代表取締役社長 永田 雄司

株式会社セルカシステム 代表取締役社長 永田 雄司

代表取締役社長 永田 雄司

株式会社セルカシステム
設立 2000年8月1日
事業内容
  • 情報処理ソフトウェアの設計・開発・保守委託・請負及びコンサルティング
  • コンピューターに関する出版物の執筆・編集及び販売・教育
  • コンピューターシステム又はプログラムの設計・開発
会社HP http://www.selca.co.jp/index.html

「人を大切にする会社です。」

1周年記念に作った記念品。

私はシステムエンジニアとしてずっと働いてきました。
大手のシステム開発会社で経験を積み、
その後フリーのエンジニアとして活動していました。

そして2000年、仲間3名と会社を設立。
最初は自宅の事務所からのスタートでした。

しばらくは仲間だけで経営していて“組織”としては活動していませんでした。
2年ほど経ち組織を大きくして行こうと思い、有限会社から株式会社へ。
組織変更と同時に社名も変更。
実はSELCAという社名は社員が考えたものなんです。
その時、社員を大切にする会社にしよう!と想い取り組みを始めました。

毎年社員向けに記念品を制作。社長からの想いが伝わる品々。

エンジニアは雇用先の会社にはほとんど出社しません。
お客様の所に何ヶ月も常駐するのが普通です。
なので、自分の居場所がないように感じてしまいます。
そういう想いを自分の社員にはさせたくなかったので、
月に1回は面会の時間を作ったり、社内イベントも年に数回企画したり、
全社で顔を合わせる機会を大切にしています。
社員ができるだけ長く会社と関わっていられるように、
会社としてできる範囲のことはやっていきたいと考えています。

セルカシステムのビジョン

当社の強みは汎用系からオープン系まで幅広く対応できること。
「これしかできない」ではなく、
お客様の幅広いニーズに応えられるようにしています。
今後のビジョンは社員を大切にしながら会社を長く継続させていくこと。
社員数が50名以上になってきたら各部門を分社化し、
セルカグループを作れたらいいですね。
当社には誰もが社長になるチャンスがあります。

「会社とは何ですか?」

皆さん、会社って何だと思いますか?
私は社員に対してこれを聞くとき、「会社とはあなたたち自身ですよ。」と伝えます。
会社とはビルですか?社長ですか?お金ですか?私は違うと思います。
会社=人です。法人は人の集まりです。
会社を大切にするということは、社員を大切にするということ。
会社を良くするのも、悪くするのも人なんです。

だから社長が社員の文句を言うのも、社員が会社の愚痴を言うのも、
本当はおかしな話で、会社はそこで働くみんなが良くしていくものだと私は思います。

起業、独立を目指す学生のみなさんへ

大手企業でも中小企業でも、独立しやすい環境かどうかは会社によって違います。
学べる環境がそこにあるかは見極めたほうがいいですね。

起業することは簡単にできます。
しかし大切なのは会社を永続させていくこと。維持することが何より難しい。
どうやって会社を発展させていくのか、急成長させて人をどんどん増やしていくのか、
地道にしっかりと基盤を固めていくのか、戦略も重要です。
また、長く経営していくのに一番大切なのは“仕事への情熱”です。
成し遂げたいという想いをどれだけ長く持ち続けられるかが大切です。