株式会社マジカルポケット 代表取締役 平田 茂邦


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代表取締役 平田 茂邦

代表取締役 平田 茂邦

設立 2003年4月1日
事業内容
    • 印刷サポート
    • webサービス
    • コンサルティングサービス
    • メディアサービス
会社HP http://www.mpocket.jp

インターンに参加した理由

もともと実家が商売をやっていたので、生活とビジネスが密接な環境で育ちました。
仕事に対しては、プライベートと境界線なんて無くて当たり前、ぐらいに思っていましたね。

起業へのきっかけはインターンに参加したことからです。
大学3年生の時、校内で行われた就職説明会に
企業側の採用担当者が来て話をされたのですが、その時に少し違和感を感じました。
仕事の内容どうこうという話よりも、大手企業の名前、
ブランド力を誇らしげに語っているように聞こえ、自分の中の仕事観とは大きく異なっていました。

こうして就職に対してすっかり興ざめしてしまい、卒業してから何をしようか考えました。
考え抜いて出した結論は「海外に行って視野を広げてきたい」ということでした。
そこで卒業するまでの期間はビジネスを学ぼうと思ってインターンへ参加することにしたのです。

インターン先は有限会社イー・マーキュリー(現:株式会社ミクシィ)。
社長1人でやっている、まさにベンチャー企業でした。
その分、ビジネスや経営を肌で感じられ、
会社に泊まり込みの生活もして、随分と濃密な1年間でしたね。

卒業後は海外へ。
約1年4ヶ月程海外で過ごしてみて、改めて日本の良さに気付くことが出来ました。
そこで、国益の為になるような会社、仕事をしようと決意して、帰国後に会社を創ったのです。

IR事業を選んだ理由

マジカルポケットの経営理念は「IRを通して顧客企業価値を向上し、社会貢献する」。
IR活動に関する様々な支援サービスを提供しています。

そもそもIRとは、Investor Relationsの頭字語で、
企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動のことです。
では、なぜこのIRを仕事に事業に選んだのか、事業内容を選ぶ軸は何か。
大きな2つの理由があります。

1つ目は社会的意義です。
海外に行って感じた想いを大事に、国の為になる事業であること。
そして、短期的なものでなく、永続的なものであることが重要です。

2つ目の理由は参入のタイミングです。
いくら良いビジネスでも参入のタイミングが悪ければ
失敗に終わってしまう可能性が高くなります。
会社を創った2003年頃は、国内ではIR活動の文化が低かったこと、
日経平均終値は7000円台で、ある意味ドン底でした。
そこからはライブドア事件、リーマンショックまで上がり調子だったので、
タイミング的にはバッチリでした。
ビジネスを成功に導くには内容も大事ですが、
こういった外部要因をいかにうまく掴めるかが大事なんです。

今後の展開について

IR活動のビジネスでは、5年後、10年後の中期的な展望は読みにくいのですが、
短期的展望と長期的展望に関しては考えています。

現在、日本国内の個人金融資産の8割を55歳以上の人が占めていると言われています。
従って2、30年後には、資産の世代交代が起こり、
今の若い人達に移行しているものと考えられます。
若い世代の人は、インターネットで情報を収集することに慣れていますので、
IR活動はより盛んになることは間違いないと思います。

短期的展望では、IRマーケットにおける弊社のブランド力、商品力、成長力が既にあるので、
その部分を伸ばしていこうと考えています。
現在では毎年300社くらいの企業様と取引をさせてもらっていますが、
より深いサービスを提供していくつもりです。
今まではAという商品だけを購入いただいていたお客様に対して、
Bという商品も購入していただけるように
より深くお付き合いをするようにしていきたいと思っています。
社員のレベルに関しても、ただ売っていたのを、
お客様の悩みやニーズを引き出して単価を上げるようにと言っています。

また、出資して、グループ会社になってもらったり、
個人投資家向けのイベントを買収して運営するなど、
より良いサービスを提供出来るように、商品ラインナップと人を拡充している最中です。

マジカルポケットの強み

弊社はマーケットで断トツのサービスがあるわけでも、
格段に優れたノウハウを持っているわけでもありません。
そうしたずば抜けた特長こそないものの、成長を続けられているのには理由があります。

弊社の目標はIRで社会貢献することです。
具体的に言えばIRの品質を改善し、業務負担を軽減すること。
それらを商品化、あるいは能力化して販売する取り組みを行っています。

品質を改善する取り組みとしては、品質を改善するデザインやシステムの開発をしています。
業務負担を軽減する策としては、オートメーション化してIRサイトの管理を容易にしたり、
東京証券取引所が提供するTDnetと連動して業務負担を減らすような商品があります。

そしてコンセプトを達成する為に、社員に対しても教育や研修に熱を入れています。
毎週金曜日に開かれる最新事例研究では、最新のIR事例を参考に、最新の知識をとり入れています。
他にもMBOという目標管理制度を定めており、現場ごとに異なる目標を設定し、実行しています。
理念からマネジメントまでの整合性が十分に取れている点が弊社最大の強みだと言えます。

IRについて詳しくない人達がいくらIRのことを議論した所で生産性が上がらないように
知識のない社員が何十人と集まって論議していても意味がありません。
そこで個人のレベルを上げる為に、勉強会を行ったり、自発的な勉強を求めているわけです。
また、その人の知識によって売れる商品や売れない商品があるので、
努力の成果が目に見えやすい点もポイントです。
こちらとしても評価がしやすいですし、何より自分で機会を作って、
成長をしていく姿勢が大切だと思っています。

求める人物像

長く働いてもらえる人であることが大前提です。
中途採用では転職回数が少ないという点を重視して見ています。
一つのことにじっくりと取り組める人という資質を備えていることが絶対ですね。

なぜその部分に重点を置いているかと言うと、
IR自体が長期的な勉強を必要とするものだからです。
IRの内容や仕組みが理解出来るようになって始めて、
面白さが分かってくるものだと思いますし、
会社としてもプロフェッショナルな集団を目指していますので、勉強は必須です。
ただやる気があるという気持ちだけではなく、
現実的に努力を積み重ねていけるかが大事です。

弊社は成長出来る環境が整っていることと、
クライアント側が大手で安定していている点でとても良いと思います。
人によっては同じ仕事だけを遂行していくことが安定化だと考える人もいます。
ところが、弊社ではそういった安定化とは一線を画していて、常に変化をしている会社なのです。
周りから見ても「マジカルポケットは変化しなくなったら面白くないよね」と
認知してもらえるような会社を目指していますので、
変化に対応出来る人で自発的に勉強が出来る人と一緒に仕事をしたいなと思っています。

ブランド志向を捨てて本当にやりたい仕事をやる

就職を考え出した時に感じたのは、ブランド志向の学生が多かったことです。
大手企業でも会社を作っているという意識や、
会社の仕事が好きでたまらないという思いがある人は良いのですが、
ただ会社に所属していることで満足してしまっている人は非常に残念だと思います。

仕事は一生懸命やってみるととてもやりがいがあって奥深く、面白いものです。
会社の名前や規模だけで就職先を決めてしまったら、
仕事の面白さに気付くことが出来ないかもしれません。
それは非常に勿体無いことです。

ブランドよりも本当に自分がやりたい仕事、興味のある会社で探してみて下さい。
きっと自分に合った仕事や会社はあるはずですし、
その方がずっと生き生きと仕事を楽しめると思いますよ。
仕事を楽しめたら人生も楽しめるということです。
素晴らしい仕事に出会えることを祈っています。

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