FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社 代表取締役 神戸 孝

代表取締役 神戸 孝

FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社
設立 平成11年5月6日
事業内容
  • 資産運用及び管理に関するコンサルティング並びにカウンセリング業務
  • 経営コンサルティング、通信教育事業及び学校事業、編集出版業
  • リスクマネジメント及び保険に関するコンサルティング
  • コンピュータソフトウェアの開発及び販売

会社HP http://www.fp-ac.co.jp/

自分のやりたいことを探した人生

高校生のとき、冤罪を扱った岩波新書の「誤った裁判」という本を読み、弁護士を志しました。
しかし大学の法学部に通い法律を学ぶうち、自分にはビジネスの世界の方が向いているのではと気づき、就職先は銀行に。
先輩の話をうかがい、「こうなりたい」と思い入社を決めたのですが、私が銀行に入社したのは
今思えば、「就社」だったといえるでしょう。
入社後の数年間は広義の研修期間だったので、ビジネスの基本から実務まで
様々な研修を受けながらジョブローテーションで預金・与信・外為などの
銀行業務を一通り経験させてもらいました。

そんな中
「この仕事を一生続けられるか」、
「金融ビジネスの中でどの分野を自分の土俵とするべきか」
を考えるようになりました。

「自分が進むべき道は、金融商品の開発か個人向けビジネスの分野だ」

当時の銀行業にはマーケティングの考え方がほとんど存在せず、
欧米と比べると大きく遅れている状況だったのです。

ちょうどその頃大学時代の友人が会社を立ち上げ、
役員にならないか、という話が私の元に舞い込みました。
安定している銀行をやめ、ベンチャー企業に転職するという選択は当時としては異例の出来事でしたが、
私はその会社のスポンサーである上場企業の経営者に会い、直接話を聞いて、転職の道を選択。
入社した会社では財務を主に担当しており、証券会社の方などと情報交換をするうちに
フィナンシャルプランナーという職業がアメリカに存在している、ということを知りました。

「これからの時代、日本でも必ず必要とされる職業になるだろう」と確信し、
ファイナンシャル・プランニング・サービスのプロジェクトリーダーを必要としていた
証券会社に転職、31歳でした。

この時が自分のやりたいこと、やるべきことが明確になった
私の真の「就職」だったと思います。

全社的なプロジェクトのリーダーとして自由な環境で仕事をやらせてもらえたため、
商品開発やシステム開発、人材育成、広報など本当に幅広い業務に携わることができましたね。
もちろんキチンとアウトプットを出すことやポジションをつくるための努力も行っていました。
その証券会社には12年間勤めていたのですが、山一証券が倒産した後に、
会社が早期退職制度を導入し、多額の退職金が出るという話に…。

「これは天が与えてくれたチャンスだろう。
 生活者側に立ったファイナンシャル・プランニングの業界をつくりたい。」

と、向いの席に座っていた現当社役員と起業。
ビジネスにはタイミングがたいへん重要であり、それまで仕事をお手伝いしてきた
外部の経営者の支援も受けられるということで、起業という決断に至りました。

その年の年賀状には、「天機の年・一歩大きく踏み出します」と書きました。
ありがたいことに、それまでのご縁もあって、送付した先の方から仕事を頂くことにもつながりました。

座右の銘:恵存


著書にサインを求められた時など、私はよく「恵存」という言葉を書きます。

ゼロから出発した自分にとって
「今があるのは皆さんのおかげ」という想いが強いからです。
この言葉、想いを大切にしています。

テーマカラー


アメリカン・ブルー

アメリカン・ブルーには知性や前向きさを感じます。
「ロジカルに、お客様に前向きな気持ちを抱かせる」
そんなイメージのある色ですね。

これから必要になる人材とは

“自分のやりたいことを持っている人”
成功するためには誰でも努力をすると思います。
問題はその努力をいつまで続けられるかではないでしょうか。
自分がやりたいこと、自分のなりたいものがはっきりしている人は
成功する確率が高いだろうと思います。

学生のみなさんへ

「この道でいく」と決めたら早めに行動に移してください。
社会構造が大きく変わるような局面では、スピードが何よりも重要、勝負を決めます。
また、格差がつきやすい社会で生き残るためには、人と同じことをやっていてはいけません。

CHANGE is CHANCE
「変化はチャンス」
CHANGEとCHANCEの綴りの違いは、GとCだけです。
CHANGEのGの文字の中にある、小さなt、
time(時間のロス)timidity(臆病さ)taboo(タブー)をとり去れば、
CHANCEに変わります。
一歩踏み出すことでチャンスをつかんでください!