代表取締役CEO 岡部 隆宏
設立 | 2001年8月7日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.x-layer.jp/ |
創業について
2001年当時、建設省の高度情報化のプロジェクトの事務局を構成していた
メンバーと創業しました。
私の家系は父方も母方も事業か商売を家業としており、物心ついたころから
会社勤めをするというイメージが一切なく、ごく当たり前に
「将来は、起業する(当時は起業という言葉はなかったようですが)」と思い込んでいました。
ですから、フリーランスの時期を経て会社を設立するのは、自然な流れだったと思います。
学生時代から、同じ感覚を持った仲間たちといろいろと考えて
起業を目指したものの力及ばず、今で言う学生ベンチャーの夢はかなえられませんでしたが、
その代り、「ぴあ」に入社できたことは幸運でした。
当時の「ぴあ」は、「リクルート」や「アスキー」と並ぶベンチャー企業のはしりのような存在で、
ここでの経験は、その後、いろいろな状況で役立ち、何にも増して自信になりました。
現在は、ITだけでなく様々な分野で優れたベンチャー企業が数多く活動されています。
それを考えると、今の学生さんはとても幸せな状況にいるのだと思います。
社長のテーマカラー
緑。
特に理由はないのですが、子供のころからなぜか魅かれる色でした。
だから、山や高原が好きなのかもしれません。
座右の銘
「時代を語るな、想像力を語れ」
村上龍さんの言葉です。中上健次さんの小説の解説に書かれた言葉だったと
思いますが、強烈にインスパイアされました。
2009年の目標は
2009年に限らず、これからの2年間ほどは私達の事業を根本的に変容させるための
「胎動期」として位置づけたいと考えています。
事業というものに対する志、思想、理論、行動など、すべてにわたって
これまでの状況を越境していくことに情熱をもって取り組んでいきます。
学生の皆さんへ
「何事も自分自身で選択するという自由」を手放さないで欲しいと思います。
会社はもとより、社会は関係性で成り立っているので、どうしても
「私は狭い領域に閉じ込められている」といった感覚を持ってしまいます。
言い換えれば、「他者の意志の包囲網に囚われている」という感じです。
この感覚は、すぐに、自分自身に対する過小評価や他者に対する対抗心あるいは
攻撃性に転嫁されてしまいます。
自分の自由性を認識している人間は、他者を素直に認めて受け入れることができます。
そうすれば、同じ会社の仲間たちや、さらに、自分たちのビジネスのお客様(市場)にも
同様の態度で臨むことができます。
これが成功への強力な基盤になるのではないかと思っています。
まずは例えば仕事のプロセスのひとつひとつにおいて
「自分自身で選択し続けるという“自由”」を謳歌していっていただきたいと思います。