取締役社長 髙野 直

株式会社TAT 取締役社長 髙野 直樹

取締役社長 髙野 直樹

株式会社TAT
設立 2000年10月31日
事業内容
  • ネイル材料の卸し・商品開発
会社HP http://www.nailtat.com/

自分は何がやりたいねん!

幼少のころからサッカー少年だった私。
高校卒業後は法学部へと進学しました。
それまでは、どちらかというと敷かれたレールの上を歩んできたような気がします。
大学2回生の頃でしょうか。急に深く考えるようになったのです。

「自分は何がやりたいねん!」と。

それからというもの、音楽や哲学書など、芸術的なことに没頭し考える日々が続きました。
ちょうどその頃、父が会社を興しました。
特に何をするというわけでもなかった当時の私は、父の会社で働くことを決意しました。

ネイル業界のアスクルを目指す

当社はネイリストの有資格者やサロンオーナー向けに
ネイル用品の通信販売と店舗販売を行っています。

1998年に創業に創業し、時を同じくして、国内のネイリスト検定受検者が増え始め、
おかげさまで当初の売り上げも増加の一途をたどっています。
ただ、当社の成長の要因は決して市況の影響だけではなく、
創業当時から大事にしてきた想いにあります。

初めての幹部合宿の時、自分たちが目指すところはどこなのか、
本当に実現したいことは何なのか、何時間もかけて考えました。

そこで行きついたのが、ネイル業界のアスクルを目指す、ということ。

現在当社は業界トップクラスの約1万2,000アイテムを揃え、
4万人近くのネイリストの方々にご利用を頂いておりますが、
決して品揃えを多くすることだけが私たちの目的ではなく、
どうしたらネイリストの方々にもっと喜んでもらえるか、もっと便利になるか、
それが重要なのです。

ですから、例えばネイル用品以外にもサロンの中で必要となってくるものっていっぱいあると思います。
それらをすべてサポートできることを目指して事業展開しています。

「何を買うか」より、「誰から買うか」

当社では数十ページにわたる経営指針書を毎年作り替え、
それを全ての社員に共有しています。

当社の理念、ビジョン、売上指針から評価基準まで、当社の経営方針の全てがそこに記載されています。

それを社員全員で共有することによって、全員参画経営が実現され、
より素晴らしいサービスをお客様にご提供できるのです。

結局、「何を買うか」より、「誰から買うか」が大事だと思うんです。
そういう意味では、当社の最大の強みは、「人間力」なのかもしれませんね。