代表取締役CEO 松田 智久

代表取締役CEO 松田 智久

設立 2009年11月1日
事業内容
    • WEB・広告業界向けのキャリア採用コンサルティング事業
会社HP http://www.tym-co.net/index.html

起業ストーリー過去/現在/未来

平成13年。
大学卒業すると同時に父が経営するロジスティック企業に入社。

そこで物流システム、組織構築のノウハウを学び、人材系の会社へ転職。
主にマーケティングと組織の総括、事業の立ち上げを実践しました。
特に企業の立ち上げを任された経験は、起業する際に大いに役立ちました。

その後は、大手モバイル通信系キャリアへ入社。そこではマーケティング部門に所属し、
上流工程のマーケティング戦略を企画、実行を行ってきております。

そうした他業界での経験が、TYMコーポレーションを設立したと言えるでしょう。
『信頼の絆で、WEB・広告業界を盛り上げる』を経営理念とし、
WEB、モバイル業界向けの人材紹介事業。IT企業への戦略コンサルタント、
各種コンサルタント事業の他、教育事業、マーケティング事業にも力を入れています。

起業立ち上げの動機は

もともと、子供の頃から父や祖父母の企業経営を見ていく中で、
経営者の喜怒哀楽、そして難しさというものを子供ながらに感じていました。

そんな、周りの人達が起業家という環境の中で、
私の中に将来会社を作ってみたいという思いが、漠然と芽生えてきました。

弊社を設立した目的はインターネットを通じてよりよい社会を創造する為です。
それは、これまで私が過ごしてきたキャリアの中で、
インターネットこそが、社会を創る唯一の手段だと確信したからです。

その中で人材という業界を選択したのも、
これまでのキャリアを通じて、企業にとって人材が如何に大切であり、
その人達が使命感を持って仕事に取り組まなければ、企業の成長はありえない。
それを実体験を持って感じたからでした。

営業拠点を増やしていく

WEB、広告業界向けのサービスを作る。
これをコンセプトとし、特に着実に実績の上がっている人材紹介サービスを
より世の中に浸透させる。
その為に大阪、福岡への展開。
さらには海外へ行きたい方や逆に日本へ行きたい方向けに
アジア圏にも営業所を作り、事業のグローバル化も目指しています。

しかし、営業所を増やす、グローバル化を目指すと言っても、
問題は山積しています。
実際に現在も営業所を展開していますが、
事業が成功している所は、正直ごく一部でしかありません。

それは一体何故なのか?
私は、それを大阪支社での大失敗を経て気付くことができました。
大阪支社での失敗の要因は、TYMのDNAを受け継げられなかったことにあります。
当時、支社の立ち上げをしていた私は東京~大阪間を何度か行き来していた程度で、
現地の社員達に弊社が掲げる理念や、私自身の思いを伝えきれなかったのでしょう。

もしも、TYMの常識を持った人間が現地へ赴任して拠点を立ち上げ、
現地の社員達が責任を持ってDNAを受け継いでいれば、
また、違う展開ができたでしょう。

今後、各地に営業所を増やすにあたり、このことが重要になるでしょう。
事業を成功させることができる営業所作り、この仕組みを確立していきたいと思います。

横の組織、フラットな組織、仕組み化された仕事

今後、採用を重ねて社員数も増えていけば、より濃密な組織体制が求められます。

実績のあるサービスで培ったノウハウを、
他の事業部に活かしていけるような横展開が可能な組織。

あるいは、WEBメディア事業やグローバル事業を新たに創設して、
そのタスクだけに特化した10~20人のフラットな組織。

私自身、このような組織体制は今後の展望として既に考えていますし、
WEB、広告業界のナンバーワンエージェントを目指す為にも必要だと思います。

その為には既存の社員だけでは叶わないかもしれません。
今後入社してくる社員達には、即戦力として活躍してもらう必要があるでしょう。

ですが、人材育成という面では弊社には一日の長があります。
それは、会社の仕事が仕組みとしてしっかりしていることです。

人材紹介業の仕組みが確立している弊社では、
同時に業界の知識や人材紹介の知識も豊富にあります。
従って、ちゃんと教育していけば十分活躍できるだけの戦力に成長するでしょう。

もちろん、成長するかはその人次第。
ですが、仕組みがしっかりしている以上、インターンでも新卒でも中途でも即戦力になれます。
あとは、モチベーション次第ですね。

Web・広告業界を盛り上げる

目標としてあるのが2021年までに売上100億。
そこに向かっていく為にどんな事業を展開していくか?
現在はそれを模索している最中です。

ただ、今後事業を拡大していく中で3~5億の売上を出した事業部は、
切り離して分社化し、リーダーが社長として事業をきちんと見ていく。
そんな会社が10社くらいある、そんなイメージの組織体を作り上げて
目標を達成していきたいと思います。

また、『信頼の絆で、Web・広告業界を盛り上げる』
この弊社の企業理念に関しては、その為のソリューションサービスを作り上げる。
というのが、今後のビジョンとして存在します。

人材紹介事業は勿論、アジアを中心として海外進出。
自社でのメディアやWEBサービスを始めていくことも考えています。

そして、人、物、金、情報と経営の基本がある中で、
最終的には金というフェーズへ上がっていきたいので、
その為にはベンチャーキャピタル事業という目標。
あるいは、これからインキュベートしていく会社にどう関わっていくか?
そしてそれをどう事業にしていくか?
このあたりを形にしていきたいと思います。

成果を導きだす行動をとる

私が新卒採用をしてきたのは、
既存の社員のモチベーションの向上や、会社の雰囲気が変わること。
そう思い、これまで採用に力を入れてきました。

ただ、最近は『新卒だから採用した』『新卒だから良い』
といった考えが無くなりました。

現在、弊社ではインターン生が二人ほど仕事をしていますが、
そんな彼らは、目に見える形で、会社に貢献してくれているのです!

たとえ学生であっても、『三か月で成果を出す!』と言い切れたり、
『新しいことをやりたい!』と力強く思っている人達と仕事をしたいと、
強烈に思っております。

そんな強い人達が集まっている集団に、TYMコーポレーションをしていきたい。
今はそう思っています。

従って、私が求める人材としては、
キチンと成果を出すと宣言できたり、分からないながらもやりますと言い切れる。
そんな元気の良い人達ですね。