代表取締役社長 野田 隆昌
代表取締役社長 野田 隆昌
 |
|
| 設立 | 1985年 |
| 事業内容 |
|
| 会社HP | http://www.kigataya.com/ |
父親の想いを継ぐ
学生時代の私はとにかく遊び呆けていました。
アルバイトやバンド活動、学校卒業後はクラブイベントや飲食店など、
何も考えずにただただ好きなことをやっていました。
特に人を喜ばせたり、接客したりするのは好きだったので、
将来もそのような仕事に就くんだろうなぁという予感はありました。
ところが、25歳の時にノダ創業者の父親ががんで倒れ
仕事もどんどん同業に持っていかれるのを目の当たりにし、
「親父のためにも絶対に負けられるか！」
そう決心した私は、弟と一緒に株式会社ノダを継ぐことにしました。
がむしゃらに働く
うは言っても当時の私に木型の知識は一切ありません。
ましてや、経営者の経験も初めてだったので、
最初はとにかくがむしゃらに働きました。
訳もわからないまま営業に出かけ、仕事をとってきては
夜な夜な弟と製造する毎日。
業界がニッチであまり他社が営業をしていなかったのが功を奏し、
徐々にお客様が増えていきました。
どうせやるなら組織として大きくしていきたいという想いがあったので、
少しずつ面接をして社員を増やしていきましたが、当時の事務所は
母親が経営するお好み焼屋の上で、面接に来た方が事務所を見て
帰っていくこともしばしばあるほど狭くてボロイ事務所でした。
それでも当時から一緒になって頑張ってきてくれた社員には
本当に心から感謝をしています。
業界NO.1の団結力
当社は創業以来木型の製造を行ってきましたが、業界に先駆けて海外展開するなど、
常に新しいことへのチャレンジとスピードを意識して展開してきました。
今では一年間で新規100社以上と、業界随一の営業力を誇りますが、
それはひとえに社員一人一人のパフォーマンスの高さだと自負しています。
私は頻繁に東京や大阪の支社にも行きますし、
定期的に社員一人一人と面談も交わします。
TV会議やブログなどデジタルコミュニケーションの強化と同時に、
社員全員で行う忘年会やフットサルなどアナログなコミュニケーションも欠かしません。
あまりに仲が良すぎてここでは言えないようなこと
（大体私が社員にいじられるのですが･･･笑）も社員旅行や飲み会では多々あります。
会社はファミリーだと思っていますから、家族や友人と一緒にいる時と同じように
社員にも接するようにしています。
リーダーをたくさん輩出したい
当社では「グローバル展開」「業態変革」「企業流動化」の3つのキーワードを軸に
事業を展開していますが、私が代表となってからのこの10年。
最初の5年は基盤作り、次の5年は全国、海外展開、
これからの5年は企業体質強化と社員満足度向上の5年と捉えています。
ゆくゆくは支社や海外拠点を増やし、リーダーとなる人材をたくさん育て、
輩出していきたいと思っています。
リーダーというのはもちろん大変なことも多いですが、限りなく経営者に近く、
そのやりがいや達成感はひとしおだと思います。
人生は密度の濃さだと私は思います。
時間はみな平等ですが、10年間で100年分生きる人もいる。
私は社員全員に思いっきり仕事して、思いっきり遊んで、
充実感に満ちた生活を送ってもらいたいと思っています。