代表取締役 柿内 祐二
設立 | 2003 年 4 月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.web-seed.com/ |
プログラミングの世界へ
私の年代では、小さい頃からすでにファミコンがありましたので
子供の頃からよくゲームで遊んでいました。
そのうち、ゲームを作る方にも興味をもち、ゲームプログラミングを勉強しようと決意。
広島の専門学校へ進路を決めたのです。
しかし、いざ入学してみると、学校の方針は国家資格の取得を目的としていて
実践的な授業ではありませんでした。
これでは自分の考えていた技術を身につけられないと思い、思い切って1年で中退しました。
フリーターをしながらでも技術を習得しようと考えていたんですが、
たまたま友人から大阪の専門学校を紹介されまして、大阪に出てくることになったんです。
この学校は、自分が思い描いていた授業内容でした。
プログラミングを学び、実際にゲームも作り、有意義な生活が送れていたと思います。
この頃ちょうどIT革命が叫ばれており、
ゲームの持つエンターテインメント性をIT技術に活かせるのでないか?
と漠然と考えるようになりました。
就職活動での挫折
専門学校で技術を学ぶことができ、就職も無事決まって安心しておりました。
ところが、健康診断により内定を取り消されるという事態に遭いまして…
今さら就職先を探すのは難しく、学生時代に制作した作品を評価してくれた
ゲーム会社で、アルバイトととして急遽働くことになりました。
しかし、インターネットの時代へ徐々に移行している時期で
私自身はWEBという新しいメディアの可能性に強く惹かれていました。
これまでに学んだ技術やゲームのエンターテインメント性とを組み合わせることで、
WEBでおもしろいことができるのでは。と考えるようになり、
ゲーム会社を辞めてWEB制作会社に入社しました。
起業メンバーとの出会い
実は、このWEB制作会社でWEB-SEEDを一緒に立ち上げるメンバーと出会いました。
まぁ、のちに私の妻になる人なのですが(笑)
このシステム会社は創業まもなくまだまだ会社の形を模索している段階で、
何日も徹夜で仕事をすることもよくありました。
毎日がんばっている社長や役員を見ていて、
この頃初めて具体的なビジョンとして起業を意識しはじめました。
私たち二人は、お互い自分の技術力を試してみたいという強い思いがありました。
その後、私は2年間のシステム会社での経験を経て、ついに独立を決意したのです。
実は・・・
WEB-SEEDは、私が代表を務めていますが、私がシステム会社でまだ働いているうちに、
先に退職していた妻が立ち上げた会社なんです。
2009年の目標
現在WEB-SEEDでは、WEBサイトの受託開発がメインで、
その次にシステムの製品開発に力を入れてきました。
つまり、この二つがうちの二本柱でした。
しかし、今後はWEBサービス開発にも力を入れて、三本柱で会社運営をしていきたいと考えています。
すでに、自社開発のECシステムを使ったWEBサイト運営を昨年の10月よりはじめています。
月商1,600万円を達成しまして、事業として成功しつつあります。
今後はもっと広い意味でのWEBサービスサイトを作っていきたいですね。
私が起業前に考えていた、エンターテインメント性の高い事業が動き出す年にしたいと思います。
学生へのメッセージ
面接を受けるとき、人はどうしても「自分をよく見せよう」と取り繕ってしまいます。
しかし、私たちが若い人に求めるものは、現段階での能力ではなく、皆さんが持っている“可能性”です。
強いやる気と情熱をぶつけることが一番重要だと私は感じています。
技術は、情熱があれば必ずあとからついてきます。
当たり障りのないことを言わない!
おそれずに自分を出す!
「自分らしさ」を企業にぶつけてください。
皆さんの就職活動がうまくいくことを祈ってます。