取締役会長 高橋 司

株式会社トランステック 取締役会長 高橋 司

取締役会長 高橋 司

株式会社トランステック
設立 1996年8月9日
事業内容
  • 貨物運送事業
  • バイク便事業
  • 海外向け宅配事業
会社HP http://www.e-transtech.com/
いきなり社長面接 http://www.ikinari-ceo.com/index.php?mode=detail&pres_id=4

経営者への足跡:ある社長との出会い

私が社長になる事を意識し始めたのは学生時代。
アルバイトで知り合ったある社長とお話をする機会があり、
その際、強い憧れの念を抱いたからです。
また、このバイク便業界に携わる事になったのもその社長から声を掛けられ、
まだ未成熟の会社を大きくしてやろうと思い、チャレンジした事がきっかけでした。

そういう意味ではその社長が私の今を創った、
創るきっかけを与えたと言えると思います。

自分の中の喜び:お客様に直接、声が聞ける

今では経営者、バイク便業界で働いている私ですが、
学生の頃は「海外とのやり取りがある会社に行きたい」という気持ちで
ハンドバックの輸入商社に勤めたり、バブル当時、憧れの的だった
「ツアーコンダクターになりたい」という想いで転職したりと
華やかな事を追いかけるキャリアを積んでおりました。

しかしこの頃の経験が今、お客様の意見を取り入れる
弊社のスタイルに影響を与えております。
それは、この転職によって、お客様との直接的なやり取りに
自分が非常に喜びを感じる事に気づいたからです。
それ故、トランステックではお客様から頂いたご意見を
自分達でどうにかしてサービス化を図ろうとサービス展開に
繋げさせていただいているのです。

新たなチャレンジ:会社の基盤を創る

ある社長の声掛けでベンチャー企業に乗り込んできた私ですが、
当時の会社の状況には驚きました。
会社としての基盤が全く出来上がっていなかったのです。
それ故、最初の一年間は社内のルールづくりと会社の方向性を
まとめる事に注力しました。

自分よりも業界や社歴の長い方々とも考え方に賛同してもらえるよう、
じっくりと話し合いました。
そして、基盤ができた一年後から全員で会社を大きくしていったのです。

独立へのきっかけ:企業同士の合併が招いた方向性の違い

しばらくして、会社に更なる体力をつけようと
ある会社と合併する事になりました。

しかし、この合併がお客様の為に使いやすいサービスを
提供しようという私の考えとブランドや規模を創れば、
お客様は後からついてくるという合併した企業との
考え方のギャップを招きました。

よって、私は自分が思うお客様の為に
使いやすいサービスを提供できる企業を創ろうと
私と想いを共にしてくれる10名の社員と独立を果たしたのです。

今後の目標:航空便も手掛け、よりグローバルな対応を

お客様からのご意見から業界初の「区建て料金」スタイルを確立させたり、
日本〜フィリピン間のサービスを始めた当社ですが、
今ではバイクや車、船だけでなく、航空機を用いたサービスを始めてほしいと
お客様からご依頼いただいております。

よりグローバルかつ透明感のある会社を目指すためにも
今後、こちらを実現し、「物流であれば、トランステック」と言われるような
会社を創りたいと思っています。

社長のテーマカラー

オレンジ

朝日、夕焼けの色で、「今日も頑張ろう」「明日も頑張ろう」
と思わせてくれる情熱の色であるから。

社長を表す漢字一文字

「志」

自分がやらされているのではなく、
自分の想いで行動し、それが実現した時にリタイアすべきだと思っているため。

学生に皆さんへ:こんな時代だからこそ・・・

こんな時代だからこそ、自分の中に自分なりの考えを持っている事、
そして、リスクをチャンスと捉えられる事は非常に重要になってきます。

他人と同じ事をしていたら、勝つ事はできません。
勝つために自分はどうしたら良いのか、その考えを持ち、
更にそれを実行できる型破りなチャレンジャーが今、
必要とされていると思います。