株式会社Black Beard Design Studio 代表取締役 岸 孝侍


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代表取締役 岸 孝侍

代表取締役 岸 孝侍

設立 平成22年6月9日
事業内容
    • ゲーム、パチンコ等のグラフィックデザイン
    • 3DCGの請負業務
会社HP http://www.kurohige.jp/index.html

かっこいい大人になりたかった学生時代

子供の頃は社長になりたい、または起業をしたいとは思っていませんでしたが
中学の頃には、将来デザイナーになりたいと考えていました。

「自分が一番、絵が上手い」

子供であった故に、そう思っていました(笑)
そもそも絵を描くことしか取り得はありませんでしたし、勉強も嫌いでしたから
このまま大人になってもデザインを続けて、「かっこいい大人になりたい」と考えていました。

そんな私に転機が訪れました。
「かっこいい大人」になるために、高校も美術系の学校に行こうと決めていて、
入ってからも美術を黙々とやっていました。
そんな中、美術系学校に入ったにもかかわらず、美術ではない道に就職をする人がいました。
そんな姿を見ていたら「油絵で食べていけるのか」と焦りが出てきました。
大学ではプロダクトデザインやCGの勉強をして、
大学でも、ゲーム会社に行こうと考えている人は少なかったため、
ゲームの仕事に就こうという考えに至ったのは本当に最後でした。

そして目指すものが決まった私は卒業制作でゲームを1本作ったのですが、
いざ就職活動をすると難しい。

大手に入るほどの画力はありませんでしたし、
専門的な技術を身につけてもいませんでしたからね。
そんな中、私は唯一あるゲーム開発会社に採用されることとなります。

ゲーム会社で3Dを一から学ぶ

初めて入った会社では、3Dを1から学んでいました。
フリーランス契約だったこともあり、随分と自由にやらせてもらえた覚えがあります。

クリエイティブな活動において、弊社で行っていることがあります。
より良いパフォーマンスを出すために、
時間をしっかりと決めて仕事することも大切ですが、
本人にある程度任せて動いてもらっています。

私が夜型で、朝に弱いというのも理由ですけどね。
そして会社に入ってから1ヵ月後に、現在の仕事仲間となる長水と出会いました。

そして、働いていた会社がゲーム事業を撤退するタイミングで、私は起業を決意しました。

もともと5人で起業をしたのですが、自社内で開発するようになった時には
15人程に膨れ上がっていました。

しかし、いくつかの問題を抱えていました。
「これ」といった売りがあったわけではなく、強い後ろ盾があったわけではなかったので、
立ち上げてから数か月は仕事がない状態でした。
そのため、営業活動をしながら仕事を請けていました。
今考えると何をやっているのか、と思いますね。
ずいぶん冒険したなぁと。

辛いこともありましたが、やり続けて行けば「どうにかなる」とその時に学びましたね。

グラフィックに特化したクリエイティブ集団へ

起業当初こそ仕事を取ってくることは出来ませんでしたが、
「グラフィックに特化しています」と強めに押したことが成功してからは、
仕事が徐々に来るようになりました。

その影響から他の滞っていた仕事も、上手く回るようになりました。
ただ「ゲームのグラフィック全般を引き受けます」と言っていたので、
クオリティの維持は大変でしたよ。

最初の頃は派遣の方を多く雇っていたので、
入れ替わりが多く、会社としてどれだけの実力があるのかは分かりにくかったのですが、
それでも何とか繋いでいましたね。

他社との差別化を特に考えているわけではありませんが、
起業当初から重点を置いていることがあります。
それは、弊社内で受けた仕事は全て、最後に私や長水を通してる点です。
もちろんプロジェクトごとにリーダーはいますし、まとめ役など分野に分かれてはいますけどね。
お客様に任せて良かったと声を掛けられるのが嬉しくて、
その時に「最後までチェックをして良かった」と思いますね。

クオリティを維持すること、これがもしかしたら差別化になっているのかも知れません。

いまを壊さず底上げをする!

弊社の強みは、「0」から始まっていることです。
何もない状態から今に至り、良い仕事をしていることで、
次のお客様を紹介していただけているので、知り合いが増えて行く一方です。

なので、これからもこのスタイルは変わることはなく、
世の中を通しての仕事の減少はあっても、
会社内だけの仕事量を考えれば膨れ上がっていくと思います。

それに伴い、今後は3桁のデザイナーを抱えていきたいと思っています。
ただ、今の雰囲気を壊さず、増やしていきたいですね。
現在のオフィスは、もともとカフェなこともあり開放的で過ごしやすく、
業務中は音楽も流しているので、隣席とも話しやすく、じっくりと仕事に取り組めます。
規模の大きな企業になればなるほど、
社員間の関係が希薄になってしまうのは仕方ないことだとは思いますが、
意識をしっかりと共有したまま会社を大きくしたいですね。

事業としては新事業を常に考えてはいますが、
実現する前に、駄目な部分を見つけてしまうので、現実化できていません。
もちろん、私たちは新しいことのみを目指してはいません。
今あるベースを大事にし、底上げをしていくことも十分に楽しいですからね。

「自由」をはき違えてない人を求めています

私と長水の両方ともに「自由」という言葉が好きです。

起業した当時、海賊ものが流行っていたこともあるのですが、
カリブの海賊などを見ると明るく感じるんですよ。
中でも特に「黒ひげ」に憧れていましたね。
もちろん悪事を働く部分は抜きで考えてですよ(笑)

そして、それが社名にも繋がっています。
明るく、皆で楽しむ時は楽しみ、やるときはやるといった
メリハリを出せるような会社を目指しています。

それと、経営理念とは別の私個人の考えなのですが、
「人を人として見る」ことが、会社にとっても個人にとっても大切だと考えています。
社員や初めてお会いする人、営業先の人でも当てはまることなのですが、
人と接する時にあまりにも恐縮してしまっていては、
その人が見えてこなくなってしまいます。
同等な立場として相手を見ろと言っているわけではなくて、
相手は「人」であることを忘れてはいけないという意味です。

何を感じて何を思っているのか、
何を嫌がっているのか、ということを常に考えて話をしています。

弊社は2013年に3名の新卒を取っていて、2014年も新卒を採ろうと考えています。
その中で弊社の求めている人物像というのは、
「自由」という言葉をはき違えていない人ですね。
自由というのは一番大変なことで、怖いことです。
何をやってもいいわけではなく、どこまで行っていいのか
そういったフレームがあるわけでもない、自分で全部決めなければいけませんから。

やりたい事をやってほしい

学生の内に大いに出来ること、それは「やりたいことをやればいい」ということです。
例えそれがお金や実益に直結しなくても、です。

もちろん家の都合などで、進みたい道を歩むことが出来ない人もいると思います。
それでも「やりたいこと」への想いは諦めず、絶対に捨ててはいけません。
そうすれば、どこかのタイミングで誰かと出会い、繋がることがあるからです。
なので「やりたいこと」は常に心に持ち続けて欲しいですね。

中には「やりたいことがない」という人も少なからずいると思います。
もしかしたらその方が多いかも知れません。
そういった人はそこまで考えこまなくても大丈夫ですよ。

「これが楽しい」だとか「お金が欲しい」というものでも良いのです。
そういったところから、深く入り込んで行くことも出来ますから。

そして、それを通じて自分を見つめることで長所を探すことも出来ますしね。
焦らず無理に見つける必要なんてありません。
いつか見つけることが出来るので、それまで、自分の想いを大事にし続けてください。

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