代表取締役スタジオ館長 川辺 保弘

株式会社東京ベイスタジオ 代表取締役スタジオ館長 川辺 保弘

代表取締役スタジオ館長 川辺 保弘

株式会社東京ベイスタジオ
設立 2000年9月
事業内容
  • スタジオ賃貸事業
  • コンテンツ制作事業
  • インターネット放送事業
  • 各種のイベント事業
会社HP http://www.tokyobaystudio.com/info/company.php

起業経緯

私はテレビよりもラジオを聞いて育った世代で、
幼いころからラジオに親しんできました。

深夜ラジオに夢中になっていた中学生時代には、ラジオから流れる音楽に耳を傾けながら
自分は音楽に関わる仕事をしようと心に決めました。
14〜5歳の時分に、こんな番組を造り出せたらという憧れを持ったのです。

さて就職先はどうしよう、といった時期になりまして、
魅力に感じたのは「裏方」というポジションでした。

音楽に関わる仕事がしたい、
けれど、アーティストよりも彼らを世に送り出す仕事の方が楽しそうだ。
自分が関わることで人や音楽が世に送り出されれば、きっと素晴らしい。
そういった気持ちから、アーティストは目指さず、音楽のある環境を求めて
ソニーレコードに就職しました。

ソニーレコードで働くようになり強く感じたことは、「SONY」というブランドの威力でした。
知名度やブランド名が無いために苦労している会社がある。
その時ふと思ったのです。

チャレンジでブランドを背負わずにやってみたい。

それには自分で媒体を持って「書く・しゃべる・オンエアーする」を
きちんとこなし、番組を完成させたい。
アーティストをデビュー時から一貫して支えたい。

ソニーで13年間働いた後、仲間と共にスタジオを借りて会社を立ち上げ、
2000年には、ここ、お台場にスタジオを設けました。
産経新聞社と提携し、ラジオや動画コンテンツやイベントの制作をしています。
ラジオや紙面だけでなく、映像としてインターネットと携帯にも進出してゆくことが
これからの時代には必要だと思い、11月1日からは「ODAIBA TV」をスタート。
着実に事業を展開して行きます。

テーマカラー

「Blue」
お台場は空も海も広く見渡すことのできる土地です。
ここにいると、空のブルーと海のブルーの微妙な違いに気付きます。
そんな差異をも表現してゆきたいという思いを持っています。

座右の銘

「一期一会」
50歳を過ぎてから、今後のことを考えるようになりました。
あと何年生きることができ、どのような人たちに出会え、どんなことができるのか。
それを思うと、本当にひとつひとつの出会いが大切だなと感じるのです。
何らかの仕事をする以上、関わる人たち全てが納得できることが重要だと思っています。

こんな人と働きたい

「真面目な人」
多くのアーティストと関わる業界柄、この仕事はハデでルーズにこなしても
許されるのではと考えられがちです。

しかしどのような仕事でも、時間を守る、あいさつをする等、
当たり前のことをきちんとこなすことは必要です。
業界のイメージに流されず、真面目に取り組めるような人と働きたいですね。

今後の目標

まず、ワンソースマルチユースの実現に向けて更に事業を展開することです。
ラジオの分野だけでなく、映像の分野にバラエティーに富んだ、
バージョンアップされた「見えるラジオ」を実現します。

もうひとつは、良い人材を育てること。
次に活躍するアーティスト、これから活躍してもらいたい社員に夢を与えながら、
好きなことができるフィールド作りを考えています。

就活生へメッセージ

自分が何をしたいかを良く考え、期間を決めて、統一性をもって動いてください。
いちばんに優先すべきことは、自分が何をしたいかだと思います。目標を貫いてください。