代表取締役 戒能 正憲

株式会社デーコム 代表取締役 戒能 正憲

代表取締役 戒能 正憲

株式会社デーコム
設立 1977年(昭和52年)9月
事業内容
  • システムインテグレート
  • パッケージソフト開発
  • システム導入コンサルティング
  • インターネット・運用サポート
  • テクニカルサポート
  • オープンシステム開発
会社HP http://www.dcom-web.co.jp/

面接=人生の気付きを与える場

デーコムの採用は独自の方法でやっています。

面接初日から私がやります。

その面接では私と2〜3時間近く話してもらいます。
お互いを知り、理解を深めるためです。
そこでこの人は魅力的だと感じたら、その場で即合格、つまり内定を出します。
一回目から最終面接なんです。

採用は長い時間かければいいとは思いません。
短い時間のなかでも真剣に向き合えばその人のことは見えてくるものです。
しかし不合格の人とも関係は終わりじゃありません。

デーコムを志望してくれた人、みんなに幸せになってほしいんです。
だからその人が今後どんな道に進んだらいいのか、とことん相談にのります。

私はこれまでに多くの学生と出会い、相談にのってきました。
私のこれまでの経験を伝え、学生のこれからの長い人生に、何か気づきを
与えてあげることこそが一番の社会貢献だと私は思っています。

学生たちから納得のいく道が見つかったと後日報告をもらえたときは最高に幸せですね。

心にゆとり

私たちは自分たちが欲しいと思うモノをつくりだしています。

売る事が目的ではありません。
売りたい、と思うより「心にゆとり」をもつことが大事です。

パチンコも同じじゃないですか?
あてようと思うとあたらないことって多いと思うんですよ。
でも時間が少しできたからやってみようと思うときに限って大当たりするときってありませんか?
それと同じだと私は考えています。

売りたい、売りたい、と思うだけでは決して売れません。

また、欲しいと思うモノをつくる経験が教育となると考えています。
テーマを与えてつくらせることで、発想力や創造力を身に付けさせます。

今後は一層社員に技術者としての仕事に精をだしてもらうために、
営業をしてくれる会社と組んで仕事をしたいと考えています。

しかし多くの仕事をいただけても全てを引き受けるのではなく、
仕事を選ぶ「ゆとり」をもつことが大事だと常に考えています。

デーコムの社員教育

新入社員の研修は一年間がかりです。

内定式から最初の半年は日本語教育からはじめます。

今の学生は日本語がうまく話せていません。
敬語ができていなかったり、文章すらまともに書けなかったり。
そんな学生が非常に多いです。

これはゆとり教育の影響でしょうね。
だから私はまずは日本語を一から学び直させます。現場研修はそれからです。

デーコムでは新入社員を指導する講師が全て社内に存在します。
その講師は先輩社員で、新入社員の先生になります。
生徒と先生のつながりは先輩後輩の深い関係づくりにつながります。

また、教育とは別に、社員どうしのつながりも大切にしています。
旅行にいって、飲み会やカラオケで親睦をはかります。

仕事以外でのお互いの一面を知ることができる機会は一緒に働く者同士、本当に貴重ですからね。

社員は超一流!そして宝!

デーコムは超一流の社員集団だと思っています。
仕事ができるというだけでなく、人間として一流です。

したがって、少数精鋭でやっていけます。
多く人を採用して会社を大きくしていこうとは考えません。
その年にいい人が見つからなければ採用しなくてもいいんです。

しかし逆に言えば、いい人がたくさんいれば何人でも採用しますよ。
いい人というのは勉強ができるとか、性格がいいとか、全てがいいという意味です。

簡単なことではありませんが、デーコムの社員は全員がそういう人間なんです。

社員はどこの会社にいっても通用する人間を育てたいです。
もし他の会社にデーコムの社員をほしいと言われたときに、うちも必要だし、
あげたくない、仕方がないからあげます、そう云う存在感のある社員を育てていきたいです。

社員は自ら採用したのだから何より大切にします。社員は宝です。