株式会社エヌリンクス 代表取締役社長 CEO 栗林 憲介


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代表取締役社長 CEO 栗林 憲介

代表取締役社長 CEO 栗林 憲介

設立 2010年3月
事業内容
    • 採用支援、求人広告事業
    • 放送受信料の契約・収納業務
    • Webプロモーション事業
    • 営業代行事業
    • 自社メディア運営
会社HP http://www.n-links.co.jp/index.php

ファッション感覚(!?)で始めたベンチャー業

学生時代に起業する思いはあったのでしょう。ベンチャーに魅力を感じていました。
ただ、その発想は単に当時流行っているファッションを追うような感覚でした。

そこにたどり着いたのも、大学受験に失敗したことが挙げられます。
同級生のほとんどは一流大学へ進学しましたが、
自分は違っていました。
この時点で周囲に差をつけられた感じがして「夢敗れたり」。この一言に尽きました。

そんなわけで大学一年の頃、俗物的な発想から営業代行をスタート。
光ファイバー関連企業で、フルコミッション制でしたので、成功報酬は絶対なものでした。

あまりにも容易く感じ、次のフィールドとして不動産の代行会社を立ち上げました。
立ち上げに際しての苦労はありませんでしたね。

両社とも反響が大きく、大手との契約へ繋がることもありました。
その規模も軽く数千万円超えるもの。社会的にもベンチャーに寛容であったのも
追い風となっていたと思います。

しかし、大学3年の10月頃、就職活動を機に両社との契約を打ち切りました。
でもそんな学生時代を通じて、「営業代行業は、気持ちさえあれば成果は上がるもの」
と体感できたのは良かったと思います。

社会人スタートは大手から

いよいよ社会人となる2008年、まずは大手に勤めようと決めました。
これは、私の家系も少なからず影響あったと思います。
そして、上場企業に入社しました。

大手で働いて感じたのは「固定給」という新鮮さ。同時に生温さも感じました。
研修しているのにお金をもらえるのですから。学生の頃のフルコミッションの時と
比べると、本当にありがたく感じました。

実は面接で「独立志向はある」ことを伝えた記憶があります。
今思えば「いずれは辞める」と公言しているようなもの。よく採用してくれたなと思います。

そんなことが言えたのも、当時はメガバンクなどをはじめ、
どこでも働ける時代だったからでしょう。

とはいえ、何をするにもお金はかかるものと思っていましたので、
とにかくお金を貯めようという目標を掲げました。

培ったノウハウを最大限活かし、いよいよ独立へ

社会情勢はサブプライムローン、リーマン・ショックと続き、
2010年には勤めていた不動産業界に危機感を覚えました。

このままではいけないと転職を考え始めた頃、
学生時代に携わった仕事の繋がりが転職のチャンスとなり、

それから1年くらいでしょうか。
一連の業務の流れ、資金繰りなどを把握でき、独立も大丈夫と確信を持ちました。

私にとって営業とは、学生の頃から長年経験を積み重ねてきた知識もスキルのある職業。
独立への決意が固まりました。

営業代行は非常に流動的で辞めるのが当たり前な世界でしたので、退職を申し出た時、
多少は止められたものの、それほど企業側も抵抗がなかったような感触でした。

そして当社を設立。3名からのスタートで、数年で100名を超える企業へと成長しました。
正直、こんな大所帯になるとは思ってもみませんでした。
3年間で20~30名、企業の認知度を上げた後に100名を目標としていましたので。

13時出社OK!?定着率の高い理由はそれだけじゃない。

当社の特長の一つとして、定着率の高さが挙げられます。
13時出社OKなど、様々な寛容な社内制度に、珍しいと思う方も少なくないはずです。
なぜこのような制度があると思いますか?当社は営業会社なので、効率・生産性が全てだからです。
ホームページでは、「なぜ13時出社か?」という質問に対し「起きれなかったから」
と冗談で答えてますが、真意は生産性を求めてこそです。
法内であれば夜の時間帯でも営業可能なので、
13時出社でも規定の労働時間勤務が可能。
また商材がその時間帯に適しているので、費用対効果に高くつながっていきます。

それらが魅力となり社員を奮い立たせ、定着率の高さにつながっているのでしょう。

また、私は社員が働きやすいよう、小さな改善を積み重ねてゆく毎日です。
日々の営業活動のノウハウ伝授、家賃制度の改善、社員のロールプレイングの環境整備など。
即座に対応する私と現場社員との物理的な距離感の近さも、定着する理由として大きい
のではないのでしょうか。

業界で生き抜くための術(すべ)を持つために

定着率が高いとは言え、やはり辞めていく社員はいます。
ただ、私は発展的な辞め方には歓迎です。
目指していたファイナンシャルプランナーとして活躍したい、
資金が溜まったので居酒屋経営をそろそろ始めたいというように、
明確なビジョンを持った辞め方には背中を押します。

私の知る一般的な代行業はシビアな世界。いきの良い人材を入れて、
不要となったらさよならするというのがスタンスでした。
人を使い捨てカイロのように、熱いうちに使い、冷めたら捨てる
というやり方は非効率。
それを反面教師として、「使い捨てカイロ」ではなく、「熟練パイロット」を
育てることを意識しています。

正直私自身、業界で生き抜くことしか考えていません。
自社を通じて世界を変えよう、価値を変動させようとも思っていません。

現在新規事業として立ち上げたWEB関連事業も、
来年の3月を目処にに検討している子会社設立も収益の柱があるうちと、
全ては生き抜く力をつけるため。
毎日が転換期です。

また私は、決してカリスマ社長にもなれないと思います。
社員一人ひとり、役員メンバーの生み出すアイデアに、「いいね」というだけです。

メッセージ -経営者は“キチガイ”しかやってはいけない-

正直に言ってしまいます。
新卒者の王道は、やはり大手企業に入社するか公務員になること。
学生に起業の選択はまず有り得ません。

上場企業に入って、研修を通じてきちんとビジネスマナーを学ぶ。
基本的ななビジネスパーソンとしての教育制度・合宿というのは大手ならではの魅力だと思います。
その大手に入るチャンスのある新卒切符をぜひ利用してほしい。

経営者は気狂いしかやってはいけないと思います。

起業するということは、本当に荊棘の道だと思います。
それだけに、余程の覚悟は必要です。
私は、本気でアクションを起こそうとしている子へ、夢や希望を語る気はさらさらありません。

過去に社長だった人が、現在何パーセント残っているでしょうか。
現在社長と呼ばれている人が、数年後、何パーセントいるか想像つくでしょうか。

それをわかって企業を目指すならば忠告しません。ぜひ経営者をやってみてください。

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