株式会社ALL CONNECT 取締役 古市 成樹


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取締役 古市 成樹

取締役 古市 成樹

株式会社オールコネクト
設立 2005年
事業内容
  • WEB販売代行
  • WEBマーケティング事業
  • ITソリューション事業
  • ブロードバンドコンサルタント事業
  • メディア事業
会社HP http://www.all-connect.jp/
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北陸2トップがタッグを組んだ!

社長の岩井と僕が出会ったのは会社設立の約1年前、
当時僕が働いていた回線販売の代理店に彼がアルバイトとして入社してきたのです。
彼はそのとき大学4年生、僕は福井県のエリアマネージャーをしていました。
僕らはショッピングセンターで回線販売を行なっていたのですが、
彼は入社1カ月にして福井でトップの営業成績を記録。

プロ意識のない学生スタッフが多い中、彼のモチベーションは凄まじかった。
営業経験者たちをごぼう抜きにして、3カ月目で北陸トップに、
最終的には中部地区で1位になってしまったのです。
「これはどえらい大学生がいるもんだ」と驚いたものでした。

一緒にやらないかという話を持ち掛けられたのは、彼の卒業がまじかに迫ったある日のこと。
いずれ事業をやりたいという気持ちは僕も持っていて、ちょうどその頃
名古屋への転勤が決まり仕事に対するモチベーションも落ちていたので、
この話はとても魅力的でした。
僕自身も営業成績がトップだったことから、
「北陸でトップの俺たちが組めば無敵なんじゃないの」と2人でノリノリでしたね。
他にも社内から優秀なスタッフを引きぬいていて、このメンバーでやるなら
絶対に儲かるだろうという、今思えばかなり天狗になっていました。
そして2005年、岩井の卒業と同時に株式会社オールコネクトを立ち上げたのです。

22歳と32歳、社長はどっち?

起業当時、岩井は大学出たての22歳、僕は32歳でした。
2人で起業したものの、社会人1年生の彼にお金があるはずもありませんから、
元手はすべて僕の貯金(笑)。
年齢も考えれば僕が社長になるのが順当だったのかもしれませんが、
社長に就任したのは岩井でした。

もちろん当初は2人を代表においてやろうという案も出ていたのですが、
言い出しっぺは彼でしたし、22歳の代表取締役というのは話題性もあった。
僕自身も性格的に代表は向いていないと思っていたし、年下ではありましたが
当時から彼のことは認めていたので、その部分での不満や葛藤はありませんでしたね。
それよりも、人生を捧げられる仕事を始めるんだという予感に胸を躍らせていました。

営業禁止と大雪のダブルパンチ

僕たちが始めたのは、訪問販売による電話の固定回線の代理店事業。
最初の半月くらいは次々に契約を頂けて、上位代理店からも
「立ち上げ2週間でこんなにとってきてすごいね」と最高のスタートを切ることが出来ました。

しかし起業3週目にして、早くも壁にぶつかります。
突然総務省から通達があり、僕らが扱っていた回線の営業禁止が言い渡されたのです。
絶望的な気持ちになりながらも、他の通信サービスに乗り換えることに。
しかしこちらは営業エリアなどの制約が多く、1回線あたりの手数料も
安いためなかなか利益につながらない。
キャッシュが入ってくるのも3、4カ月後なので、毎月少しずつ赤字が出るような状態でした。
もともとの資金も少なかったので、半年後には「キャッシュがない!」と
行き詰ってしまいます。

さらにその年、福井で何十年かぶりの豪雪を記録し、交通は完全にマヒ状態。
そうなると福井は車社会ですから営業に行けず、何とか行ったとしても
お客さんは雪かきをしていてそれどころじゃない。
ここで訪問販売という営業手段が完全にストップしてしまいます。
僕ら2人の給料は当然なし、社員の給料も払えないという事態へと進んでいきました。

結局1年目の売上は700万円。
「2人で700万はきついよね〜」と言う会計士の先生に、
「実は社員は5人いるんです…」と答えるのが辛かった(笑)。

起死回生のWEB抗戦

それまでの営業手段が断たれた僕らは、一か八かのやけっぱちで
WEBに活路を求めていきます。
訪問販売は一日頑張っても売り上げはたかが知れていますが、
WEB広告は24時間営業しているのではるかに効率がいいはず。
それまでも細々とですがネット販売もやっていて、実際にWEB広告を出すほど
売り上げが上がることも分かっていました。
しかしその時点ではまだ半信半疑…。
でもどうせ営業には行けないのだからそれに賭けてみようと、
有り金すべてをWEBに投資する決断をします。
こうして訪問販売から、WEB上で通信商材を扱うというスタイルへ移行していったのです。

最初の2年間は通信商材のみを扱っていましたが3年目から徐々に他の商材へも手を広げ、
現在では段ボールからウエディングドレスまで、基本的には何でも扱っています。
利益はすべて投資に回すという経営方針が当たり、WEBへ移行したことで
訪問販売ではあり得なかった全国展開も可能にもなりました。
振り返ればあの大雪が転機となって会社が良い方向に進み出したのですから、
あの悪夢のような出来事も結果的にはラッキーだったのかもしれません。

ピンチから得た教訓が会社の強みになる

ネット販売は1クリックで購入出来るというのが利点であり、
多くの場合そのサイト内ですべてが完結する仕組みになっています。
しかし当社はWEBやITを活用しながらも、実際のクロージングは
コールセンターを通して“人が”行っています。
というのも、商品単価が高かったり申し込みが複雑なものは、
1クリックで購入することにためらってしまいますよね。
そこで商品の疑問点や不安点を“人が”解決するコールセンターの出番になるのです。

コールセンターだけ外注している企業は多くありますが、
それだとWEBのパフォーマンスを最大限発揮出来ません。
ですから当社では社内にコールセンターを持ち、その採用や営業の教育に
力を入れています。
電話でクロージング出来るトークスキルや営業力が当社の最大の武器であり、
他社との違いなのです。
大雪のせいで身動きが取れなかったときの教訓が、ここでも活かされているわけです。

中国まで訪問販売には行けないけれど

当社は現在さまざまな商品を扱っていますが、それでも通信関連が全体の80%を占めています。
ですので今後は通信以外の、新たに事業の核となる商材を見つけていきたいと考えています。
それとともに、今年から中国展開を視野に入れ動き始めています。
桁外れの市場規模を持つ中国で、メイドインジャパンの商品をこれまでと同じ手法で販売する。
まだ模索段階ですが今後最も力を入れていきたい事業で、来年には
中国進出第1号として地元福井で有名な包丁を扱う予定でいます。
今までとは規模の違う広がりを見せ始めた事業に、実際に商品を売る
クライアント様よりも僕たち自身がわくわくしています!
こうして日本全国のみならず海を越えて仕事が出来るのも、
1年目のあの大雪のおかげですから今ではとても感謝しています。
訪問販売では、中国までは行けませんからね(笑)。

野望を持つ肉食系求む

僕が思う理想の人材は、「野望がある肉食系」。
社会に出れば嫌なこともたくさんあり、自分に責任がなくても
頭を下げなければならない場面も少なくありません。
僕らの仕事ではとくにそういう状況が多々あります。
ですからそういった世の中の不公平さにめげず、責任を最後まで全うし、
それを糧に成長していけるような人材はとても頼もしい。
そしてそのために必要なのが個々の持つ野望であり、夢なのだと思います。
「社長になりたい」「将来年収いくらになりたい」。
そういう野望を持っているからこそ、理不尽なことにも前向きに対応していける。
自分の野望に貪欲な若者は、ぜひ当社の門を叩いてほしいと思います。

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