代表取締役 角田 賢二
設立 | 2000年5月15日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://start-start.com/ |
師匠との約束であった起業
起業意志は高校生の頃から持っていました。
それは今でも師匠と仰ぐ方と出会い、
「自分が30歳になった時、起業する」という約束を交わしたからです。
当初はその約束をレストラン業で果たそうと考え、
ホテルが営むレストラン事業部に就職し、勉強をしていました。
しかし、レストランを出し、起業するにはあまりにも大きな資本金が最初、必要となりました。
30歳を迎える直前、私の手元にあった金額は
レストランを開業するのに必要な資金の10分の1ほどでした。
このままでは師匠との約束を果たし、経営者になることはできないと考えた私は
行っている教育ビジネスに巡り合い、
一気に方向転換をし、30歳となる5日前に経営者となったのです。
原点の大切さへ振り返ることとなった2年9か月
いきなり今まで勉強していた分野での独立を転換した私は
創業時、FCのノウハウを基に「いい会社」を創ろうと必死になっていました。
その甲斐あってか、事業も早くから成果を出し、従業員もイキイキと働ける場となっていました。
そこで、さらにもう一段階、組織をスケールアップしたいと考えた私は経験のある方と出会い、
彼を役員として迎え入れることでそれを実現しようとしました。
しかし、これが自分たちの組織を迷わせることになりました。
今まで社会に貢献する意識を大事に経営してきた私に対し、
その役員はより利益が確保できる体制、つまり、会社の都合を重視し始めたのです。
その結果、そのやり方についていけなくなった社員が次々に離職。
ついには業績も赤字に転落してしまったのです。
利益確保という甘い話に惑わされ、
痛い目をみた私は方向性を見定め、従来の方法に戻すことに。
その結果、役員を務めてくれた人材とはお互いを理解する事が出来ず、
退職されてしまいましたが、従業員一人一人は精一杯頑張ってくれる社風が蘇り、
業績も回復しました。
この経験によって、一時は惑わされてしまった私ですが、
何のための会社・塾であるのか、
何を一番に大切にすべきか、という答えを見つけることができました。
「いざ」という時に貢献できる塾づくり
いい会社の定義、それは今まで10年間経営を行ってきて、
社会に貢献がどれだけできるかという事だとわかりました。
「息子が…、娘が…、もうどうにもならない」という時に頼られ、
結果を出す存在の塾であろう、というのが弊社のスタンスです。
そのためにはここで逃げてしまったら、終わりだと厳しくも現実を子供につきつめます。
この取り組みが新たな道を切り開かせ、
「息子が…、娘が…、もうどうにもならない」というシチュエーションが
自分の子供に起きた場合、諦める道以外に、スタートに任せる、という
最後の道が創るため、僕らの地域貢献、社会貢献がより大きくなるのです。
生きるという事は「死ぬ」事を考えること。
生きる、それは「死ぬ」「期日を決める」という事を決めるという事だと私は考えています。
すべてのことに対し、期日=ケツを決める事で、そこから全ては逆算し、
自分が、そして、自分たちがやらなければならないことが明確になります。
皆さんも今は目先のことだけを考えてしまいがちかもしれませんが、
自分の「死」を一度、考えることで自分の有限である時間、
その使うべき対象が見えるかもしれません。
ぜひ一度、考えてみて下さい。
テーマカラーは「赤」
経営は感情を挟まず、クールに!と思ってはいるのですが、
自分という人間を振り返った時、想いは隠さない人間であると感じるから。
社長を表す漢字一文字「信」
自分の可能性を信じているから。
また、同時に他人の可能性も信じている。
他人の可能性を信じているから、自分の可能性も信じられる。
人間はどんな願いでも、叶えられる力を持っている。
だから、自分も、その力を持っている。
学生へのメッセージ!「自分が変われば、相手は変わる」
これからの世の中、責任ある行動をとれる人材が必要になると思います。
私が思う「責任が取れる」というのは、すべての事柄を他人や環境のせいにしない人間です。
仮に自分が社長や部長という立場の人間ではなく、それらの下で支える人材であっても、
そういった人々と同じように会社や部の事を考えられ、
その結果に対し、自分を振り返られる人材は会社や部を変えていくことができます。
また、常にそのような考えを持っている人は
仮にそれらの人材に緊急事態が生じても代わりを務めることができ、
非常に価値の高い人材となるはずです。
皆さんもまずは自分を変え、周りの人間や社会を変えていってください。