株式会社リップル・キッズパーク 代表取締役 三富 裕哉


LINEで送る
Pocket

代表取締役 三富 裕哉

代表取締役 三富 裕哉

事業内容
    • 子ども向けオンライン英会話レッスンサービス
会社HP http://www.ripple-kidspark.com/

オンライン英会話と出会う

「日本の英語教育を変えてやる。」
私の起業には、当初それほど崇高な想いは全くありませんでした。
ただただ必死になって、目の前にあったビジネスチャンスに飛び込んだ。
結果として、「英語教育を変えなくては」という思いに目覚めたのは事実ですが、
実は初めからその様に考えていたわけではありません。

初めてオンライン英会話というビジネスモデルを知った時、私はかなりの衝撃を受けましたね。
私には、このビジネスが、巷にあふれる英会話事業とは一線を画しているように見えたのです。
元々起業を考えて、準備を行っていた時に知る事が出来たこのビジネス。
これに飛びつかないという選択肢は私にはありませんでした。

IT系企業出身の私は、幸いシステム制作などに困る事はありません。
自分でそれらの事を行いながら、講師さえ確保できればサービスインできる算段だったのです。
しかし、この講師獲得が容易ではありませんでした。
どういう結果になるのかもわからないままに渡ったフィリピンで、
運も味方にしてようやくサービス開始にこぎつけたのです。

英語が話せない人のためのサービス

講師の確保のために渡ったフィリピンですが、創業メンバーは皆ほとんど英語が話せません。
早々に壁にぶち当たり静養も兼ねてセブ島に向かったのが幸いしました。
そこで出会った、日本人企業家の方との縁を得て、
まずは講師を業務委託で借りる形で会社のスタートを切るまでにこぎつけたのです。

しかし、普通に大手のオンライン英会話を真似ただけでは
自社独自の強みも持てず勝機はありません。
そこで考えたのが、子供向けへの特化。
子ども向けという所に目を付けたのには、
私自身の経験も大きく関わっていました。

そもそも、既存のオンライン英会話サービスは、
ある程度の英語力を持った人が、実践の場として利用するもの。
私の様な、英語が苦手な人がその様なサービスを利用したとしても、
ついていく事は出来ないのです。

子どもって今の自分と同じじゃないか。
そう、私は考えました。
日本語しか話せず、親から言われてしょうがなく教室にやってくる。
英語の実力もなければモチベーションもない。
そんな姿が私と重なったこともあり、
未だ誰も手を付けていなかった子供向けオンライン英会話という領域に飛び出したのです。

子供向けである為の三つの困難

しかし、子供向けのサービスは思いもよらない困難が待ち受けていました。
スカイプでフィリピンとつないでレッスンというビジネスモデルの根底に、
子供向けに提供するのに向かない幾つかの理由があったのです。
弊社が事業を開始して5年ほどたちますが、
未だ大手が参入して来ないのもそういった理由があるからだと思います。

まず理由の一つは、子供向けという性質上、講師の教育が必要不可欠であるという事。
フィリピンは離職文化。
一つの会社にずっと勤めるという事が、そもそも一般的でないため、
時間を掛けて教育をしたとしても退職してしまうリスクが非常に高いのです。
折角育てた先生を失うというだけでなく、相手がお子さんですので、
大好きな先生が居なくなってしまうこと自体が大問題となります。

理由二つ目は、親と子の両方を満足させなければならないという点。
親御様がどんなに良いと思ってくれても、お子さんが付いてきてくれなければ意味がありません。
当然逆もしかりです。

最後に、子供向け英会話を選ぶ基準が「安さ・手軽さ」だけではないという問題。
大人向けであれば高い料金を払って通い型のスクールに通うより、自宅に居ながら安く大量に、
しかもマンツーマンレッスンできるオンライン英会話は明らかに魅力的なサービスです。
しかしお子様向けの場合、必ずしもマンツーマンが最良ではなく、
友達と一緒にわいわいレッスンするということが重要であったり、
手の届く範囲に先生が居る、というふれあいが重要と考える方も少なくなりません。
いずれ全てのお子様が、通い型を捨ててオンライン英会話1本に絞るということは考えづらく、
市場規模が限られているという点が上げられます。

オリンピックを追い風に

挙げてきた問題点。
これらに対処する為の近道などはありません。
目の前の問題に対し、本当に泥臭く、一生懸命に接することで一つ一つ解決するしかないのです。

しかしそんな中、日本社会は英語教育に対して追い風を吹かせます。
グローバル化等という言葉は昔から使われているものですが、
これまでを見ても実際の教育現場にあまり進展は見られていないように思えます。
英語教育を変えなくてはという焦りと、現状維持バイアスの狭間で足踏みしているうちに
今に至るという状態です。

そんな状況を打開したのが「東京オリンピック招致決定」というニュースです。
冷静に考えれば「オリンピックがあるから英語が必要」というのは聊か乱暴な理屈だと思います。
しかし世の中の流れを英語教育改革になびかせるのには
十分インパクトのある象徴的なイベントだったと思います。
事実それ以降、目覚しいスピードで英語教育改革が進んできています。

しかし、まだまだ公教育だけで活きた英語力を身につけるのは難しいのではないかと思われます。
そこで、弊社のような民間企業がニーズの受け皿になるべきと感じています。

なぜ必要なのか

「英語ってなんで必要なの?」
今の教育現場では、これらの疑問に対して
十分な答えを生徒たちに教えられていないと私は考えています。

そもそも英語が出来ないとなれない職業があります。
英語が出来たほうが有利に働く状況というのも沢山あります。
しかし日本で生活する子供たちにとって
英語の必要性を肌で感じる機会はとても少ないと思います。
多くのお子さんが「学校の教科だから」「受験科目だから」という理由で
英語を勉強しているのではないでしょうか。

かつての私も、英語を無駄だと考える生徒の一人でした。
中学高校で、英語の授業はそのまま睡眠時間に変換されていましたね(笑)
しかし、実際にIT業界で働くようになると、考えは変わってきます。
IT文化の発信地はアメリカ。
そこで発信された情報は、翻訳されて日本へと入ってきますが、
それにはどうしても時間がかかってしまいます。
源流である英語が読めさえすれば、もっと早く情報が手に入るはず。
そう思ったことも少なくはないのです。

英語がいかに重要なのかということをしっかりと伝え、
子供たちそれぞれが自らの意思や希望により英語を学べる環境が、
今は求められているのではないでしょうか。

子供と英語の総合会社

弊社が目指すのは単に「オンライン英会話を提供する会社」ではありません。
子どもが英語に興味を持ち、好きになり、使い、話せるようになるための会社でありたいのです。
キーワードは子供と英会話。
目指すのは、子供と英語の総合商社と言えるでしょう。

現在、オンライン英会話はアウトプットの場として機能しています。
つまり、英語を話す場としてあるという事ですね。
一方で、インプットの方はまだまだ不足していると言わざるを得ません。
弊社は、英語自体を学ぶ場としてインプットの提供もしたいと考えています。
どのように英語に触れてよいか分からないお子様、
触れさせたらよいか分からない親御様の駆け込み寺として
インプットアウトプットの両面から支える事が出来る会社でありたいのです。

この目標を達成するためには、共に働いていく仲間が必要です。
弊社は現在3名のインターンを受け入れ、
大きな責任と裁量権を持ってプロジェクトに従事してもらっています。
言われたことをやるだけではつまらない。
「大きな仕事を任せて欲しい」そういう想いを持った人にぴったりの会社です。

LINEで送る
Pocket