代表取締役社長 兼 CEO 小川 雄亮

フロンティアNEXT株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 小川 雄亮

代表取締役社長 兼 CEO 小川 雄亮

フロンティアNEXT株式会社
設立 2005年9月13日
事業内容
  • 「広告事業」
  • 「ブログタレント育成事業」
  • 「モバイル事業」
会社HP http://www.frn.co.jp/

事業内容を教えて下さい。

ブロガーを活用したビジネスを中心に広告事業、芸能事業を展開しています。
また新規事業としてモバイル公式化申請サービスと公式サイト運営、売上アップ
コンサルティングを主としたモバイル事業を立ち上げたところです。

ブログビジネスでは、ブログからの口コミによる商品PRのマーケティングサービスと
ブロガーのタレントプロデュースといった「ブログタレント育成事業」を行っています。
現在、当社では、個性派アイドルユニットの「BLOMO」(BLOGからMOVEMENTを生み出すの意)
をプロデュースしており、新プロジェクトの準備中です。
http://ameblo.jp/blomo-official/

広告事業ではブログだけでなく、モバイルや屋外メディア、マスメディアを
クロスさせたトータルプランニングを行うケースがメインになってきています。
ブログやモバイルといったパーソナルメディアを広告コミュニケーションの中に
有効的に取り入れ、より効果の高い広告サービスを提供できるよう知恵を絞っています。

「効告を考え、創る。」をスローガンに掲げ、
次世代型の総合広告会社として事業を拡大しているところです。

なぜ、ブログビジネスを始めようと思ったのですか。

会社立ち上げ当時の2004-2005年は、日本におけるブログ黎明期であり
通信系やIT系の大手企業が徐々にブログポータルサービスに参入、
インフラが整い出した時期でした。
個人が気軽に情報発信できる時代になれば革新的なコミュニケーションの変化が起こり、
ブログには大きなビジネスチャンスが生まれるというインスピレーションが湧いたんです。

ブログというニューメディアに対する期待感や個人の才能支援ができるというのは
とても魅力的でしたし、これからは個人が主役の時代にパラダイムシフトしていくだろうと。

まったくの未開拓領域だったからこそ、そこに大きな可能性があると思い、
まだだれもやっていないうちに事業を始める決意をしました。

そこで、社名は未開拓の領域(フロンティア)に挑戦し、
次のデファクトを創る(NEXT)というビジョンをストレートに表現した
「フロンティアNEXT」にしました。

起業することはこれ以上ない自己成長につながりますし、
自分の思い通りに仕事ができるといった意味で、もともと起業したいという
想いもありましたので、準備とチャンスが交差したタイミングだったわけです。

遊びと就職活動。

学生時代は遊びに夢中でしたね。

ただ遊ぶといっても中途半端に遊ぶのではなく、とことん遊んでいました。
無我夢中で突き進んでいたからこそ、普通の学生では経験できないことや
実績を残すことができ、その過程の中で、様々な人とのネットワークができました。

今現在でも、学生時代に培われた経験と人脈が大いに役立っています。
しかしながら就職活動時には、第一志望の会社で自分のやってきたことを
うまくプレゼンできず、不合格という人生初の挫折を味わいました。
将来に対して目的意識を持って学生時代を過ごしていなかったことが大きな要因でした。

この失敗経験があらためて自分を見つめなおす機会になりました。
これからどう生きるか、自分は何を成し遂げたいか等、心底考えるようになったからです。
受験でもバンドでもサークルでも自分の思い通りにうまくいっていたのは、
運もありますが、明確な目標に向かって、がむしゃらに努力してきたからだと気づきました。

今の自分があるのは、就職活動の失敗体験のおかげです。今では自分への戒めとなり、感謝しています。

人間万事塞翁が馬、どう考えるかが大切だと思います。

2009年、そして将来は。

まだまだ創業期ではありますが、これまで築いてきた土台をもとにして
急加速、急成長の一年にしていきます。

不況だからこそ本当の意味での効果や効率が求められてくる。
これは我々にとっては大きなチャンスだと考えています。

目指すは世界で唯一無二の輝く会社、
世の中の多くの人に必要とされる会社になるために我々は走り続けます。

学生の皆さんへ

これからの社会は、より自身の実力が問われる厳しい競争環境になることは
間違いありません。

ポジティブに考えれば、自己研鑽に勤しみ努力をすればするほど
可能性が広がる時代になるということです。ですからチャンスは無限大です。

社会人の先輩として、皆さんには「石の上にも三年」という言葉を贈ります。

三年間はがむしゃらに頑張って努力をし続けてほしい。
弛まぬ努力と本気でぶつかっていく熱い気持ちを持ち、
苦しい時も歯をくいしばって継続することがとても大切です。

その中で、多くの経験を積み、ネットワークを広げ、実力を高め、
自己の価値軸を確立し、将来の目標の実現に向け歩んでいってほしいと思います。

最後に、現在は安定志向のため大手企業を目指す学生が多いと聞きますが、
日本経済を活性化するためにはベンチャーは欠かせない存在です。

優秀な人こそベンチャーを志向し、将来は起業にも是非、チャレンジしてほしい。
起業家こそ世の中を変革させていくリーダーですから。
次のソニーやホンダ、パナソニックのような偉大な会社を築くために、
ビジネスに挑戦する毎日はとてもエキサイティングな生き方ですよ。

仕事とは自己実現の手段、未来に夢を膨らまして下さい。