代表取締役 久坂 誠治

株式会社ダイヤモンド・トリニティ 代表取締役 久坂 誠治

代表取締役 久坂 誠治

株式会社ダイヤモンド・トリニティ
設立 平成18年10月
事業内容
  • アクセサリー・ジュエリーの賃貸、販売並びに輸出入
  • インターネットによる情報提供サービス
  • 投資業
会社HP http://www.diamondtrinity.co.jp/company.html

NO.1ではなくNO.2になりたい!

私は幼い頃から、二つの夢を持っていました。
一つは、この人だ!と自分が信じた人を引き上げられるような最高のNO.2でいること。
みんなのトップに立ってみんなをリードしていけるNO.1の方が、
普通に考えればカッコイイかもしれませんね。
でも自分よりも能力がある人を、私の力でNO.1にしていくことがカッコイイと思いました。
また自分はそこまでずば抜けた能力はないと思っていたので、
むしろ、そういったトップに立つ人間を影で支える能力に自信があったので、
「NO2」にこだわりました。

この夢は、政治家の秘書という形で実現することができました。
とても尊敬している方の秘書になることができました。
政治家は、秘書達の地道な努力や支えがあってこそ政治家たちの活躍はある。
自分自身がこの裏方の「秘書」という世界に入ることで、「最高のNO.2になる!」
と思っていました。
ここでは多くのことを学び、経験し、得ることができました。

でも社長にもなりたい!

もう一つの夢は社長になって大金持ちになること。
本音を言えば、大金持ちになって早くゆっくりと人生を送りたいですね(笑)
小さい頃から社長になりたいなぁと漠然とそう思っていました。

独立への大きなきっかけになったのは、証券会社での経験。
私が就職活動をしていたのは、バブル崩壊のどん底の時代。
ただでさえ厳しい状況の中、証券や銀行といった金融業界はもちろん不人気職種。
でも私には、大金持ちになりたい!という夢があった。
今どん底なら、あとは這い上がるだけ。景気が回復した頃には、
入社しにくくなるだろうと判断した私は、あえて金融業界を選び
証券会社に入社を決めたのです。
入社当初は伸び悩んだ数字も、2ヶ月後には同期の中でトップ成績を残せるように。

しかしどんなに売上を伸ばし、貢献しても、自分に入ってくる給料は変わらない。
もしも、自分の売り上げがそのまま給料として入ったらどうなるのだろう、
いつかは大金持ちになりたい!という夢があった私は、誰かに雇われるのではなく、
自分でやっちゃえ!と思い、その後ダイヤモンド・トリニティの立ち上げに誘われ
社長になることに決めました。

ダイヤモンドの資産価値を広めていく。

今後は、ダイヤモンドが資産になるという価値を世の中に伝えていきたいですね。
ダイヤモンドは間違いなく必要なもの。
そうでなければ、銀座の一等地にダイヤモンドの販売店なんてないはずですから。
でも、その価値を感じない人やダイヤモンドを必要としていない人には、
私達はダイヤモンドを売りません。必要としている人にしか、売りません。

「みどり色」ではなく「ビリジアン」

テーマカラーは「ビリジアン」。小学生のとき、絵の具セットにあったこの名前を見て、
なぜ「みどり色」ではなく「ビリジアン」なんだろうと疑問に感じていました。

私が政治家の秘書を辞めて社長になることを決めた時、
なぜそのまま選挙に立候補しなかったのか、と周りの人たちに思われていました。
でも私の人生なんだから、周りにどう思われようがそんなの関係ない。
短い人生だから自分のやりたいことだけやれば良い、それが私の生き方なんです。

ビリジアンの話もこれと同じで、周りになんで「みどり色」ではなく「ビリジアン」なの?
と思われても、「ビリジアン」なんだから仕方ない。
周りからは「みどり色」に見えても、その色は他のどんな名前の色でもなく
「ビリジアン」なんです。
だから私のテーマカラーもあえて「ビリジアン」にしました。

俺には剣がある、近藤がいる、新撰組がある。それだけで最高の人生だ。

私の憧れるNO2の一人に新撰組の土方歳三がいます。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」の中に出てくる土方の言葉に、

「俺には剣がある、近藤がいる、新撰組がいる。それだけで最高の人生だ。」

というものがあります。
この、剣や新撰組の部分を自分に置き換えて考えるようにしています。
「自分にはダイヤモンドがある」のようにね。笑

もうひとつ、私が大切にしている言葉に、
「失敗したり間違えたりすることはいけないことかな、はずかしいことかな。」
というものがあります。
これは、小学校の時担任だった先生が作ってくれた詩の中のフレーズで
今でもはっきりと覚えています。
この言葉のおかげで、多少失敗して、怒られても気にしなくなりましたね。
凹んでもでも5分で復活できます笑。

めったにいない経営者の想像を超えられる人材。

私達経営者をはじめ上の立場の人間が、後輩たちに対して何か指示や課題を与える時、
多少のミスや失敗を事前に予測して、この程度できれば良いだろうと思って指示するもの。
大抵の人は、その想定範囲内の仕事をこなすだけ。

しかしたまに、良い意味で期待を裏切る、私達の想像以上の成果を出す人材というのがいます。
そういった人は“自分になぜその仕事が与えられたのか”を考えられる人。
言われたこと、与えられたことの意図を考えられる人だと思います。
マイクロソフトに代表されるように、世の中はたった一人の才能で変えられるもの。
私達経営者が求めているのは、こういった「想像を超えられる」人材ですね。
でも、この能力は生まれ持った才能なんですけどね。笑

1万円札はただの紙切れ。大事なのは自分で稼ぐ力です。

日本の1万円札も、海外に行ってしまえば、ただの紙切れ。
皆さんは、このお金のために働くのでしょうか?お金に人生を振り回されないで下さいね。
仕事というのはあくまで、お金という「紙」を得るための手段。

自分1人で生きていかなければいけなくなった時に、
その“稼ぎ方”を知っていることが大切なんです。

稼ぎ方を知っていればいくらでも稼げますからね。
あとは、働くことへの意識の差。「働く」という意識を持って働くのか、
「働かされる」という意識を持って働くのかの違いだと思います。

学生の皆さんへ:人生は短い

大学生の頃に経験した阪神大震災で、死の恐怖と隣り合わせの経験をしました。
私の人生観は大きく変わりました。
人生は短いし、いつ死ぬか分からない。だからこそ細かいことを気にしないで
生きたいように生きよう、そう思えるようになりました。
なので、やりたいことだけやって、付き合いたい人とだけ付き合う、
少しくらい怒られても気にしなくなりましたね。
皆さんももっと自分らしく生きていいと思いますよ。