代表取締役社長 押山 正

ノースガラス株式会社 代表取締役社長 押山 正

代表取締役社長 押山 正

ノースガラス株式会社
設立 平成8年7月9日
事業内容
  • ガラス及び鏡工事一般
  • 防弾ガラス、簡易防弾・防犯フィルムの販売
  • 特殊ガラスの企画・販売ガラス輸出入業務全般
会社HP http://www.northglass.co.jp/index.shtml

営業人生とガラスとの出会い

大学在学中、リクルートで営業を2年間行っていました。
週5日営業、月2日大学、という学生なのか社会人なのか分からない生活を送っていましたね(笑)
極真空手の全日本大会にも出場し、楽しい学生時代を過ごしました。
卒業後の就職先は、大手家電企業。
そこでも営業職として2年間活躍し、その後転職先の不動産でも営業として結果を残していきました。

そんな中、交際のあった極真空手の分支部長からの紹介で、
今の会社を興すきっかけとなった岡山県に本社のあるガラス屋の企業へ入社。
当時、300名程の社員の中で一時期は、会社の売り上げ半分は、私が作っていましたね。
28歳のころのことです。
当時の若社長に気に入られ、私も尊敬していた存在でした。
しかし、社内分裂がおこり、進路を再び検討しなくてはならない状況に。
これが、独立のきっかけでした。

もともと経営者になりたいという意思があり、ノースガラス?を若社長と一緒に立ち上げました。

独立してから軌道にのるまで

空手は今でも続けている。

会社を興してからの3年間は、とにかく必死でしたね。
自分が生きるために精一杯の毎日で、立ち上げから半年間はほとんど家に帰らず会社で寝泊まりしていました。
「会社がうまくいかなかったら死んでやろう」という覚悟で。
官公庁に飛び込み、もちろん一見さんの私に対する扱いは良いものではありませんでしたが、少しづつガラスのご発注を頂き、事業が軌道に乗り始めたのは、創業から3年後のことでした。
今では弊社の防弾ガラスの取扱いは、国内で80%を占めるまでに至りました。と同時に、防弾ガラスを扱うことで世の中での存在意義も身にしみ始めました。
「命を守る」ものを扱っていると。
お客様に弊社を選んで頂いた理由をお伺いしたところ、

「悪用もできる商品。だからこそ、この世の中に必要のない人には売らない。例え、どんなに大金を積まれても。」
というぶれない姿勢が良かったとの評価を頂きました。

“世の中にとって大切なものを守る”という責任の大きさをとても痛感しています。建前上は、“本当は必要とされなければ良い”という思いもあります。
しかし、この平和な世の中を維持し、更なる安心を確保するには、我々の仕事は必要不可欠なのです。
今後もぶれない姿勢・方針を全うし、黒子に徹して事業を行っていきたいと考えています。

座右の銘

「一日一生」
今日死ぬかもしれないと考え、覚悟を決め、一日一日を空費しないという意味です。
また、エメットの法則でも言われていますが、今日の宿題は今日中にやっつける、
明日に先延ばしすれば労力も時間も2倍掛かりますからね。

テーマカラー

無色
ガラスの色ですね。
何色にも染まらず、透明でありたいと思います。

求める人材

会社のもつベクトルとスピードに共感してくれる人を欲しています。
同じ方向を見て同じ速度で走っていくことが、とても理想。
私のもつ考え方をコピーし、指示を出さずとも“阿吽で動ける”よい組織に作りあげたいと思います。

ドMな学生へメッセージ

苦しい時代で、何も分からない状態にいるかと思います。
探すことに尽力するのは当然です。しかし本当は、会社が決まってからが真実のスタートです。
一生勉強、いくつになってもそれができる人が成功しますよ。
みなさんの若さを活かし、時間を存分に使って頑張ってください。