代表取締役 CEO 橋本 真由美
設立 | |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.hershe.co.jp/h.p/intro/index.html#top |
起業ストーリー
ある時、六本木の飲み屋でタレントの志村けんさんの席の隣になったんです。
当時、彼は長者番付5位という人気ぶり。
そこで、すぐに脳裏に浮かんだのは”こんなチャンスはない”という言葉でした。
次の瞬間、何をしようかと頭をフル回転。
そこで思いついたのが、即興での志村さんのモノマネでした。
志村さんが少しでも笑ったら、事務所で働かせてもらえるよう交渉したんです。
そうしたら、半分あきれた様子でクスっと笑ってもらえたので、
翌日から半ば強引に行きますと(笑)
そこで実感したのは、当時の私は高卒だったので学歴コンプレックスだったんですね。
まずは大学に行かなきゃ始まらないと。
しかし、志村さんの事務所では学歴の話は一切出ずに話にあがるのは仕事の成果だけ。
ここで私の認識が変わりましたね。
その後、志村さんの事務所には二年ほどいました。
志村さんの事務所では普通のOLではもらえない給料でしたし、
居心地もよかったのですが、働いていく中で自分の本当にやりたいことはなんだろうと考えていき、
コンピュータをやりたいと転職を決意。
学校に行くような余裕はなかったので未経験可の会社を探しました。
その会社で働き始めて半年。自分では良いものを創っているなと思っていたのですが、
給料はどんなに頑張っても変わらない。
当時、私は23歳。そして、ある時起業を決意。
周りからは経験も少ないので「危ないよ」と心配されましたが、
少なくとも今よりは稼げるだろうと考えていたので不安はあまりなかったですね。
テーマカラー
「オレンジ」
温かみのある色であり、受け入れやすい色だからです。
会社のHPの色がオレンジなのもそれが理由なんですよ。
これから必要な人材について
「粘り強い人」
自分のやりたいことと違うからと言って、すぐ辞めない。
理由がわかっていればいいのだけど、
ただ何となく合わないではだめだと思います。
今後の目標
今力を入れている自社媒体を安定させたいですね。
今までは受託開発をメインで行ってきたので、
そのノウハウをそろそろ自社にも活用しても良いのではないかと。
学生へのメッセージ
やりたいことが適職とは限らない。
私の場合、デザインの仕事が適職だと思っていたのですが、
実際に向いていたのは営業の仕事でした。
それに気づいたのが起業をしてしばらく経ったときに
私が苦労していたデザインをすぐに修正してきて、
しかもそれが私のよりも良い作品なんですね。
そのときに私が向いているのはデザインの仕事ではなく、
デザインをとってくる仕事だと気づき、
そこからは営業に専念するようになりました。
ですので、学生の皆さんにも最初に選んだことが
適職かどうかにとらわれないでやっていってほしいですね。