代表取締役 川瀬 隆庸
設立 | 平成元年4月1日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.houndcom.com/ |
思い立ったら即行動
私は幼い頃からひどい喘息持ちで、良く発作を起こしては
病院に行く日々を過ごしていました。
少しでも治るようにと大阪の中心地から空気のいい郊外へ引っ越したり、
水泳や柔道などのスポーツで体を鍛えたりしてきました。
その甲斐あってか、高校生になる頃にはだいぶ症状もよくなっていましたが、
それでも年に1,2回はひどい発作を起こしていました。
大学では建築系の勉強をしていたことから、
そのまま建築関連の会社に入社を決めました。
そこで約5年、建築デザイナーとして働きましたが、
仕事自体は面白いものの、その会社の将来性に不安を感じ、
転職を決意しました。
ちょうどその頃たまたま手にした夕刊に、
当時はまだ珍しかった東京のレンタルレコード店の記事を目にした瞬間、
「これは面白い!!」そう感じた私は翌日に東京へ行き、
行列ができているお店を見て自分もレンタルレコード店を開業しようと決意し、
そのまた翌日に会社に辞表を出して開店準備に取り掛かりました。
昔から「これだ!」と思うことがあるとすぐ行動してしまうんですよね。
「食」の大事さ
当時まだ珍しかったレンタルレコード店は徐々に軌道に乗りはじめ、
1年ほどで2店舗目もオープン。
順風満帆だったのですが、次第に大手の参入が増え、
商売としてもいま一つ面白みに欠けると感じていた私は、
多忙な生活の中で癒しを与えてくれていたペットをきっかけに
ペットショップに業務転換しました。
間もなくしてペット業界の不条理さに気付き、特に病気に関しては
その原因となるペットの食事に大きな課題を感じていました。
時を同じくして持病のぜんそくが悪化し、専門医に通院する日々が続きました。
そこで色々な薬を服用しましたが、結局薬では完治しないことを知り、
食事療法を試みることにしました。
いわゆるマクロビオテックという玄米菜食中心の生活を送ることにより体質改善を行い、
それ以来ぜんそくで悩まされることは一度もなくなりました。
あらためて「食」の大事さを思い知った私は、同じくペット業界でも
「食」の改善を行うことを決意し、
安全なペットフードの販売事業を手掛けるようになりました。
“売りたい”のではなく、“幸せにしてあげたい”
今では当社は犬向けのペットフードの販売がメインとなっていますが、
私へ決してペットフードを売りたいのではありません。
飼い主であるお客様とペットに喜んでもらいたい、
健康で幸せになってもらいたい、それだけなのです。
ですから本当は手作りの食事や本来動物が摂るべき生食を
与えてほしいと思っています。
今後は犬に限らずもっと危険にさらされている小動物をはじめ、
さまざまなペットの食事改善を行い、飼い主とペットが安全安心の共同生活を
送れるよう努めていきたいと考えています。