msc-tokyo.co.jp/ |
アパレル―ファッションとの出会い、そして起業
大学を卒業後、デザイナーとして
アパレルメーカーの「VANジャケット」へ就職しました。
当時アメリカで流行したアイビールックを日本で導入するなど、
日本の男性ファッションの先駆けとなる流行を作り出した企業でした。
仕事は、楽しかったですね。
文化の一つであるファッションを発信する、やりがいがありました。
しかし、倒産―
そんな中出会ったものは、「ファッションビル」。
今では街にあふれているファッションビルですが、
私が20代の頃は未だファッションビルが流行りだす頃。
日本初のファッションビル・青山にあるラミアビルで、
スタッフとして働き始めました。
これが、独立するきっかけとなり…
「どんなショップが入れば、ビルが盛り上がっていくか」と、
面白さに出会い、仲間と当社を設立。
1985年2月の頃でした。
全ては来場するお客様のために
現在当社は、あらゆる商業施設のプロデュースを行っている、
コンサルティング会社です。
「どんなショップにお客様は足を運び、施設を盛り上げていくか」
ショッピングセンターとは、世の中のライフスタイルそのものの勉強でもあります。
そのため、トレンドやリサーチを常に意識し、情報を逃さないことが大切です。
そして、最大の醍醐味は、やはり来場したお客さんの顔がリアルに見ることができること。
さらに、お客様がたくさん来場してくれたときに、これ以上にない喜びを感じます。
大規模な案件に携わることが多いので、派手な事業のように見えるかもしれませんが、
コンセプト企画やリサーチのみならず、不動産や建設関係などの知識も必要な仕事です。
そういった細かい仕事が、性に合っていたのですね。
仕事は楽しく、そして楽しませる
現在は、「楽しく」をコンセプトに、自分たちが楽しんで創り、
楽しませる施設を創ることを大切にしています。
また、企業として永遠に存続していきたいと考えておりますので、
後継者の教育に力を入れています。
商業施設という、地図に残る仕事をやり続けていきたいです。
私のポリシー:十人十色
自分を型にはめることが嫌いですね。
ですので、人それぞれの感性・考え方を重視しています。
それを活かし、一つの目標に向かい追求していきたい。
ガチガチな世界で戦うのではなく、ゆるやかな世界で、
人とのコミュニケーションを大事にし、これからも突き進んでいこうと思います。
コミュニケーションが仕事のキモですからね。
学生のみなさんへ、メッセージ
好きな仕事を突き詰めていくと、可能性が広がります。
起業自体は、特別なノウハウがなくてもできるものです。
私も弊社を立ち上げるとき、コンサルティングを収益にしたため、
特別な設備投資などを行いませんでした。
「仕事に対する情熱」を追求していくことができれば、必ず成功しますよ。