代表取締役 斎藤 あや子

株式会社ママジョブ 代表取締役 斎藤 あや子

株式会社ママジョブ 代表取締役 斎藤 あや子

株式会社ママジョブ
設立 2007年2月
事業内容
  • ママの再就職支援に関するウェブサイトの企画、運営事業
  • ママの再就職支援に関するイベントの企画、運営及びコンサルティング事業
  • ママの再就職支援に関する講演事業
  • キャリアカウンセリング事業
  • 広告代理店事業
会社HP http://www.mama-job.jp/

大学卒業後、地元山形でタウン情報誌を作った

アナウンサーに憧れて放送関係の大学に入りましたが、勉強していく内に、
アナウンサーよりも、メディアを使った仕事に興味が沸いてきたんです。
そして卒業後、地元でタウン情報誌を作る仕事に携わりました。
小さい会社だったので業務としては取材、編集、営業、販売を全てこなす形でしたね。
とても濃い日々を過ごしました。

その後東京に出て、広告代理店に入社しました。
フリーペーパー創世記の時代で、会社でも母親向けのフリーペーパーを作る話が挙がり、
私は自分から責任者になりたい!と声を挙げて許可を頂き、創刊に向けて走り出しました。
その仕事をきっかけに、子育て関連の新規事業立ち上げの際に声が掛かったり、
既存事業のテコ入れを頼まれたりと、そのような形で子育て関連の仕事に携わる機会が多くなりました。

そこで気付いたやりたいこと

その頃の仕事柄、子供を持つ女性と関わる機会がとても多く、
よくお話を聞いていますと、1つの大きな問題に気付いたんです。
今の社会では女性は子どもを産んだ瞬間に
働く場所がなくなってしまうことが多いのです。

母親になった女性が、働きたいという意思を持っていても、
その機会を設けている会社が非常に少ないのが現状です。
そのようなお母さん達を応援していくために、
私がやらなきゃ変わらないという想いで、株式会社ママジョブを設立しました。

初めは、子供を持つ女性が再就職先を探す場の提供ということで
ベビーカーを引きながら参加できる就職フェアを開催しご好評を頂きました。
現在は並行して、仕事に結びつく資格のご紹介や資格取得スクールと
起業したいママとのマッチングイベント、自宅で起業するための経営スクール
「サロネーゼ経営学スクール」を運営しております。

ママジョブのこれから

これからはこの「サロネーゼ経営学スクール」を盛り上げていきたいですね。

資格や技術を得る女性が非常に多くなってきていますが、
その資格や技術を他の就職のためだけでなく、
自宅で起業をするために使うという選択肢があります。

ママのプチ起業は、一般的にイメージされるような起業ではなく、
子供の成長を間近で見ながら、得た資格や技術を仕事として
周りに伝えていくことから始める。
そのための起業・経営ノウハウをスクールでは教えています。

座右の銘

先輩から教わった言葉で百折不撓(ひゃくせつふとう)という言葉が気に入っています。

何度倒れても立ち上がるという意味がありますが、
私自身の仕事の目標がはっきりしているので
挫折や失敗も楽しみの1つだと考えられます。

学生へのメッセージ

私自身、最初に入社したときは編集業務をやりたいと思っていましたが、
実際に働いてみて向いているのは営業だと気付きました。

学生の皆さんも、社会に出る前からやりたいことが
はっきり見つけられている人って少ないと思うんです。
まずは必要以上に選り好みせず入って、そこで全力で働き、
その上で自分がやりたいことを見つけようと考えると
良いキャリアを築いていけると思います。