代表取締役社長 佐谷 恭

株式会社旅と平和 代表取締役社長 佐谷 恭

代表取締役社長 佐谷 恭

株式会社旅と平和
設立 2007年 8月 9日(パクチーの日)
事業内容
  • 交流する飲食店「パクチーハウス」の運営
  • 食料品などの卸、輸出入および通信販売
  • NPO/NGOの経営支援およびコンサルティング
会社HP http://pieceofpeace.org/profile.html

旅人が増えると世の中が楽しくなると思うから−旅をコンセプトにした飲食店−

しかけ-お客様の絵や写真をかざっています-

旅人が増えると世の中が楽しくなる、と思うんです。

旅に出て、多くのものや景色を見、聞き、
出会った人と交流することは旅の醍醐味でしょう。

こんなものを見たんだよ。
すごいねぇ…。
きれいな景色だったね。

旅の途中で立ち寄ったゲストハウスでの交流は
かけがえのないものとなります。
世代や国籍、立場などを超えた関わりあいが可能ですし、
旅先で見聞きしたものを伝えることは楽しいものです。
そんな機会がもっと増えれば社会はきっと活気のある
楽しいものになるでしょうし、世界が明るくなると思うのです。

こんな、旅先での気分や感覚を再現できるような空間を創りたい。
自分たちが見聞きしたすばらしいことを、伝え合える空間があれば。

こうした想いから、「旅」をコンセプトとした飲食店を開業することに決めました。
業種・業態は何であっても良いのです。
重視したのは旅先での感覚が味わえる空間創り。

パクチー料理専門店「パクチーハウス東京」を開きました。

この空間を訪れた方それぞれが交流できるような様々なしかけを施し、
交流や情報発信ができる場となるよう心がけています。

あの……、どうして「パクチー」なんですか?

それなんです。
だからパクチーを選んだんですよ。

「パクチー」料理の専門店ですよ、って言うと
必ず様々な反応が返ってくるじゃないですか。
どうしてパクチーなの、とか、パクチーは臭くて嫌いっ!、とか。
様々な反応から交流が生まれるんです。パクチーをきっかけとして
人が集まったり楽しんだりできればと思っています。

それにパクチーを知るほとんどの人が、旅の途中や外国料理店を訪問した際など
異文化交流の過程で初めて、パクチーに出合っているんです。
異文化交流ができるハーブ。すなわち平和の象徴だとも思いました。
だから私はパクチーを「paxi」と書くことにしているんです。
“ pax ”(ラテン語で平和という意味)と“ i ”(人の象形文字)
を組み合わせてパクチーを旅と平和の象徴と定義づけ、
リラックスできる旅先のような空間のモチーフとしたのです。

今後は

「旅と平和」をコンセプトに様々な事業を展開し、
共感してくれた多くの人が同じようなコンセプトの会社を創ってくれたらな、
と思っています。
旅人が増えれば世の中が楽しくなる、をキーワードに、
常に「旅と平和」の空間創りを目指そうと考えています。

座右の銘

“Something attempted, something done.”
少しでも何かを試みれば何かが起こる、という意味です。
ほんの少しでもチャレンジすることが大切なんですね。

こんな人と働きたい

「飲み好きで旅が好きな人」
別にたくさんのお酒を飲めなくてもいいのです。
人が集まった空間が好き、そんな空間を楽しめる、という人が素敵だと思います。
そういった人は人に対する好奇心を持っているということですから、そんな人と働きたいと思います。

学生にメッセージ

「毎日を楽しく!!」
毎日楽しく過ごすための行動をしましょう。
一瞬の楽しみは周囲の人を蔑み蹴落とすことでも得られますが、
長い期間続く楽しみは周囲を幸せにしなければ得られないことです。
そして、自分が楽しくなければ周囲を幸せにすることはできません。
まずは自分が毎日楽しく過ごせるよう行動してください。