代表取締役社長 関 一雄
設立 | 2000年4月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://thehouse.co.jp/ |
起業ストーリー
私は中学生の頃から起業したいと考えていました。
親戚もみんな自営業でしたし、経営者になるのが当たり前だと思っていました。
私の祖父や父も経営者でした。亡くなって随分たちますが、丁稚奉公からたたき上げて
一代で財をなした祖父を尊敬し続け、永遠のライバルだと思っています。
祖父を抜くことが人生の唯一の目標です。
学生時代に自分で事業をやったりもしましたが、卒業後は大手コンサルティング会社に就職。
コンサルタントとして経営についていろいろと学びました。
その後は30才になって中華のファーストフード業を起業しましたが、
5年たっても軌道には乗りませんでした。
しかし私にとって働くこと=自分で事業をやることに他なりませんので、
一度の失敗によって人生設計が変わることはなく、むしろ次は何をやろうかと
ウキウキする気分でした。
ザ・ハウスを立ち上げようと思ったのは、ちょうどその当時、自宅の雨漏りが酷く、
欠陥住宅に悩まされたことがきっかけでした。
バブル時に建てられたものらしく、業者の対応も悪く、嫌な思いをしました。
「この業界はおかしい。故に必ずビジネスチャンスがある。」
という想いから、ザ・ハウスを立ち上げました。
前職の失敗から多くを学び、自分なりに失敗しないイメージを描けた上での起業でした。
今後のビジョン
ザ・ハウスを通して日本の住文化を変えていきたいと思っています。
日本の持つ技術や文化は、世界レベルのものが多くありますが、
住文化だけは世界のレベルに達していません。
住む人の生活スタイルに合わせて家の形や機能が決まるのが
住宅のあるべき姿だと思っていますが、日本の場合は人の方が家に合わせて
生活するということがほとんどです。
「休日には家で過ごしたい」と言っていただける家を増やしたいと思っています。
テーマカラー
特にありません。
その色に縛られてしまいますので。常に自由でありたいと思っています。
「座って半畳、寝て一畳」
人間は所詮その程度の大きさしかないということです。
どんなに見栄を張っても、大きくみせようとしても、その人の大きさは変わりません。
持っている物や肩書き等で、その人の器の大きさは量れません。
これから求められる人材
「光る人」
一目見たときに「光っているな」と感じる人がいます。
そういう「光る人」というのは、自分の個性を大事にしている人です。
自分を取り繕って良く見せようとしても、そういう人には惹かれません。
もっとみなさん自分の個性を出して欲しいと思います。
個性がそれぞれあるから、選択されるわけで、みんなと同じではどんな場面でも選ばれません。
自分の個性をちゃんと表現してみて下さい。
学生へのメッセージ
20代で自分の道を決められる人は、全体の1割くらいしかいないのではないかと思います。
残りの9割の人は自分の道を決められずにいると思いますし、むしろそれは普通のことです。
私は20代のうちは道を決めるまでの経験を積む時間だと考えています。
いろいろ経験して、失敗して学べばいいと思います。
無駄になることや勉強にならないことなんて何一つありません。
20代の時はどんな場合にも失うものより得るものの方がはるかに多いはずです。
30代になったときに、自分の道を深堀できるようになっていれば大丈夫だと思います。
失敗を怖がらずに、どんどんチャレンジしてください。