代表取締役 小山 恭之
設立 | 平成13年8月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.doctorqube.com/index0.html |
【生い立ち】
生まれは福岡県の博多ですが父の転勤に従って2〜3年ごとに学校を転々としていました。
大阪の大学で電子工学を専攻し、大学院でAppleIIに触れたのがコンピューターとの出会い。
セイコーエプソン株式会社に入社して今度はZ80をいじっていました。
その後ロボットの会社、UNIXの会社と2度転職し、
コンピューターの勉強のため米国フロリダ州立大学に留学。
平成3年帰国。システムコンサルティング業の傍らAppleIIのような世の中に衝撃を与える商品、
デファクトスタンダードになる商品を何とかして世に出したいと目論んでいました。
最初に手がけたのは画像通信システム。NetScapeが出る前のことでしたから結構注目され、
特許も取れたのですが資金が続かず無念の中断。
【診療予約システム 「ドクターキューブ」】
世の中の動向と情報通信技術の発展状況を慎重に見極めつつ最後に手がけたのが医院向け予約管理システム。
少子高齢化による社会保障費の急膨張で、
医療コストの削減は日本の国家的課題となっています。
1999年に発売した医院向け予約管理システム「ドクターキューブ」は医院の経営効率向上により
医療の質を落とさずに医療コスト削減を実現する画期的なシステムです。
北海道から鹿児島まで全国各地の医院・病院で導入され、患者サービス向上と経営コスト削減という
本来矛盾する課題を同時に解決する効果が実証されています。
これらの実績により2008年には東京大学に導入され、翌2009年からは
大手電子カルテメーカーへのライセンス提供も始まりました。
【海外へ】
「ドクターキューブ」への引き合いは日本国内にとどまらず、海外からも注目を浴びています。
今年に入ってからは中国青島市から問い合わせがあり、
衛生局(日本の厚生労働省に相当)での説明会は好評で市内11箇所の大病院への導入が計画されています。
日本の10倍の人口を有し、経済発展が続く中国では病院経営の近代化にも真剣で、
システムとともに日本の患者サービスのノウハウも導入したいという意向でした。
当然、中国国内および海外のいくつもの製品をすでに検討・比較していたわけですが、
当社製品に最高の評価が与えられました。
業務の本質を捉えたシステムなればこそ国境を越えても通用します。
目標のデファクトスタンダードに向かって、今日も全社員が各地で活躍しています。