株式会社オンズホールディングス 代表取締役 新井 健太郎


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代表取締役 新井 健太郎

代表取締役 新井 健太郎

設立 平成22年11月11日
事業内容
    • グループ各社に対する経営指導及び経営管理
    • ディベロップメント事業、賃貸管理・リーシング事業
    • 住宅販売事業、設計監理事業、保育・シニア向け事業
会社HP http://www.onze-holdings.co.jp/

大学進学に疑念

もともと起業する気持ちはありませんでした。
学生時代、私は附属に通っていましたが周りは大学へ進学。
どうして大学にいくのか。それは必要なのかと考えていましたね。
しかし私自身もやりたいことはなく、専門学校のように専門的に学びたい気持ちもありませんでした。
だらけたことはありませんでした。
ただ中途半端ではいけないと、21歳まで好きな事をしようと考えたのです。

21歳に設定した理由は、周りよりも1つ早く就職することで1歩前に進めると考えたからです。
その3年間で、好きな事をやれました。そこで遊ぶことに満足できましたね。
そして21歳になりどんな職業に就くか考えたところ、自分には得意なことはなかった。
ただ、その中で武器となると考えたのが「人と接すること」。
そして私はインテリアメーカーに就職。営業担当になったのです。

私は3年間、この会社の仕事を続けて頑張ろうと決めていました。
この3年間というのは、上司に不意に言われた一言がきっかけです。
「お前も早く、年齢と同じくらいの給料を貰えたらいいな」
それで私の目標は変わりましたね。
ここにいたら、私は年齢と同じだけの給料しか貰えない。
それが私の理想ではなかったですから。
それでも会社に入った以上、やるべきことはやらないといけません。
だからこそ、3年間頑張ろうと決めたのです。

11人で起こした会社

3年経ち、自分の力で上を目指せるのは何か、と考えたところ“不動産業”に注目しました。
私は仕事で建築関係に足を運ぶことが多く、不動産業のデベロッパーを見ていたのです。
これだ、と思いました。
そして、不動産の販売会社に転職したのです。

社員と切磋琢磨し、1年。
その1年には、辛く、辞めたい時期もありました。
前職とは環境がまるで違いましたから。
それでも、ただ今辞めては負けたことになる。
だから、ここでトップになって惜しまれる形で辞めようと考え奮起しました。
すると、不思議なことにこの仕事が自分に合うのだと実感するようになったのです。
それから成績は急上昇。
上へ上へと登っていきました。

しかし成長する反面、もうここで学べることはない。とも感じるようになりました。
そして、7名と共に起業を目指すことになったのです。
右も左も分からない、そんなマイナスの状態から初めました。
その中で、会社を作り上げたのです。
しかし、考えの相違がでてきたのです。これは仕方がないこと。
だから、私はその会社を辞め自分のやりたいことを目指すようになりました。

それから11人と共に会社を立ち上げ、起業。
現在は3人までに減ってしまいましたが、これは想定通りでした。
起業には「個」が必要でしたからね。辞めて行くのは当たり前でした。
その中で私は、このメンバーの「接着剤になろう」と思ったのです。
学生時代、もっと勉強していたら違った道を歩んでいたかも知れません。
しかし、回り道をしたからこそ様々な人に出会い、色々な経験ができたのだと思います。
今が良いと思ったことはありません。
きっと、終わった後で感じるのだと思います。

組織とはどうあるべきか

私には技術力がない分、考えます。
「考え方を考える」こともしていますね。
その中で、“組織とはどうあるべきか”を深く考えました。
理念やビジョンをしっかりと伝えること。
時代と共に会社のやり方は変わってきます。
しかし、会社のあり方、理念は変わらないのです。
弊社は不動産で、大きなものを扱っています。
だからこそ、社員が変わっても会社は不変でなければいけません。
それが理念を伝え続けなければいけない理由なのです。

そして私は伝えるために、紙に書き連ねていました。
しかしリーマンショックの少し前、世の中はおかしくなり始めていたのです。
これでは紙を渡しても誰も読まないと感じた私は、社員を集めて直に伝えることにしました。
その時に初めて、成功の定義を話しました。
「成功」とは何か。
売上も上がり、周りからの評価も高かった。
しかし、自分では成功だと思えなかったのです。
自分なりの成功を社員に伝えましたね。

それから「幸せ」の定義など、伝え続けています。
難しく考える必要はないのです。
世の中に必要だと思われれば、残ります。
だから、経済ばかり求めてはいけません。
儲かるからやるでは継続できません。
したいことがあるから、やる。それが大切です。

“住”から広がるライフパートナーに

私は昨年、保育の事業を始めました。
これは意味があるかどうかは分かりません。
しかし、少しの可能性があればやる意味はあると思います。
そもそもの理由として、「女性の応援」と「名古屋の恩返し」でした。
年収は、年々下がっています。これは大手も同じです。
年収が下がれば、家庭も厳しくなり子供を育てるのが辛くなります。
これではこれからの世の中が危ういのです。
しかし、もし子供が優秀であれば世の中も良くなっていくと考えました。

もともと私は起業するときに「衣」「食」「住」である「住」を取り扱うのであれば、
お客様と最後までお付き合いしようと考えていました。
なので、入口と出口である保育とシニアの全てを受け入れる事業をするため動いています。
利益を追求するための仕事ではいけないのです。
弊社は家を提供しています。
だからこそ、その部分で手伝うことが出来ると思いました。
この事業は会社として見れば失敗になるかもしれません。
しかし、志をもって仕事をすることが弊社の信頼に繋がりますから。

100年先まで信頼される企業に

日本ではオリンピック開催が決定しています。
しかし、華やかな反面その年の2年ほど前から企業の中でババ抜きがスタートします。
ババを引いたら、潰れてしまいます。
これからの時代、今よりもさらに厳しくなるのです。
だからこそ、同じことをしていてはいけません。
そして継続するために、準備が必要なのです。

日本は素晴らしい国です。
実は日本というのは、世界の中で100年続いている企業が一番多い国なのですよ。
昔から今まで続けている、これはすごくて素晴らしいこと。
100年というのは、戦争を経験し資源価値がなくなったとしても続いていたということです。
だからこそ、日本の考え方を大切にして欲しいですね。
「継続する」、それが企業として成功なのです。

10年後、50年後、100年後、世の中に必要とされる企業となっていること
それが、弊社が目指すべき場所です。
100年後には私は生きていません。
それでも、私の意思を継いでくれる人がいればいいのです。
私はその礎を作るためにここにいます。

若いうちから安定をもとめてどうする

20代のうちに頑張らなければいつ頑張るのか。
私は常に、そう思っています。
会社に入っても長続きせず辞めてしまう。
それではこの先、食べていくことはできません。
またマスコミに影響されて、考え方がネガティブな人が多いです。
だから、そこから変えていきましょうよ。

「1人の力では何も変わらない」
そんなことはありません。1人でも変えていけますよ。
だから安定を求めにいく考えを一度やめてみてください。
新しい価値観をもって生まれてきたのですから、
それをもっと違う形で輝かせていきましょう。
起業でも、新しいもの見つけていきましょう。

日本の水準は高いです。
世界でも日本は、自分のことを不必要だと思っている傾向が強いです。
若いのだから、もっと自信を持ってください。
前に出て、もっと俺がやる。
その気持ちを強く押し出してください。
若いからこそ、失敗が出来るのですから。
自分がどんな大人になりたいのか、「個」を出して頑張ってください。

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