代表取締役 木戸 卓樹

株式会社セッション 代表取締役 木戸 卓樹

代表取締役 木戸 卓樹

株式会社セッション
設立 2006年1月
事業内容
  • コンサルタントアウトソーシング事業
  • 飲食事業/コールセンター事業
  • 各種労働者派遣事業
会社HP http://www.session-japan.co.jp/

「40代でフランスにオーべルジュ(滞在型ホテルレストラン)を建てる!」
夢に向かって走り続ける、セッションの木戸社長にインタビュー!

「夢は自分で叶えるもの」

私は両親の姿を見て、将来は起業しようと思っていました。
小学6年生のときに、自分が80歳になるまでの人生計画を紙に書いたこともありました。
その頃から、自分が将来やりたいことを自由に考えていました。

中学生の頃に、いわゆる“アメリカンドリーム”の本を読んだことがありました。
アメリカンドリームを持って奮闘する話を読んで感じたことは、「夢は自分で叶えるもの」ということでした。

日本の辞書では“夢”は「幻想」「見るもの、はかないこと」、とういう意味で書かれていますが、
米国の辞書では「実現するもの」という意味で書かれています。

私は自分の夢や、将来やりたいと思う「人」の夢を叶えたいと思い、
そこに向かって努力するようになりました。

「食」と「人」

私の母が飲食の事業をやっていたこともあって、「食」に興味を持つようになりました。

高校では、食品加工科を選択し、野菜や米を作ったり、牛の出産を手伝ったりしました。
普段は野菜や肉は食べているだけですが、実際に生産してみて、気づくこともたくさんありました。

高校卒業後は、飲食業界に行くことも考えましたが、人について学びたいと思い、
大手人材派遣会社に就職。
人との繋がりや付き合い方を大切にしたいと思っていましたが、現実は難しいこともありました。

人材を決められた人数に対して、頭数を揃えるように配置する。
そういう仕事のやり方でした。
でも一人一人良く見ると、ただやっているだけの人と、楽しんでいる人、
手先が器用な人、スピードの速い人、いろんな人がいました。

それを見て、その人それぞれの適正に合った職種を見つけ活かしたい。
と歯がゆい思いをしました。

その後はずっとやりたいと思っていた飲食業に転職。
フレンチレストランを専門に一から学びました。

ヨーロッパの魅力に引き込まれ、日本での可能性を感じ、より沢山の人達に
わかってもらいたい一心に、さまざまな店舗の立ち上げに参加しました。

この会社を興す事が出来たのは、自分の信念を曲げず「食」と「人」の原点を学び、
仕事としての楽しさがあったからです。

我々は飲食業界における「人」の大切さを一番に感じていますし、
働く側・雇う側双方の立場になり、よりよい環境と繋がりを創る事の責任を大きく捉えています。

今後のビジョン

私たち人材派遣や職業紹介会社の使命として、
雇用の促進や企業の向上に向かって努力していかなければならないと思っています。

そして、私たちがマッチングした人や企業が、生き生きとすることで、
日本を元気にして行こうと思っています。

木戸社長のテーマカラー

白は緊張感のある色だと思います。

汚れてしまわないように、ずっとキレイにいられるようにしよう、
という意識が出てきます。

社長を表す漢字一字

「徳」
私は人が好きで、その人の“徳”を見つけることも好きです。
レストランをやっていたときに感じたのは、初めてきたお客さん、常連のお客さん、
シェフ、入ったばかりのアルバイト、それぞれの存在があってこの店が成り立っているということ。
自分は、周りの人に支えられている存在なんだなと思います。

「義」
人を重んじる心とか、自分がやると言ったことは最後までやりきるといった責任感。
そういう“義”の気持ちは大切にしています。

これから求められる人材

もっとグローバルに考えられるようになって欲しいと思います。
諸外国に対して行動している人が日本にはとても少ないように感じます。

私はアメリカやヨーロッパなど、いろいろな国に行きました。
それぞれの国で、いろいろな人に出会いました。

文化も肌の色も格好も違いますが、“人”に目を向けると、
日本人も外国人も「人は変わらない」ということに気付きました。

また、改めて日本を見てみると、日本の良いところも悪いところも見えてくるようになりました。

皆さんもグローバルに捉えて、自分のやりたいことを見つけてみてください。

学生のみなさんへ

「個」を大切に。

自分自身のなりたいもの、やりたいことを大切にして、
なりたいものになれるように行動をして下さい。
周りに合わせたりするのではなく、自分の個性や志向といった“感性”を磨ける環境に飛び込み、
自分のやりたいことに進んでほしいと思います。