代表取締役 畑 雅文

株式会社フレッシュデリ 代表取締役 畑 雅文

代表取締役 畑 雅文

株式会社フレッシュデリ
設立 1997年4月
事業内容
  • サンドイッチ、ベーグルのデリバリー専門店
会社HP http://www.freshdeli.jp/

自分の居場所

高校卒業後は、オーストラリアでのワーキングホリデー、
ショップ店員のアルバイトを経て、
スキーのインストラクターを4年間勤め、
冬はスキーのインストラクターとして、
夏はアルバイトとして過ごすうちに出会ったのが、ハンバーガーショップ。
ここで、デリバリーを担当していました。

ハンバーガーショップを自分でもやってみたい!
この思いでフレッシュデリの立ち上げを決意。
まさか、自分が会社を立ち上げるなんて想像もしていませんでした。

そして私にとっての起業にはもう一つ大切な意味があります。
それは、「自分の居場所を創る」ということ。
冬の山ごもりを終えて、アルバイトを探しながら、
私が感じたのは、アルバイトとはいえ、
自分の仕事、自分の居場所を見つけることの大変さでした。
アルバイトにも関わらず、何件も採用を断られた時には、
社会の厳しさというものを痛切に実感しましたね。

なので、私にとっての仕事は、お金儲けではなく、
自分の居場所を与えてくれるものなんです。
「自分の居場所」を求め続けていた私にとって、仕事があるだけで嬉しかった。
事業が軌道に乗るまでの道のりは本当に苦労の連続でした。
それでも、ここまで続けられてきたのは、そこに自分の居場所があったから。
これは、私が働き続ける限り変わらない思いです。

常に最善の答えを

テーマカラーは「白」

何か一つの色ではなく、どんな色にも変化できる存在でありたいから。
それに、世の中が変わるように、
私自身も常に変化していきたいと思っているので。

仕事においても、より良いものをお客様に提供するためには
どうしたら良いかを一番に考えています。
ですから、たとえそれが当初予定していたものと違うものになったとしても、
コロコロ発言を変えたりしています。笑

それも、より良いものを見出し、提供していくため。
ですから、どんなときでも柔軟に変化し
対応できる存在であり続けたいと思っています。

「継続」の心

座右の銘は「継続」。

この言葉は、私がフレッシュデリ創業当時から使っている包丁にも
刻まれている言葉で、会社を創った時の私の信念がこめられた言葉なんです。
「継続」というのは、すごく難しいことですが、とても大切なこと。
私自身、自分に常にプレッシャーを与え続けることで、
仕事に対して妥協できないようにしています。
そうすることで、ドキドキワクワクしながら仕事できますしね。

長く勤めないと、仕事に対する自信というのは身に付かないもの。
これから、社会にでていく皆さんにも、仕事がある喜びを感じながら、
「継続」の心を忘れないでほしいと思います。

ビジネスにドMな学生の皆さんへ

足踏みしないで、やりたいことがあるなら、とにかくやってみて下さい。
「思い立ったらすぐ行動」 私自身、そうやってここまでの人生を歩んできました。

そして、やりたいことを見つけたら、へばりついてでも続けること。
何事も続けないと実になりませんから。
イメージ通りになかなか進まないのが人生。
うまくいくことも失敗することもあります。
たとえ、失敗してしまっても、やめてしまったらそこで負け。
やり続けていくことに意味があるんです。
5年くらいは続けて、それでもだめだった時に、立ち止まって振り返れば良い。

頭で考えすぎずに、もっとシンプルに考えること。
とにかくやってみて面白かったら続ければいいと思います。