代表取締役社長兼CEO 嶋津 良智

株式会社リーダーズアカデミー 代表取締役社長兼CEO 嶋津 良智

代表取締役社長兼CEO 嶋津 良智

株式会社リーダーズアカデミー
設立 2005年3月9日
事業内容
  • 次世代リーダーを育成するリーダーズアカデミーの主催
  • 経営及び営業に関するコンサルティング業務
  • 企業における能力開発、教育訓練に関する事業
  • 経営及び営業に関する講演
  • 企業研修、セミナー、イベント、講演会の企画、立案及び実施
  • 各種人材教育教材の企画、開発、製作、販売及び賃貸
  • マーケティングリサーチ及び各種経営情報の収集、処理及びその提供
  • ベンチャー企業への投資
会社HP http://www.leaders.ac/

起業ストーリー

28歳まで新卒で入社のIT系ベンチャー企業で営業職を経験し、その後独立をしました。
そして、今のリーダーズアカデミーは二回目の起業になります。

今の会社をつくることになったのは30歳の頃に
友人の父親が二日続けて亡くなられるという不幸が続いたことがきっかけでした。
このときに「親が亡くなるような年齢に自分はなったのか・・・」と思い、
生まれて初めて「自分の親の死」に向き合い考えるようになりました。
その延長線上でいずれはやってくる「自分の死」についても考えるようになったんです。
その時、「自分が今このまま死んでも『いい人生だった』と言えるような人生を送っているだろうか」
「自分は何のために生きているのか」
「こんなにすべてを犠牲にして働いているけれど、何のために働いているのだろう」
こんなことを真剣に考え始めてしまいました。

その後、7年間も悩み続けた結果、ようやく自分なりに納得のいく結論が出ました。
少なくとも、このままでは違う―そう思ったんです。
そこで、出した結論は「教育事業」でした。
「人と企業が成長するような事業に対して貢献をしていきたい」と。
これを機に、初めて自分たちで立ち上げた会社を辞めようと考えるようになりました。
しかし、当時は共同代表という形だったので、
他の仲間に「実はこういう理由で、会社を辞めようと思う」と正直に話したんです。
もちろん立場的にも今すぐは無理であることは分かっていたので、
「時期がきたら」と持ちかけていました。
しかし、その時期がなかなか来ませんでした。
そして、39歳のときに会社が上場。
これで一つの大きなけじめをつけることができたと思い、ようやく周りの了解を得ることができました。
そして、このリーダーズアカデミーを立ち上げたのです。

座右の銘

「We live once. Go for it.」
日本語訳は「人生一回。やってみろよ。」です。
37歳のときに決めました。
「人生は一回。お前はどうしたいの?」
と常に自分に問いかけています。

学生へのメッセージ

まずはやることになった仕事に死ぬ気で取り組んでください。
死ぬ気で取り組んだ人にしか見えないものがあります。
また、嫌なことに出会うことがたくさんあると思いますが、
ただ逃げるのではなくてポジティブに逃げてください。
実際、私は最初の会社で営業でしたが、営業は嫌いでした。
だから、営業をしなくて済むにはどうしたら良いかを考えていった結果、
偉い人は営業をしていないと気づき、営業から逃げるために死ぬ気で営業をしました。