代表取締役社長 川相 政幸

川相(かわい)商事株式会社 代表取締役社長 川相 政幸

代表取締役社長 川相 政幸

川相(かわい)商事株式会社
設立 昭和22年11月3日
事業内容
  • アウトソーシング事業
  • 人材派遣事業・人材紹介事業
  • 総合物流業(保管・流通加工・配送)
  • トランクルームBOX21事業
会社HP http://www.kawai-g.com/

社員同士の絆が大事

私は大学を卒業後、エンジニアとして松下電器産業?(現パナソニック?)に入社をしました。

4年ほどエンジニアとして経験を積み、この川相商事に転職をしてきました。
代表に就任したのはまだ2000年のことですが、就任後にまず私は二つの変革を実行しました。

一つは、それまで幅広く展開していた事業を、
「今後伸びそうであるか」「ニーズがあるかどうか」この2点で再検討し、
今のアウトソーシング業に選択集中させました。

もう一つは、抜本的な組織の変革です。
規模が拡大するにつれ、社員同士の関わりが少なくなってきますが、
どのような事業でもやはりヒトが中心であることに変わりがありません。
最良のサービスを提供するためには社員同士の絆が不可欠です。

もちろん、旧来の良い部分も残しつつ、とにかくマンネリ化を防ぐために
いくつかの施策を実行しました。

月に一度社員同士が感動した出来事などを話し合う場「いい話タイム」や、
当社の行動指針と行動指針を推進していく上で体験したエピソードを
すべて一冊のノートにまとめた「川相ノート」などもその一つです。

表面上ではなく、本音の素直さ

当社でも3年前から新卒採用を再開しましたが、やはり真っ白な状態の新卒の皆さんは、
今後会社をより強固な組織にしていくためには必要不可欠であると考えています。

特に私が重視しているのは、皆さんの「素直さ」です。

一言で「素直」と言いましても、それは決して表面上だけの話ではなく、
時にぶつかり合い、時に励ましあい、本音と本音で語り合う、
そして納得すれば「素直」に認める。

そのような「素直さ」を求めています。

社員全員が同じ経営理念の下、意見交換し、激論を交わすことができる、
そんな強い組織は他にないと私は感じております。

現場で働く方々から幹部、代表者まで心底話し合えるという、
大手にはない強みがここにはあると思います。

「人材派遣事業」ではなく、「人材育成事業」

弊社のビジネスは決して「人材派遣事業」ではありません。「人材育成事業」です。

現在弊社が特に力を入れているのは、非正規労働者の方々にいかに成長を実感してもらい、
その上で適職を見つけてもらうことです。

そのために最も重要なことが、まずは“働く喜び”を感じてもらうことです。

行政機関や同業者でも、テクニックや一般常識を教えるプログラムはところはたくさんあります。
ですがまずは仕事の喜び、成長の実感、将来に対する希望その価値に気付いてもらわなければ
自ら積極的にテクニック習得の研修や学習に望んでもらえません。

ですから、私たちはその最初のヒューマンスキル育成を徹底して行います。

今後もただ人材を派遣するだけの会社ではなく、人を育て、
その人の将来に希望が持てるような仕事を提供し、全ての人に喜びを感じてもらえる会社を
作っていきたいと思っています。